〜管理栄養士がゆく〜 台湾(台北、台南)三泊四日の食いだおれ旅行記 まとめ
2018年10月1日から4日の三泊四日で、初めての台湾旅行に行ってきました。
台湾は人もやさしいしホテルも清潔で快適で
食べ物も安くて美味しく、とにかく最高でした!
日本からも近いし、旅行先としてメチャメチャおすすめです。
この記事では、管理栄養士である僕が旅行した台湾を食事主体の目線で記録していきます。
これから台湾へ行く人の役に立てば幸いです。
一日目 成田〜台北
成田から台湾の桃園国際空港まで
成田から台湾の桃園機場までは片道三時間半ほど。
成田空港発までは渋谷からリムジンバスを利用しました。
(リンク: Airport Limousine)
バスの料金は片道3100円で、所要時間は約二時間。電車より少し時間はかかりますが、
事前にチケットを取れば確実に座れるのが良いところです。
運良く、富士山を真上から見ることができました。
台北の空港は二つあって、
もうひとつの松山国際空港のほうが台北の中心地からは断然近いです。
しかし、桃園国際空港も電車で都心まで30分ほどなので
成田から東京ほど離れているわけではなく、それほど不便は感じませんでした。
現地の空港でポケットwi-fiをレンタルすると便利
台北でもスマホを使えるようにするため、空港でレンタルのポケットwi-fiを契約しました。
空港の出口付近に写真のようなお店があります。
本当は事前に予約したほうが安いらしいのですが、当日お店に行ってもすぐ借りられます。
日本で借りるよりも現地で借りたほうが全然安いので、現地で借りるほうが断然おすすめです。
中国と違ってLINEもGoogleもFacebookもすべて日本と同じように使えます。
速度も全然遅いと感じることはなく、普通にSNSを使ったりするぐらいはまったく問題なかったです。
帰りに空港に来たときに同じお店で返却すればオーケーです。
桃園空港から台北へ
桃園空港から台北の中心地までは電車で向かいました。
悠遊卡という、日本のSuicaみたいなカードを手に入れると便利です。
駅の券売機で簡単に手に入ります。これにチャージして使う感じですね。
券売機の近くにいた係のおじさんが親切に購入を手伝ってくれました。
台湾の人は総じてとっても親切で、日本人のことが好きな人が多いです。
なぜ台湾で、これほど日本人のことを好きな人が多いのか
これを機にそういった学校では習わない部分の歴史に興味を持つのも良いでしょう。
僕は現地の人と片言の中国語と英語で話しましたが
それなりの英語が話せれば全然問題ないと思います。
店員さんなど、街中の人は日本人よりかは英語ができる感じでした。
現地の地下鉄(捷運/MRTと言います)は日本の電車より全然安いです。
空港近くはのどかな田園風景が広がっています。
どこか日本と似ている感じで、異国に来たということを忘れてしまうぐらいです。
台北で一番有名な夜市「士林夜市」へ
台湾はホテルも安いです。
一泊目に泊まったのが台北でもっとも有名な夜市「士林夜市」から徒歩10秒という驚異的な立地のグランディホテル。
ホテルの玄関を出てすぐがもうこんな感じ。
でも、ホテル前のセキュリティはしっかりしてますし
部屋の中は静かで全然騒がしい感じはありませんでした。
ここでもホテルの従業員のお兄さんがホントに親切。
初めて来た国の初めて泊まるホテルでこういう対応されると、心掴まれちゃうなあ。
一泊12,000円という価格ながらホテルは清潔で、ビュッフェ形式の朝ごはんも充実していました。
翌朝の朝食。おかゆに豆乳、そして果物。
このおかゆの上に乗せるいろんなトッピングが美味しい。こんなおかゆの食べ方、いいじゃないですか。
さて、夜一です。
まずはこの雑多なアジア感満載の雰囲気に大興奮。
ちなみに、こう見えて(?)治安はすっごく良いです。
タクシーの運転手さんも「台湾は日本や他の国と比べても本当に安全だよ〜」と言っていました。
もちろん海外にいるということを忘れずに、最低限の警戒はしたほうが良いでしょうけど。
もう我慢できないのでそろそろいっちゃいましょう。
まずは有名な牛肉麺から。
くあ〜〜〜、メチャクチャ美味しい!!
