これぞニッポンの食卓!食器も収納できて雰囲気も出る「箱膳」を買ってみたら激萌えだった
こんにちは。管理栄養士の圓尾(まるお)です。
じゃーーーーーん!!

どうですか?
まるで武士の食卓っぽくないですか?笑
これは、江戸時代に使われていた
“箱膳(はこぜん)“というものです。
昭和の家庭における食卓のイメージの展開といえば”ちゃぶ台”で
家族みんなで食卓を囲んでいる姿が思い浮かびますが、
江戸時代から大正ぐらいまでは
銘々膳(めいめいぜん)といって、
家族一人ひとり(めいめい)の前に膳が置かれ
その上に料理やごはんを入れた器が並べられました。

(ベビー用品の街より)
それが欧米の文化の影響を受けて
一つの卓を囲むようになったようです。
日本人の古き良き家族風景の典型でもあるちゃぶ台は
実は欧米の文化に端を発っしていたのはおもしろいですね。
江戸時代を題材として映画や大河ドラマを観ていると
よく登場するこの箱膳。
箱膳は、先ほど触れた膳の庶民版。
庶民が使うものなので、実用性に優れています。
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このように、下が箱になっており、
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上の台が取り外し可能なフタのようになっています。
なぜ箱になっているかというと、
中に食器を収納するためなんです!
昔の江戸、京阪など都市部での庶民の暮らしといえば
長屋暮らしと相場が決まっています。
長屋の狭い部屋で暮らしていくには
少しでも空間を節約する必要があったのでしょう。
そんな当時の生活の知恵も詰まったこの箱膳は
現代においても非常に機能的です。
そして何より、
この上に器に持った料理を並べると
なんだか一気にググッと雰囲気が江戸時代っぽくなります笑。
この上で食事をしていると、
心なしか、料理もいつも以上に味わい深いものになった気分……。
一人暮らしの方にもオススメです。
あ〜、これで晩酌とかもいいナア。。。












