外食で迷ったらココへ行け!管理栄養士が選ぶおすすめチェーン店三つ
こんにちは。管理栄養士の圓尾(まるお)です。
(はじめての方はこちらからどうぞ)
外食続きだったり、食生活が乱れていて、
「なるべく身体に良いものを…」という時の
お店選びで困ったりしていませんか?
そうそう身体に優しい定食屋さんや
オーガニック野菜にこだわったお店が
どこにでもあるわけではないですし、
そんなに毎回毎回お金をかけてもいられませんよね。
そこで今回は、
管理栄養士の圓尾が選ぶ、
チェーン店の中で身体に優しい食事を食べさせてくれるお店
を三つご紹介したいと思います。
※ 4月24日、初めての著書が発売になります!
外食で迷ったらココへ行け!おすすめチェーン店三つ
一、大戸屋
「家庭食の代行」を理念とする大戸屋さんは、
豊富な和定食が魅力の一つ。
価格も大体が千円以内。
母親が作ってくれた優しい食事。
それを外食で再現しようとしているのですから、
こだわりが半端じゃありません。
出汁に使う鰹節は、一般にはほとんど流通していない
本枯節を使用。
しかも、毎日店舗ごとに削り、削りたてを使っています。
豆腐まで店内で手作り。
大豆は北海道産大豆を100%使用。
大豆の自給率は21%です。
そんな中、わざわざ100%国産を使っているチェーン店が
どれだけあるでしょうか。
大戸屋で料理を注文すると、
ファミレスで待つより長い時間を待つことになります。
これは、すべて各店舗の店内で一から調理をしているから。
これがちゃんとした食事を作るのにかかる適正な時間なのです。
一箇所で大量生産し、各店舗に運んで
温めて出すだけのチェーン店とは一線を画します。
ごはんも五穀米をはじめ、
いろんなトッピングをすることができるの嬉しいところ。
僕はいつも五穀米大盛りをいただいています。
(参考: 大戸屋ホームページ)
二、おむすび権兵衛
その名の通り、おむすびのお店です。
おむすびの命、お米に対するこだわりを
ご紹介しましょう。
お米はすべて各店舗ごとに農家さんと契約して
信頼のおける生産者からのみ仕入れています。
その選定基準は環境保全型農業を行っている農家さんであること。
なるべく農薬や化学肥料を使わずに、
良いものを作ることに情熱を燃やして
米作りをされている方々から仕入れているのです。
さらに、おむすび権兵衛で働く人は
店長からアルバイトに至るまで、
総出で契約農家さんの田んぼへおもむき、
田植えから稲刈りまでを手伝います。
そんなお米の生産に直接関わった従業員たちが
各店舗で握ってくれるおむすびは格別です。
おむすびは白米だけでなく、玄米おむすびも豊富。
さらに大きさも通常のおむすびの1.5倍と
食べごたえ十分なのも嬉しいところ。
糖質制限なんてどこ吹く風、
たっぷりのお米をよく噛んで食べて
心も身体も元気になりましょう。
店舗内で食べられるところも多くあります。
味噌汁や豚汁をつければ立派な食事になります。
(参考: おむすび権兵衛)
三、名代 富士そば
数多ある立ち食い蕎麦店で際立っているのが富士そばです。
安い立ち食い蕎麦では当たり前だった、
茹で麺や蒸し麺を改善し、
生そばの茹でたてを水でしめて提供する
のを始めたのが富士そばです。
そのしっかりコシが感じられる麺に
合わせるつゆにもこだわりが。
独自の機械で作られる出汁は、
作りおきでない出来立てを使用しているから
美味しいのです。
かえしの醤油は小豆島の醤油を使い、
防腐剤は使わないというこだわりは、
栄養の専門学校を出ている社長ならではなのかもしれません。
江戸時代は間食としても愛されていた蕎麦。
「ちょっと小腹が空いたな」という時に
砂糖や油が満点の洋菓子に走らず、
たまには蕎麦なんてのも、乙でげすよ。
(参考: 名代 富士そば)
まとめ
いかがだったでしょうか。
どうしてもチェーン店というと、
コストを抑えて「早い」「安い」「うまい」を
追求するお店が多く、健康面はなおざりにされがち。
そんな中、真面目にお客さんの身体を考えながら
美味しい食事を提供してくれるお店もあります。
こういうお店を使う人が増えて売上が上がると、
間接的にその企業を応援することにつながります。
そうなれば、良いお店も増えていき、
環境が変わっていきます。
ぜひ、周りの方にも教えてあげてくださいね。
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