ペラペラのレンゲが気にならない美味しさ。
この牛肉麺がホンットに美味しく、結局旅行中一日一杯は食べてました笑。
スープも日本のラーメンほど塩味が濃くなく、全部飲み干せちゃう美味しさ。
到着して最初の食事ということもあるかもしれませんが、このとき食べた牛肉麺がいちばん強く印象に残っています。
そしてこれがもうとにかく安いのです。
この麺も一杯150円とか。
他にもたくさん屋台が出ていて、肉まんみたいなのとか、唐揚げみたいなのとか
コンビニで台湾ビールも買ってそのへんに座って食べてました。
このゆるい雰囲気、これこれ。
これが日本になくてアジアにある良さですよ。
ただし規制の関係なのか、お酒はあまり屋台では売っていません。
でもコンビニでは普通に売っているので、お酒はコンビニで買いましょう。
ウェットティッシュとゴミ袋があると便利です。
やはり台湾に行ったらこういう夜一は必須で訪れたい場所です。
台湾の自然食のお店 「Maji Maji 集食行樂」へ
今回は台湾の食事情を見ることが大きな目的だったので
台湾の自然食のお店「Maji Maji 集食行楽樂」へ。
リンク:Maji Maji 集食行樂
士林からタクシーで移動しましたが、タクシーもとにかく安い。
15分ぐらいの移動なら500円しないぐらいで移動できます。
台湾での移動はかなりタクシーを多用しました。
タクシーの運転手さんも、とにかく親切です。
一人目の運転手さんは僕が日本人だと分かると
「台湾と日本は友達。日本大好き!」と、とにかく熱烈なラブコールを受けました。
二人目の運転手さんは無口な方だったのですが
僕が日本人だと分かると突然車内に演歌をかけてくれるという粋な計らい…。
もう!だから、好きになっちゃうよ!
ただ、注意点も。
台湾のタクシー運転手は日本のように道を熟知しているわけではない場合も多々あったので、
行き先をしっかりと伝えることと、自分でもスマホで現在地を確認しながら行ったほうが良いです。
わざと遠回りされたり、料金をふっかけられたりということはなかったです。
さて、お店に到着しました。
ここのお店は、店内のものはすべてオーガニックや無添加というわけではありませんでしたが
それでも質の良い食品が目白押しで、夢中になってすみからすみまで見て回りました。
お茶もたくさんありますね〜。
飲み物。
豆乳の杏仁バージョンのやつを買って飲みました。これはこれで、という味。
調味料は台湾色が全面に出ていて、見ていてとってもおもしろい!
料理に使ったらどうなるんだろう?と、ついついあれもこれもと欲しくなります。
野菜や果物も売ってますね。
初日にしてここで一万円ぐらいお土産を買ってしまいました
(大きなスーツケースで来ておいてよかった…)
ここの男性の店員さんもメチャメチャ親切。
袋が有料だったので、品物を持参のリュックに詰めて店を出たのですが、あとで瓶が心配になり
「お金を払うので梱包してもらえますか?」と聞くと
「あ、全然いいですよ!」と笑顔で手際よく梱包してくれ、「お金払います」と告げると「あ、いいです、いいです〜」と爽やかに答えてくれました。
もう初日から台湾の人の優しさに触れて涙出そうです。
二日目 台北〜台南
台北から新幹線(高鐵)で台南へ
二日目は台北から台南へ移動しました。
新幹線(台湾では高鐵という)に乗って。
そうこれが本当に新幹線なのです。
席に座ると、目の前には見覚えのある座席。
ふと見上げると、見覚えのある電光掲示板。
愛ちゃんまでいる。
こうして台湾で日本の車両が使われているのは嬉しいですね。
台北から台南までの所要時間は2時間弱。
料金はなんと4000円ほど!安い!
