あなたの知らない”遺伝子組み換え食品”のすべて

あなたの知らない”遺伝子組み換え食品”のすべて

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「食の安全性」を考えた時に食品添加物や農薬とともにあがってくるトピックが遺伝子組換え食品。

日本では国内において遺伝子組換え作物の栽培は認められていませんが、遺伝子組換え先進国のアメリカをはじめ、食料の品目によってはかなりの部分を外国からの輸入に頼っている日本に住む一市民としては知識を持っておいた方が安心です。

そこで今回は遺伝子組換え食品について、わかりやすくご紹介していきます。

 


 

遺伝子組換え食品

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遺伝子組換え食品とは?

遺伝子組換え作物とは、作物の遺伝子を組み換えることにより、「害虫に対して強い」「農薬に対して耐性がある」など、生産者にとって都合のいいような特徴を得た作物のことです。

作物自体が害虫に強ければ、農薬を使う必要がなくなることもありますし、生産者にとっては手間やコストが省け、利便性のメリットはあります。

しかし、問題はその安全性。アメリカで安全性が認められ、遺伝子組換え種子の販売が許可されましたが、その安全性の根拠には疑問の声が多数上がっています

このような経緯を知ると、現時点で遺伝子組換えは安全だとはとても言い切れるような段階ではありません。

 

日本での表示基準は?

日本では、2001年から遺伝子組換え作物の表示がスタートしています。

皆さんもスーパーで買い物する際「遺伝子組換えではない」という表示をご覧になったことがあると思います。

大豆、とうもろこし、馬鈴薯(じゃがいも)など6品目の農産物に対して表示の義務があり、それらを使用した加工品(豆腐、納豆、味噌、ポテトスナック菓子など)についても表示する必要があります。

 

表示免除

ただし、遺伝子組換えの表示が免除される場合があります

1. 特定の加工食品

たとえば、遺伝子組換えの大豆を使用していても、しょう油には表示義務がありません。

他にも大豆油やコーン油、菜種油なども表示が免除されています。コーンフレークも原料が遺伝子組換えのとうもろこしでも表示する必要がありません。

この理由としては、加工の過程で加熱などの処理をすることにより、完成品から組換え遺伝子やそれから生じたたんぱく質が検出されないためとしています。

 

2. 重量の5%未満で原材料の順番が4番目以降のもの

加工食品に使われている遺伝子組換え作物の原料が5%未満で、さらに原材料表示の4番目以降のもの(原材料は重量の多いものから順番になっている)は表示の義務がありません。

この理由としては、遺伝子組換えでない作物を使用していても、近隣の畑で遺伝子組換え作物を栽培していれば風で種が飛んでくることもあって、その混入まで規制するのは難しいということです。

さらに、輸入品の場合、海外の倉庫や輸送船の倉庫、日本に到着してから保管しておく倉庫など、たくさんの段階を経るので、その過程で完全に混入することを避けるのは難しいという考えです。

 

どれぐらいの作物が遺伝子組換えなのか

では、一体今の世界でどれだけの作物が遺伝子操作を受けているのでしょうか。

種目別にご紹介すると、

・大豆・・・79%

・トウモロコシ・・・32%

・カノーラ(アブラナ)・・・24%

(ISAAA調査)

これだけ多くの割合が遺伝子組換え作物が占めています。大豆にいたっては8割近くが遺伝子組換えです。

 

日本の食料自給率

そして、次に考えるべきは日本の食料自給率です。

こちらもご紹介すると、

・大豆・・・5%

・トウモロコシ・・・0%

日本の場合、なんと大豆やトウモロコシのほとんどすべてといってもいいぐらいの割合を輸入に頼っています。トウモロコシは国内でも生産されているのですが、全体から見ると割合が少なすぎて数字を丸めると0%になってしまうほどです。

いくら国内で遺伝子組換え作物をつくっていないといっても、輸入している農産物に関しては注意すべきです。

 

どう対処すればいい?

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では、私たちはどのようにしてこの遺伝子組換え作物から身を守ればよいのでしょうか。2つのヒントをお伝えします。

 

「遺伝子組換えでない」表示のものを買う

ひとつは、大豆やトウモロコシなど遺伝子組換えの不安がある食べ物を使った食品に関しては「遺伝子組換えでない」の表示があるものを選んで買うということです。

「遺伝子組換えでない」の表示は義務ではありませんが、食品を製造、販売するメーカーやスーパーからすると、遺伝子組換えでないものはそう表示した方が売上につながるので、表示したいはずです。

つまり、「遺伝子組換えでない」の表示がないものに関しては「もしかしたら遺伝子組換えなのかな……?」と疑ってかかったほうがいいかもしれないということです。

 

「国産100%」のものを選ぶ

前述のとおり、日本国内では遺伝子組換え作物の栽培は認められていません。

ということは、「国産100%」表示のあるものに関してはまず安心といっていいと思います。

特に、しょう油など、遺伝子組換えの表示が免除されているものに関してはこの表示がひとつの判断基準になります。

 

まとめ

いかがだったでしょうか。調べれば調べるほどわかるのですが、遺伝子組換えは黒に近いグレーだと言えます。

これから新事実が出てきた時に規制が変わる可能性もありますが、それを期待しつつも、まずは正しい知識を身に付けて、今自分ができるベストの選択をして身を守りましょう。

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