映画に行くように寄席に行こう!3分でわかる落語デビュー指南
こんにちは。管理栄養士の圓尾(まるお)です。
今回は番外編ということで、まだ落語を聞きにいったことがない人向けに、
落語の楽しみ方について書きたいと思います。
僕は落語の専門ではないので、内容は過分に主観的なものになっていることをご了承くださいね!
落語を聞きに行ったことがない人向けの落語入門指南
僕が初めて落語を聞きに行ったのは、去年の夏。
その寄席で落語の魅力に心を鷲掴みにされ、それ以来月に一、二度は落語を聞きに足を運んでいます。
僕の中では映画を観に行くのも落語を聞きにいくのも同じ感覚。
そこにワクワクドキドキ、そして感動があるからです。
初心者にありがちな不安
話している内容が理解できないのではないか
これは杞憂です。
確かに落語は古典芸能で、舞台も江戸時代を扱うものがありますが、
聞いていてチンプンカンプンということはありませんのでご安心を。
ただ、時代背景や当時の暮らし、社会の様子とかを知らないとわからない部分もあったりしますが、
そんなことが気にならないぐらい噺家(はなしか/落語の話をする人のこと)の話芸に酔いしれるから、大丈夫。
初心者が一人で行っても大丈夫?
全くもってモーマンタイ。
映画館と変わりありません。
席に座って聞く、ただそれだけです。
落語は歌舞伎と違って庶民の日常娯楽なので、服装もなんら気負う必要はないです。
どこで聞ける?
落語が聞ける場所のことを寄席と言います。
映画でいう映画館ですね。
東京には主に四つの寄席があり、浅草、上野、新宿、池袋があり、365日営業をしています。
僕は浅草と新宿に行ったことがありますが、デビューにオススメなのは浅草なので(独断)、特に浅草に特化して書きます。
浅草演芸ホール
システム
浅草駅から徒歩五分ほどのところにあります。
基本的に毎日やっていて、昼の部と夜の部があります。
昼の部は11時40分から16時30分、夜の部が16時40分から21時までとかなり長時間に渡ります。
前日はしっかり睡眠をとっていきましょう!
入場料は2800円。
原則的に当日券を買います。
土日で人気の会だと結構な人出なので、早めに行った方がいいやも。
僕はだいたい平日に行きますが、並んでいることはほぼなく、開演の20分前に行けば普通にチケットが買えます。
席は自由席ですが、なるべく前の方に座りましょう。
臨場感が違います。
ただし、最前列真ん中あたりは常連さんが陣取っていることが多いので、避けた方が無難です。
こういう暗黙の了解を守るのが、日本人特有の奥ゆかしさというものですよね。
中では普通に飲食ができます。
くさやでも食べない限り、文句は言われないです。
ちょっとした軽食が売っている売店もありますが、お菓子が主なので、
食事はあらかじめどこかで済ませるか、食べやすいものを買ってきて席で食べるのが良いでしょう。
お弁当というよりかはおにぎりのような食べやすいものがいいですね。
落語は最後まで残るべし
寄席では、大勢の噺家さんが出演されます。
そして、噺家さんには、ランクのようなものがあり、
下から「前座」「ふたつ目」「真打ち(しんうち)」となります。
幕が開くと、最初は前座さんが話をします。
これはまあなんというか、前座の修業みたいなものなので、お客さんもあまり真剣に聞いていません。
始まったばかりの場を温めるというか、そんな感じです。
でも、前座さんも一生懸命話をするので、ぜひちゃんと聞いてあげてくださいね。
そしてふたつ目さんが出てきて、途中色物(いろもの)といって、手品や漫才なんかも出てきます。
珍しい紙切り芸なんかもあったりして、観客を飽きさせません。
といっても、さすがに何時間も落語を聞いていると疲れてきます。
だんだんお尻も痛くなってきます。
ちょうどさっき食べたおにぎりもいい具合に消化されて思わず眠気が…ということもあるかもしれません。
「もう十分おもしろいの聞いたし、せっかく浅草まで来たから近くを観光して帰ろうか…」
ちょおおおおぉぉぉおおおっっっっっっとまっっったあああああぁぁぁぁあああ〜〜〜!!!
ここで帰ってはいけません!!
なぜかというと、寄席というのは、最後に近づけば近づくほど、おもしろい実力のある人がバシバシ出てくるからです。
そして一番最後のトリへと繋がります。
寄席は、最後のこのトリへと演者が場を作って持っていくみたいなところもあるのです。
このトリを聞かずに帰るなんて、映画でクライマックスを観ずに帰るようなもの。
ぜひ最後まで堪能しましょう。
途中でトイレ休憩もあるので、そこで席を立って伸びをし、気分転換するのがいいですね^^
もう一つオススメなのが渋谷落語
「そうは言っても、やっぱりまだ敷居が高いような気がする…」
そんなあなたにぜひオススメしたいのが、渋谷でやっている渋谷らくご、略してシブラク。
これは去年から始まった変わり種で先進的な寄席で、
若手中心の落語家さんが出演されます。
しかも、時間が2時間などと短いので、気軽に楽しむことができます。
料金も安く、場所も渋谷なので、お客さんも若い方が多いです。
落語の話には二つの種類があって、
「古典」という昔からある話と、
「新作」という落語家さんが自分で考えて創作した話です。
渋谷はわりと新作が多く、現代の漫才を観る感覚で楽しむことができるのも特徴です。
しかし、寄席でトリを務めるような、超実力派が出演することも多々あり、実はすっごくお得なのもシブラクの良いところなのです。
なので、超超入門とでも言いましょうか、ホントに気軽に行けるのがシブラクです。
ただ、毎日やっているわけではないので、開園日はホームページで確認しましょう。
最近は大勢の人が集まり始めて、人気の回はチケットが売り切れることもあるので、早めに行った方が良いかもしれません、
まとめ
いかがだったでしょうか。
ほら、落語を聞きに寄席に行きたくなってきたでしょう?笑
娯楽として落語を楽しむ素人が独断と偏見で解説しましたが、それゆえ、初心者目線で紹介できたかなと思います。
落語では、テレビの笑いでは味わえない話芸と、感動が味わえます。
この素晴らしさを、ぜひ次の休みにでも体験しに出かけてみてください^^
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