ちなみに言うと、今回は三泊四日で台南まで行ったのですが、結構移動に忙しかったので
台南まで行く場合はもう一泊したほうがスケジュール的に無理がないように思いました。
台南に到着
台南駅の駅前。
ホテルに荷物を置きに行こうと思ったのですが、駅の南側から北側に抜ける行き方が分からない。
人に聞こうということで、半袖ワイシャツにスラックス姿の50代男性に声をかける。
「気難しそうかな?」「仕事中かな?」とか思って恐る恐るだったのですが
おじさんは「ちょっとここで待ってて〜」と笑顔で告げると、タッタッタと小走りで駅員さんのところまでわざわざ聞きに行ってくれました…(その距離50m以上)!!
お、じ、さ、ん……だからすk(略
さて、二日目のホテルは「シャングリ・ラ ファー イースタン プラザ ホテル 台南」
台南駅から徒歩3分ほどにある五つ星ホテルです。
え、何ここ。上等すぎない?
ロビーすげー!!これこそラグジュアリーやん。
え、待って待って。ここ一泊12,000円なんだけど!
台南、最高すぎます…。
通称「台湾の京都」台南の街を巡る
台南は台湾の中でも古い歴史を持つ街で歴史的な史跡も多く「台湾の京都」とも呼ばれているそうです。
1655年に創建され、台湾における儒学発祥の地で孔子を祀っている孔子廟。
こちらは17世紀半ばに創建された関羽を祀っている祀典武庙。
中では現地の方が真剣な眼差しでお祈りされていました。よそ者は静かに観光しましょう。
日本の神社仏閣に比べて、こちらの建物はとにかく色使いといい、派手ですね。
侘び寂びの価値観を持つ日本とは正反対で、こういった違いを感じるのもおもしろいです。
さて、名所を巡ったあとはお腹が減ってきます。
通りすがりに見つけたお店。
肉圓という小さい肉まんにあんをかけたような料理。
皮が米粉なのか、もちもち食感です。
OH, 偶然出くわした慰安婦像…。
最近台湾にできたとニュースで聞いていましたが、台南だったんですね。
複雑。でも周りは至極静かでした。
気を取り直して。
こちらは台南名物として知られる擔子麵(肉そぼろ麺)発祥のお店です。
リンク: 度小月
行ったときはお昼時で、10分ほど待ちました。
有名な台湾料理「擔仔麺」と「鲁肉饭」。
屋台とはまた違う、一段上の美味しさ。
この店で入店待ちをしている間、上海に留学していたという韓国人青年と会話をしました。
その青年が食事を済ませ先に店を出るとき、スマホで調べた画面を見せながら「良い旅を」と笑顔で声をかけてくれました。
一口にどこの国の人といっても、いろんな人がいる。
テレビやネットで見聞きする情報からの印象だけでは見えてこない人の温かみ。
こういった外国の旅行者と出会えるのも旅の醍醐味です。
この雰囲気、なんだか戦後すぐの日本みたいだな〜。実際に見たことはないけど。
さて、再び史跡を巡ります。
1600年代にオランダ人が台湾を統治していたときに建てられた城、赤崁楼。
この建物が壊されて修復されるときに日本人の羽鳥又男氏が尽力したということで、場内には像も置かれて紹介されていました。
はい、すいません、また食べ歩きます。
甘いものも食べたいじゃないですか。
ということで、豆花。
絹ごし豆腐に甘い汁をかけてあんこをのっけた感じです。
これは健康的だし、美味しいし、素晴らしいお菓子です。
もし近所にこのお店があったら通っちゃうな。
日本にも美味しい豆腐はたくさんあるし、日本風にアレンジして名前つけて売ったら絶対流行りそう。
長くなったので、一旦切りま〜す。
台南後編 街歩き、食べ歩き
引き続き、台南の街を歩きます。
台南は路地裏がたくさんあって、ちょこちょこ歩き回るのがとても楽しい街です。
これ、干してるんじゃなくて、売ってるみたいです。
気のむくまま、足のむくまま、路地を進む。
お茶屋さんで休憩します。
古い薄暗い建物の中に突如現れる、小奇麗で現代的なお茶のお店。
「写真撮っていい?」「いいよ!」と、お姉さんもとっても親切。
有機紅茶使用。そして300円しない。安い。
杏仁を使ったお茶のお店でした。なるほど、杏仁ってこうなってるんだ。
大豆と似たような感じですりつぶして絞ると豆乳のかわりに杏仁の汁が得られるわけか。
ミルクティーの牛乳の代わりに杏仁汁を使ったお茶。
杏仁の香りが堪能できて、美味しい。
これまでどちらかというと杏仁豆腐は苦手なほうだったけど、この台湾旅行で杏仁好きになりました。
さて、少し休憩してからの〜…
通りすがりのお店で食べたエビの炊き込みご飯みたいなやつ(蝦仁飯)。
もれなくうまい。
もうホントにそこらじゅうに半分屋台みたいな外で食べられるお店があって
安くてハズレ無しに美味しく、量も小ぶりでちょうど良いので暇さえあれば食べてしまうんです。
ホント、行ってみてください。この感じ分かりますから。
いたるところにある日本食のお店。
こんなところで天下分け目の戦いが!
