第四回『いろは食道』〜日本の調味料 砂糖編〜 を開催しました!
こんにちは。フリーランス管理栄養士の圓尾(まるお)です。
(はじめての方は、こちらからどうぞ)
和食の基本(いろは)が知れて、体験できて、身に付く場所「いろは食道」。
(参考: いろは食道とはどんなイベント?)
九月二十五日(日)に、第四回目「日本の調味料 砂糖編」を開催しました。
第四回『いろは食道』〜日本の調味料 砂糖編〜 を開催しました!
「砂糖」って、なんだか最近嫌われすぎてはいませんか?
「シュガーフリー」「悪魔の白い粉」「糖質制限」…。
でも、砂糖って、本当にそんなに悪いもの?
今回のイベントでは砂糖の歴史や製法、種類の違いなどから、
人工甘味料について、そして砂糖との上手な付き合い方までをご紹介させていただきました。
甘味料九種類を味比べ!
知識だけじゃなくて、実際に味わってみないと体験として残らない。
ということで、天然の甘味料九種類を食べ比べしました。
同じ”甘み”でも、原材料や製法が違うと、香りや風味も千差万別です。
特に、沖縄の前田憲章さんが作られた”純黒糖”は農薬や化学肥料を使わず、独自の栽培法と製法で作られた貴重な黒糖。
大人気で、皆さん「…うまいっ!」と驚きの声をあげていらっしゃいました。
(沖縄取材報告はこちら↓)
サトウキビを割ってかじる
沖縄から直送してもらったサトウキビを割り、かじって自然の甘みを感じてもらいました。
繊維質のサトウキビをかじると、じわ〜っと甘みが来て、「スゴ〜い」と歓声があがります。
サトウキビの皮を剥ぐのがなかなか大変…。
果たして砂糖は悪者か
今回、イベントをやるに当たり、改めて砂糖について調べましたが、
僕の中での結論は、「砂糖は決して悪者ではない」ということです。
もちろん、自然のものとはいえ、人間の手によって甘味成分だけを凝縮したものなので、とりすぎは良くないですが、
甘味は楽しみや安らぎ、癒やしを与えてくれます。
同じ砂糖でも、精製されたものではなく、ミネラルなどの不純物を含んだ砂糖を使うこと。
人工甘味料はなるべく遠ざけること。
自分で制御できないぐらいになるまで甘いものを食べないこと。
そんな、ほんのちょっとしたことで僕たちはもっと砂糖とうまく付き合えるようになります。
甘味のない世界よりも、彩りとして甘味がある生活の方が、僕は好きです。
まとめ
最後は、みんなでいろはポーズ(ほっぺに”和(輪)”の形を作ります)。
今回から、いろは食道にスタッフとして加わってくれた方がいます。
その方は、川村さんという女性なのですが、
なんと、第一回目から毎回京都から新幹線で参加してくださっている方なのです。
僕たちのいろは食道の趣旨に賛同してくださって「手伝いたいです」と。
僕たちの思いがこうやって届いているということが、とても嬉しく思います。
いろは食道も、これからどんどん新しいステージを目指して活動していきます。
皆さんにも応援していただけると心強いです。
これまでも、いろは食道では、「出汁の会」「お米の会」「発酵の会」などを行ってきました(詳細はこちらのページ下部から)。
飲食店、企業、学校などなど、全国出張もしますので、開催のご希望がございましたら、お気軽にお問合わせくださいませ。
次回は、十二月十八日の開催です。
お味噌作りを企画しています(自分で作った味噌をお持ち帰りいただけます!)ので、ぜひ今から予定を空けておいてくださいね^^
また詳細が決まりましたら、こちらのブログでもお知らせいたします。