脱三日坊主!一人暮らしでも自炊を続けられるコツとは
こんにちは。管理栄養士の圓尾です。
皆さん、自炊してますか?
僕みたいに一人暮らしをしている人にとって、自炊って結構大変だったりします。
時間がかかるのはもちろんですが、
意外と自炊した方が高くついた、なんてことも聞きます。
でも自炊はうまくやれば生活費を下げられたり、健康にも良かったりと利点が大きいもの。
今回は一人暮らしでも自炊を続けていけるコツをご紹介します。
一人暮らしで自炊を続けるコツ
一、毎日違うものを作ろうと思わない
これ、健康志向が高い人に多いのですが、
いろんな食材を食べた方が栄養バランスが整うから、二日続けて同じものを食べることに罪悪感を覚える人がいます。
でも、食生活は毎日の真剣勝負ではなく、一週間や一ヶ月の単位で見た時に均整がとれていれば良いのです。
毎回毎回、一人分を作るのは大変。
しかも料理って、二人分とかまとめて作った方が美味しくできたりします。
だから、多めに作って次の日やその次の日に食べるようにしましょう。
ものによって冷凍すれば、さらに日持ちさせることもできます。
二、宅配サービスを利用する
自炊の何が面倒って、買い物って人多いんじゃないでしょうか?
近くにスーパーがなかったり、
帰り道に買い物できるお店があっても、仕事道具が入ったカバンに加えてビニール袋を下げて帰るのは気が重い。
さあ、料理をしよう!と思って冷蔵庫を開けると食材が何もない。
こういうこと、ありますよね。
そこでオススメなのが、自宅まで食材を運んでくれる宅配サービスです。
僕は「大地を守る会」という会社のサービスを利用しているのですが、
毎週決まった日に自宅に注文した食材が届きます。
食材はすべてネットで注文できて簡単。
さらに良いのが、こだわった食材を扱っていること。
農産物も農薬の使用を抑えたものから、無使用のものまで、
旬の食材や、地域の珍しい農産物も手に入ります。
加工品やお菓子、調味料もほとんどが無添加で、素材の味を活かした本物ばかり。
スーパーでは手に入らない安心と美味しさが手に入ります。
また、一週間分の食材をまとめて購入するので、計画的に行動できるようになるのも良い点です。
三、美味しくつくる
節約のため、健康のため、それだけで自炊をしていると続きません。
一番のポイントは、美味しくつくることです。
「外で食べたり買って食べるより、自分で作る方が美味しい」
そうなると、自炊に対するモチベーションもグンと上がります。
美味しくつくるといっても、別に卓越した料理技術を身につける必要はありません。
「食材を超える調理法はない」
ある鰹節問屋の社長さんの言葉です。
本当にその通りで、いくら一流の料理人をもってしても、食材が駄目であれば、美味しい料理をつくることはできません。
逆にいうと、素材が良ければ、それほど手を加えなくても、
ちょっと茹でて醤油をかけただけで思わず笑みがこぼれるほど美味しい料理ができあがるのです。
そのためには本物の食材を選ぶこと。
本物の食材とは、その食材が持つ生命力を引き出すようにつくられたものです。
食べものも人間と同じ、華美に着飾ったり、髪型や化粧で誤魔化すのではなく、何もまとわない姿で美しい人が一番なのです。
確かに、多少値は張るかもしれません。
しかし、それは意味のある投資です。
それによって、身体の健康や心の豊かさを得て生活が充実するのですから。
自炊は、より健康に生きて自分を守り、生活の彩りを増すための術。
何事も同じで、最初は大変ですが、慣れてくると楽しくなります。
「自分の食べるものを自分でつくる」
そんな生活に一歩踏み出してみてはいかがでしょうか。
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