さすがに歩き疲れました……。
というわけで、台湾式マッサージのお店へ。
移動はとにかくタクシーでオーケーです。
日本の電車やバスより少し高いぐらいの感覚で乗れます。
さて、こちらのお店。
いろいろコースがありますが、90分の全身オイルマッサージコースを選択。
ガタイの良いお姉さんがスマホの通訳機能でいろいろ聞いてくれながらマッサージしてくれました。
途中結構痛かったけど、ものすごく身体が軽くなりました!
このブログを書いている今(マッサージ受けてから3日後)も、身体が楽です。
料金もたしか4000円ぐらい。安い〜〜〜。
さあ、体力が回復したので次の戦いへ赴きます。
今日も食べてしまったよ牛肉麺。
どうしてこんなにうまいのか〜♪
ただ野菜を炒めただけなのに美味い。
ほんま、なんで?
適当に入ったガラガラのお店でも美味しい。それが台湾です。
今日もよく戦った。ごちそうさまでした。
三日目 台南から台北に戻り、九份へ
台南で朝食を済ませ、台北へ戻る
三日目の朝。台南もこうして見るとかなり栄えています。
ホテルがホント豪華。これで一泊一万円とか、どんだけ。
朝食ビュッフェも立派!
朝から牛肉麺…ではなく、これは牛肉汤というスープです。
まあ麺が入っていないだけで基本は同じなのですが…。
さて、腹ごしらえを済ませ、この日は再び高鐵で台北へ戻ります。
このあたりで今回の旅程がいかに過密スケジュールだったかに気づきはじめましたよ。
台北有数の古い街並みが残る問屋街「迪化街」
台北に着き、そこからタクシーで迪化街へ。
ここは古くからある問屋街で、乾物や漢方薬などの問屋商店が並ぶ通りです。
いろんな乾物がところ狭しと並んでいます。
日本の築地みたい。でも、いるのは結構一般の人が多い印象。
日本の北海道産の昆布をよく見かけました。嬉しいですね。
ザ・漢方みたいなものも。
歩いているとあたりから漢方の香りがしてきて、なんだか匂いをかいでるだけで健康になれそうです。
いろんな種類のお茶。その他、雑貨や食器など、お土産の買い物もできるお店もたくさんあります。
最近はリノベーションが進んでおり、中にはすごくモダンでオシャレなお店もありました。
偶然!「孤独のグルメ」に出演していたお店に遭遇
さて、歩いたらお腹がペコちゃんです。
な〜んて、孤独のグルメごっこをしながら適当に入ったお店でふと壁に目をやると…
あれ?!ホントに孤独のグルメのお店だ!
よく見ると、確かに見覚えのあるお店。
来る前に見た、孤独のグルメの台湾編で出てきたお店じゃないか!
