週末作り置きおかずのススメ 快適に楽しみながら一気に料理するコツとは?
こんにちは。
管理栄養士の圓尾(まるお)です。
最近、
集中して一気に作り置きおかずを作ることにハマっています。
これが、
三時間でこうなります。
その後何度か作り置きおかずを一気に作る
ということを繰り返して
だんだんとコツがつかめてきました。
作り置きがあると
お弁当や夜に帰宅してからのごはんも
大助かりで、しかも健康的です。
今回は楽しくサクサクと
効率よく作り置きおかずを作るコツをご紹介したいと思います。
※ 4月24日、初めての著書が発売になります!
週末作り置きおかずのススメ 快適に楽しみながら一気に料理するコツとは?
道具編
ストレスなく気持ち良く料理をするためには
道具を揃えることが欠かせません。
挙げればキリがありませんが、
ここでは「これがあると作業効率がまったく違う!」という
5つ道具をご紹介したいと思います。
1、ふきん
何かものを触ったり切ったりした後、
いちいち手やまな板を洗うのは結構面倒です。
タオルもすぐにびちゃびちゃになってしまいますしね。
そこで、一枚厚めのフェイスタオルのようなものを
水で濡らしてから固く絞って置いておきます。
そしてこれを
まな板や包丁をサッと拭いたり
手を拭くことに使います。
で、汚れてきたらすすいでまた使います。
ただ衛生的に気になる方もいると思うので、
そこは自己判断でお願いします。
使う場合も必ず一日使ったら洗濯するようにしましょう。
2、計量スプーン
慣れてくると目分量でササッと調味料を入れても
味が決まりますが、
まだ自信のない方や、
作ったことのない料理をレシピを見ながら作る場合は
あったほうが安心です。
これも一回一回洗って拭いていたら面倒なので
簡単にすすいでコップなどに差しておくとすぐにまた使えます。
3、調味料の小分け容器
よく使う醤油、酒、酢などは
一回一回瓶から注ぐのって結構大変です。
これらヘビロテする調味料は
小分けの容器に入れておきましょう。
本当は冷蔵庫で保存したいところですが、
回転率が早いとそれほど傷む心配も少ないかと思います。
ただ、みりんは注ぎ口のところで結晶化して固まりやすいため、
この容器には移せませんでした。
4、バット
切り分けた食材を一旦待機させておく場所として
バットが重宝します。
後で紹介するように一気に作り置きをする場合は
最初にすべて食材を切ってしまうので、
これは必ずあったほうが良いでしょう。
金属製のものも良いですし、
琺瑯(ほうろう)のものも使いやすいですね。
お皿でも代用できないことはないですが、
なんかバットがあると気分上がるのでオススメです。
5、保存容器
作った料理たちを保存しておく容器です。
100均のものより一般のメーカー製のもののほうが
使いやすく、長持ちするものが多いです。
形は正方形や長方形、丸のものがありますが、
それぞれ利点があるので、一通り揃えておくのも良いでしょう。
一番良く使うのが長方形のものですね。
小さめのものもあると結構使えます。
手順編
さあ、道具が揃ったらいよいよ
料理を作る時のコツをご紹介していきましょう。
1、前もって作るものを書き出す
たとえば一気に10品とかたくさんのものを作る時は
作るものを頭の中に思い浮かべるだけでなく、
紙に料理名を書き出すと良いです。
料理が始まると、いろんなものを
同時並行で作るので、頭がこんがらがります。
どんな料理を作るのかを考える上でのポイントは
また改めて記事を書きたいと思います。
2、頭の中で工程を想像する
作るものが決まったらすぐに台所に立たずに、
一旦落ち着いてその紙を眺めましょう。
そして頭の中でなんとなくの工程を
イメージしてください。
ここであらかじめ
なんとなくの手順などを思い浮かべておくと
料理を始めてからの間違いや焦ることを防げます。
3、特に時間のかかるところを把握
工程の中で、
「ここは結構時間がかかりそうだな」
というところは覚えておきましょう。
たとえば、ひじきや干し椎茸などの乾物を戻すところや
塩を振って置いておく、などです。
何も考えずに手をつけると
そこで作業が待ちの状態になることがあります。
なので事前に把握して
作業が滞りなく進むようにしましょう。
4、まずは切りものを終わらせる
たくさんの料理を作る時は
一つひとつ作っていくのではなく、
同時並行で進めると効率が良いです。
最初にすべきなのが食材の切り分け。
必要な食材を必要な形に切り分けていきます。
ここで先ほど紹介した5つ道具のバットが活躍します。
野菜などから切り始め、
次に油揚げなど植物性で油っぽいもの、
最後に魚や肉などの動物性のものです。
もちろん、バットも別にして
すぐに使わない場合は冷蔵庫にしまっておきましょう。
5、一気に料理する
さて、切りものが終わったら
包丁とまな板を洗って片付け、
調理に取り掛かります。
ここでのコツは、
火を通すものと火を使わないものを分けて考えることです。
コンロはふた口や三口のように数が決まっていると思います。
その上、煮る時間が5分とか10分とかかかったりします。
この煮ている時間に
和え物や漬け物を作っていきます。
あとは、洗い物はなるべくこまめにして
シンクをキレイにしておきましょう。
そもそも料理を始める前にシンクの中や水切りカゴの中に
ものが入っていない状態を作ることも大切です。
6、料理中はラジオを聞かない
これは好みも分かれると思いますが、
僕は基本的に料理中はラジオなどを聞きません。
本当は落語なんかをかけながらやりたいのですが、
気を取られて料理の手順を間違えたり
逆に話の内容が入ってこないことがあるからです。
料理中は軽く歌詞のないBGMをかける程度にしています。
料理って目の前の事に集中できて
瞑想のような機会を持てるので、
なるべく余計な情報は遮断したほうが良い時間が過ごせるように思います。
7、一服するのは後片付けをしてから
たくさんの料理を作ると達成感があります。
と同時に作り終わった瞬間に
「よく働いたな〜」と満足感にひたって
つい腰を下ろして一服したくなるのですが、
一休みするのは後片付けを終えてからにしましょう。
流し場に残っている洗うべき調理器具類を
すべて洗って片付けてからようやく一服するのです。
これを怠って先に一服してしまうと、
それから後片付けするのが異常に面倒に感じます。
ちょっと気が重いかもしれませんが、
やってみるとすっごい爽快感を味わえますよ!
料理の最後の記憶を爽快感で終わらせておきましょう。
まとめ
ということで今回は、
作り置きおかずを作る際のポイントをご紹介しました。
良かったと思ったものはぜひ取り入れていただけると嬉しいです。
今後も料理していく中で随時気付きがあると思うので、
またブログでご紹介しますね。
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