着物で生活してみてわかった!ありがちな着物に対する思い込み五つ

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こんにちは。管理栄養士の圓尾(まるお)です。

(はじめての方はこちらからどうぞ

 

現在、普段着着物生活を始めて四ヶ月

だいぶ、着慣れてきたように思います。

 

着物を着て生活していると、人と話をしている時によく着物の話になるのですが、

感じるのは着物に対する先入観の多さです。

 

かくいう僕も、着始める前はわからないことだらけで、

いろんな勝手な印象を抱いていました。

 

そこで今回は、着物に対してありがちな思い込み五つに対しての意見を書いていきたいと思います。

 

 

着物に対する五つの思い込み ウソほんと

 

一、着るのに時間がかかる ⇒ ×

着物を着ていると、「それって、自分で着ているんですか?」とよく聞かれます。

 

もちろん、自分で着ていますが、

それほど「着物は着るのが難しい」という印象が根強いようです。

 

女性着物のことはよくわかりませんが、

こと男性に限っていうと決してそんなことはありません

 

 

前に一度、時間を計ってみましたが、

ふんどし一丁の状態から着物を着終わるまでに五分もかかりませんでした。

 

最近は近所のジムへも着物で行ってTシャツに着替え(下はステテコのまま)、

運動を終えれば着物に着替えて帰っています。

 

その時は腰紐も使わずに、ババッと着るので、おそらく三分もかかっていないでしょう。

 

着物を着るのは慣れで、慣れれば全然早く着られます。

 

二、着物は動きづらい ⇒ △

着物は動きづらそうという印象が強いようです。

 

確かに、洋服のTシャツにジーンズに比べると動きづらいです。

問題になるのが、袂(たもと・袖[そで]の部分のこと)と、長い裾(すそ)ですね。

 

しかし、これも解決する方法があります。

 

まず、袂ですが、通常ですと、こんな感じですが、

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これに腰紐を使って「たすき掛け」をすると、途端に動きやすくなります。

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装着には数秒しかかかりません。

 

 

さらに、裾。

通常ですと、こうですね。

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これが、「尻っぱしょり」というものをすると、こうなります。

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動きやすくなりますね。

この処理も、裾を帯に絡(から)げるだけなので、一瞬です。

 

 

僕は主催イベントの準備で椅子を移動させたり、

普段家で料理をする時はこうやって動きやすくしています。

 

それ以外の日常動作でそれほど困ることはありません。

 

階段の登り降りも慣れで、

スニーカーで一段飛ばしに駆け上がるような芸当はできませんが(やろうと思えば、裾を掴み上げたらできそう)、普通の早さで登り降りする分には不自由ありません。

 

 

三、洗えないから不便 ⇒ △

着物って洗えるの?」というのもよく聞かれる質問です。

 

これは、生地によって違います。

 

 

正絹、つまり絹の着物だと、まず家では洗わない方が無難です。

木綿の着物であれば、ネットに入れて洗濯機で丸洗いできるみたいです。

 

「みたいです」というのは、僕はまだほとんど洗濯をしたことがないからです。

一度ジャージ素材の着物を洗ったぐらいです。

 

 

「え!毎日着てるのに洗わなくて大丈夫なの?」と思われるかもしれませんが、

着物の中に着ている肌着(肌襦袢)などがあって、直接着物が汚れるようなことってあまりないのです。

 

その肌着は毎日洗っています。

 

 

まあ、考えてみるとスーツもそんなに洗いませんが、

洗えないことで困ることってあまりないですよね。

 

絹の着物って、そういうものなんだと思います。

木綿だともっと気軽に洗えるので、普段着には良いですね。

 

 

四、雨の日に困る ⇒ ×

普段から着物で生活している僕は、もちろん雨の日だろうがお構いなしに着物を着ています。

 

まず着物ですが、絹のものは水分に弱いので極力着ないようにしています。

 

そして足元ですが、

 

さすがに足袋に草履や雪駄で本降りの中を歩くと、濡れてしまいます。

革底の雪駄は水に浸すと傷むでしょう。

 

なので、雨の日は下駄かブーツです。

 

下駄だと、歯の部分で高くなっていて足袋まで濡れにくいため、

それほど激しくない雨の日は下駄で出かけます。

 

豪雨の日は迷わずブーツ。

紐はひっかかったりして邪魔になるので、スッポリ足が入る形式のサイドゴアブーツを愛用しています。

 

これであなたも坂本龍馬気分?

 

 

五、着物は高い ⇒ △

着物って高いんですか?」というのも、よく聞かれることです。

 

高い・安いというのは、絶対的な金額によってではなく、お金と価値の比率で決まると思います。

で、それでいうと、着物は決して高くないです。

 

リサイクル品、つまり中古だと長着(いわゆる着物)は数千円からあります。

 

ただし、身長が高いと数が少ないのと(昔の人は今の人より身長が低かったため)、

ぴったりの大きさで身体に馴染むものを着たいと思ったら仕立てる必要があります。

 

仕立てる、つまりオーダーメイドですね。

 

 

当然、オーダーメイドは価格が上がります。

 

しかも、海外の安い労働力に頼る洋服と違い、

着物は国内で縫うものが多いため、その分人件費が高くなります。

 

着物の価格は、生地の値段に仕立て代が加わります。

 

生地は安いものだと数万円、高いものは十万を超えますが、これはスーツと同じでピンきりです。

仕立て代はだいたい2〜3万円といったところです。

 

それで計算すると、やはりオーダーメイドスーツと同じぐらいの値段感覚になるのではないかと思います。

 

 

ただし、着物は世代を超えても着られるぐらい長持ちしますし、

少しぐらい体型が変わっても問題なく着られるので、いわゆるコストパフォマンスは絶大です。

 

 

これから着物を着始める人は、いきなり仕立てるのではなく、

中古品や既成品(あらかじめMとかLとかで仕立ててあるもの)から始めると手軽だと思います。

 

そして、それから仕立てたものを着た方が良さがより実感できます。

 

 

まとめ

普段着物で生活していると、毎日ありとあらゆる質問を受けます。

 

その中で感じるのは、とにかくみんな思い込みがすごいあるなあということです。

 

とはいえ、自分ももともとは同じようなことを思っていました。

 

この思い込みがなくなれば、「じゃあ着物を着てみようかな」という人も増えるのではないかと思います。

興味を持った方は、ぜひ一歩を踏み出してみましょう。

 

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