よーし、もうこうなったら魯肉飯と雞肉飯の豚・鶏共催の孤独のグルメ祭りです。
ゴロウちゃんよろしく、頭の中でいろいろ感想をつぶやきながら美味しくいただき、
お店を出て近くを歩いていると、「あれ、このお店ももしかして…」
と思ったらやっぱり。ここもドラマに出てきたお店じゃん。
しかもがっつり乗っかってるタイプのお店でした。
店員さんもドラマに出演されてた方でした。
日本人にとってもやさしい。
通りがけに見かけたこちらのお店ですが、「うわ〜…」と思わず声をあげてしまいました。
すべて植物性のおかずだけでこんなに種類の多い伝統食が安く食べられる。
ズルい、台湾ばっかズルいよ!僕もこういうお店が近所に欲しいよ!
お願いだから、日本にもこういう自国の伝統食が気軽に食べられるお店作ってください。
中華文明における世界一の博物館「國立故宮博物院」
お腹が膨れたので、次なる目的地「故宮博物院」へ移動します。
(くどいようですが、この移動もタクシー。
安くて便利なので移動は基本タクシーがオススメです)
ちょうど中国で一週間の休みがある祝日と重なっていたようで、館内はかなり混み合っていました。
一番有名なのが白菜と豚の角煮の工芸品。
あれ、思ったより小さい。
というか、こっちは全然館内で撮影オーケーなんですね。
みんな撮りまくってます。
全然興味を示さない女の子。
館内はとーっても広く、絵画や青銅器、陶磁器などなど数多の文物が並んでいました。
解説は中国語と英語ですが、受付のところで日本語対応の音声ガイド機器がレンタルできるので、借りましょう。
さあ、二時間ぐらい館内を鑑賞したら次の目的地へ移動します。
『千と千尋の神隠し』の世界が味わえる「九份」へ
映画「千と千尋の神隠し」の雰囲気が味わえると人気の九份は、なかなかへんぴなところにあり
最初はバスで行こうかと考えていました。
で、博物館からバス停のあるところまでタクシーで行こうとタクシーに乗ったのですが
日本語が達者なタクシーの運転手さんに「それなら九份まで乗っちゃいなよ〜」と言われる。
「いくら?」と聞くと「1200円だよ〜」と。
安!と思ってお願いしたら途中で1200元(約4000円)だと気づき、若干やられたと思いつつ
でもこれは自分のミスだと自分の中で折り合いをつけ、そのまま九份まで行ってもらいました。
九份は昔金鉱で栄えた、山間にある小さな町です。
タクシーを下り際、運転手さんが「帰りはどうするの?」と聞かれ「決めてない」と答えると
「じゃあここで待っててあげるよ。駐車場代が100元だから、往復で2500元でいいよ」と提案され、なんだか乗せられちゃってるな〜と思いつつ、お願いすることに。
(後から調べて分かったことですが、これはかなり良心的な価格のようです。疑ってゴメン、おっちゃん)
さあ、いざ九份攻略です!
これから日が暮れてくると、さらに良い雰囲気になります。
ここは絶対夕方から夜に行くのがオススメです。
まずは臭豆腐から。
「臭豆腐」という名前が言い得て妙。噂には聞いていましたが、ホントにすごい臭いです。
なんとか完食したけど、なかなかツラい…。
ということで困ったときの、牛肉麺。
あ、いいねいいね、この雰囲気。
ホントに映画のセットさながらという感じで、よくこんな入り組んだ迷路のような町ができたものだと感心します。
これこれ、この景色を観に来たんだよ。
独特の雰囲気を二時間ほど堪能し、タクシーのあった場所へ戻る。
と、運転手さんちゃんと待っててくれました!
