管理栄養士の僕が普段の食生活でしている工夫
こんにちは。管理栄養士の圓尾です。
よく、
「栄養士さんって普段何食べてるんですか?」
と聞かれたりします。
やっぱり栄養士たるもの、誰しも多かれ少なかれ食生活に対して自分なりの工夫があったりするものです。
それも栄養士によって全然違っていたり、一般の人が想像するようなものとは違っていたりします。
今回は僕が普段の食生活で意識していることを一つご紹介しましょう。
それが、
“旬”を感じながら、食べるものを選ぶということ。
日本は世界の中でも珍しく四季がハッキリしていて、
海の幸も山(里)の幸も季節に応じて変化します。
人間の身体の状態も季節の影響を大きく受けます。
そして、これが不思議なことなのですが、
旬のものというのは、その季節を生きる人間の身体が必要としているものに、自然となっているのです。
たとえば、
トマトやキュウリなどの夏に旬を迎える野菜は身体を冷やしてくれますし、
冬に旬の大根やごぼう、里芋などは身体を温めてくれると言われています。
根菜が身体を温めるというのは、東洋医学的な考え方で、
栄養学的にきちんと説明がされているのかどうかはわかりませんが、
不思議なもので、旬を意識して食べものを選ぶようになってからは、身体が自然と旬のものを好むようになりました。
そんな体験もあって、
栄養学うんぬんの前に、僕は自分の身体が欲するものを食べるようにしています。
僕がこの冬にトマトやキュウリを口にしたことはほとんどなく、ほんのわずかです。
それも、外食をした時に付け合せでついてきた野菜やサラダなどで、
スーパーや宅配サービスで買い物をした時には一度もカゴに入れませんでした。
そのかわり、
大根、白菜、ごぼう、里芋、ほうれん草、さつまいも、レンコンあたりはヘビーローテーション。
果物ではリンゴやみかんなどの柑橘類です。
これが不思議で全然飽きないんですよね。
現代では農業が発達したり、海外からも食べものが入ってくる関係で
年中あらゆる食べものが手に入ります。
でも、季節はずれの野菜は自然と身体が欲しがらない。
旬を意識し始めるようになってから、そんなふうに身体が変わりました。
旬のものを食べるって、季節を感じることなんだと思います。
暦や季節の移り変わりを感じながら生きることによって、
身体も自然と季節に応じた食べものを求めるようになるのでしょう。
反響があれば、他にも食生活で意識していることを書いていきたいと思います。
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