カロリーゼロが体に悪いって本当?低カロリー飲料の罠に迫る
「カロリーゼロ」というジュースの表示を見ると、「えっ、じゃあこれをいくら飲んでも太らないってこと?」と考えがちですが、そうではないということがわかってきています。
アメリカでも、低カロリー飲料を好む人は食事量が増加するという研究結果が発表されています。
今回は人工甘味料について解説していきます。
人工甘味料について
カロリーゼロのからくり
そもそも、どうして同じジュースでもカロリーのあるタイプとカロリーゼロのタイプがあるのでしょうか。
これは砂糖が使われているかどうかの違いです。
カロリーゼロの方で砂糖の代わりに何が使われているかというと、人工甘味料です。
人工甘味料は、アスパルテームやスクラロースなど、いろんな種類がありますが、人工的に合成されたもので、カロリーはないけど、甘みを感じるというものです。
人工甘味料の罠
たしかに人工甘味料のカロリーはゼロなのですが、見落としてはいけないポイントがいくつかあります。
1 依存性が増す
人は甘いものに対して依存性を持ってしまいます。
つまり、甘いものを口にすると、もっと甘いものが欲しくなるのです。
カロリーゼロだからといって気にせずにとっていると、甘いものがどんどん欲しくなり、結局砂糖の入ったものに手を出してしまいます。
2 味覚が狂う
人工甘味料は種類によって、砂糖の100倍から、ものによっては600倍という、とんでもない強さの甘みをもっています。
これにより味覚が狂い、より甘いものへの依存性や中毒性が高まるといわれています。
人工甘味料の甘さって独特の味がしますよね。
3 安全性が疑問視されている
そもそも、人工甘味料の使用が許されているのは、”現時点で安全性に問題がない”というだけです。
まだ人工甘味料が使われ始めてからそれほどたっていないため、長期の影響に関しては未知数です。
人工甘味料が人体にどのようにどんな影響を及ぼすかについてはまだまだ研究途中の状態にあります。
まとめ
このように、知れば知るほど、人工甘味料にはメリットよりもデメリットの方が大きいことがわかります。
もし、ダイエット目的でカロリーゼロ飲料を選んでいるとしたら、もしかしたら逆効果になっているかもしれません。
甘いのにカロリーがないなんて、自然の摂理に反しますよね。
やはり、甘いものはほどほどにした方が健康のためです。
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