この運転手さん、商売っ気はものすごく強いのですが、親切なおじさんで
帰りにおすすめの朝ごはんのお店も教えてもらいました。
名刺も渡され、「次来るときも電話してね。友達にもぜひ勧めてね」となかなかのグイグイ系。
でもホテルに着いてお金を払うとき、「ゴメンよ。おじちゃんはお金が大好きなんだ」と言ってて、やっぱりあなたも良い人じゃないか!思いました。
四日目 台北での最後の一日
地元の人しか行かないお店で台湾の朝ごはん
最終日の早朝七時。
タクシーの運転手に教えてもらった朝ごはんの場所まで歩きます。
道を歩いていると、朝から空いているこういうお店がいっぱいあります。
日本だとチェーン店の牛丼屋か蕎麦屋ぐらいのもんだよなあ…。
着きました。
運転手が言っていましたが、ほぼ地元の人しか来ないお店。たしかにそんな雰囲気。
豆浆(豆乳)に油条(揚げパン)。
これぞ台湾の朝ごはん。
揚げパンは味がありません。
隣のおっちゃんを見たら麺の汁にひたして食べていました。
こういう地元の朝ごはんも良いですねえ。
偶然通りかかった市場と自然食品のお店「天和鮮物」
ホテルへの帰り道、偶然朝市に遭遇。
ものすごい数のお店がズラズラーッと並んでいます。
人々も野菜も、元気いっぱい。
魚の種類は沖縄で見たのと似た感じがしました。
肉も塊でボーン!と売ってます。
さらに帰り道、偶然自然食のお店を発見。
有機野菜がどれでも3袋で400円弱。安い。
有機の臭豆腐もありました。
これもちゃんと臭いんだろうな…。
でもいつかこれを美味しいと思える日が来るまで通うから待っててね。
さて、ホテルに戻り、さらにもう一軒前から行こうとしていた自然食のお店へ向かいます。
こちらのお店。
リンク: 天和鲜物
オーガニックの刀削麺。
米粉(ビーフン)もオーガニック。
もちろん、台湾茶もオーガニックです。
シャンプーなどの日用品も扱っています。
うちにもあるかまどさんを発見!
まさか台湾でお目にかかれるとは。
中で惣菜を買って食べるスペースもありました。
うーん、思ったより海外産のものが多かったのが少し期待はずれでしたが
ここ以外にも街中を歩いていると結構オーガニックとか自然食のお店があったので
いろいろ足で探してみるのもおもしろいと思います。
最後の食事を飾るのは「鼎泰豐」本店
台湾グルメ、最後をしめくくるのは日本でも有名な台湾料理のお店「鼎泰豐」の本店です。
リンク: 鼎泰豐
11時に行ったのですが、ほとんど待つことなく店内へ入れました。
以前上海のお店に行ったときはかなり高級感がありましたが、本店の店内は意外と庶民的な雰囲気です。
台湾ビールの生ビール。
フレッシュですっきり飲みやすく、とても美味しい。
これを食べないと始まらない、小籠包。
最高に美味しい。
蟹味噌入り。分かりやすい。
炒飯。
このパラパラ感は、やはり火力の違いなんでしょうか。
嬉しいことに白米と玄米が選べます。
迷わず玄米を選択。玄米の炒飯って初めて食べましたが、噛みごたえがあって美味しいです。
また頼んじゃいました。牛肉麵。
台湾で食べた牛肉麺の中で一番上等な味がしました。
このあと、空港まで移動だったのですが、時間の関係もありタクシーで。
台北の中心から桃園機場まで車で約30分です。
乗るとき、タクシーの運転手さんに「空港までどれぐらいかかりますか?」と聞いたところ
「1000元(約3700円)だよ」と言われたのですが、空港についたとき実際のメーターは1250元を指していました。
まあ、それぐらいなら仕方ないかと思い、代金を払おうとすると「いいよ、1000元で大丈夫」と、これまた笑顔で言ってくれました。
くそう、最後の最後まで優しすぎるぜ…台湾。
まとめ
ということで、三泊四日、初めての台湾の旅でしたが、もうとにかく食べ物は安くて美味しいし、人々はやさしいしで
すっかり台湾に心を掴まれてしまった旅行となりました。
今度は、二泊三日で台北だけに滞在し、とにかく美味しいものを食べて台湾の温かい空気に触れる
なんていう気軽な台湾旅行もありだなって思いました。
しかしこの旅行中、とにかく肉を食べすぎました…。
帰宅して久しぶりに食べた納豆と味噌汁が美味しすぎました。
外国の食事に触れて改めて感じる自国の料理の安心感
なんていうのも貴重な体験ですね。
さあ、次の海外旅行をどこにしようか迷っているあなた
ぜひ、台湾についてもご一考を!