3ヶ月でガイコツからドラえもんに?! 留学した僕の身に何が起きたのか

こんにちは。

管理栄養士の圓尾(まるお)です。

初めての方は、こちらからどうぞ

 

先週出版させていただいた本に

イギリスに留学したら3ヶ月で10キロ太った

と書いていますが、

 

これは本当のことです。

 

このことに僕はとても驚き、

日本と欧米の食事の違いに興味を持つ

きっかけとなりました。

 

今回は本では公開していない

当時の写真も載せながら

一体何が起きたのかを詳しくお話してみたいと思います。

 

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3ヶ月でガイコツからドラえもんに?! 留学した僕に何が起きたのか

子どもの時からいくら食べても太らなかった

留学したのは20歳の頃、大学三年生だった時です。

 

それまでの僕は極度の痩せ体質で、

体格を示すBMIも人生で18.5を上回ったこともなく、

息を吸うとあばら骨が浮き出てしまうぐらい

ずっと痩せていました。

 

その分食が細かったかというとそうでもなく、

甘いものも大好きで

食べたいものを食べたい時に食べたいだけ食べる

という人生を歩んでいました。

 

ガイコツからドラえもんへ激変

そんな僕でしたが、

イギリスに留学して現地の食生活を始めたところ、

 

なんとわずか3ヶ月で10キロも体重が増えてしまいました

その当時の写真がこちらです。

 

左が留学してすぐの写真。

右が留学して三ヶ月経った時の写真です。

 

まず左側ですが、

頬やアゴのところにまったく肉がついておらず

鋭い印象を受けます。

 

それが右側では、

アゴの線が丸くなり、

頬のところにも肉がついているのがハッキリとわかります

 

ちなみにこの時は留学生同士のゲームに負けて

罰ゲームとしてドラえもんの落書きをされています笑。

 

周りの友達も僕の激変に驚き、

顔の輪郭にピッタリ合うドラえもんを選んでくれたのだと思います。

 

イギリスでしていた食生活の中身

当時の食生活を振り返ってみると、

まず朝ごはんで大好物だったのが、

 

すでに甘いパンケーキに

生クリームとイチゴジャムをかけて食べるというもの。

 

当時はまだエッグスンシングスはありませんでしたが、

ある意味では先を行っていました。

 

そして飲み物はお湯を注げばすぐにできる

これもあま〜〜〜いカフェオレです。

 

お昼は大学のカフェテリアで洋食。

ほとんど毎日肉です。

 

夜は自炊することもありましたが、

向こうではお米ではなく、

チャンプ“という、じゃがいもを潰してバターなどを加えた

マッシュポテトのようなものを主食にしていました。

 

あと、とにかく美味しかったのが

牛乳やチーズなどの乳製品に

ラムチョップやソーセージ、ハンバーグなどの肉の加工品

 

ガーリックブレッドにキッシュ、

スコーンやドーナツなどです。

 

とにかく日本よりも

砂糖と油の量がハンパじゃありません。

 

しかし当時の僕には

牛乳は健康に良いものだ

ちゃんと野菜も食べているから大丈夫

主食、主菜、副菜がそろっているから平気

などという知識しかありませんでした。

 

痩せようと運動をしてみたが……

カズキ、絶対最近太ってきてるよ

そう友達から言われてしぶしぶ体重計を買い、

乗ってみて仰天しました。

 

それまでの人生、

どれだけ食べても太らなかった僕が

わずか3ヶ月で見たこともない体重になっていました。

 

これはさすがにマズイ

 

そう思った僕は、大学内のジムに通い始めました。

 

痩せるにはとにかく運動だろう

当時はそんな考えしかありませんでした。

 

食事も自分なりに少し制限してみましたが、

毎日30分走っても体重は一向に変化を見せることはなく、

結局帰国するまでの一年間、ダイエットすることはできませんでした

 

何もしていないのに10キロ痩せられた

帰国してからは家族や周りの友達には

「太った」「太った」と言われまくりました。

 

でも僕の中では

まあ太ったといっても適正体重ぐらいだからもういいや

とダイエットを諦めていました。

 

すると、驚くべきことが起きました。

なんと、帰国してから3ヶ月で体重が10キロ落ちたのです。

 

食事制限をしたわけでもなく、

運動もしていません。

 

ただ食事を日本のものに戻しただけ

それだけで体重が自然と元に戻ってしまったのです。

 

この体験は僕が日本の伝統食に興味を持つようになった

一番最初の原体験です。

 

まとめ

その後、いろいろと栄養学などを勉強すると

やはり日本人には伝統食である和食が一番合っている

と、どんどん確信が深まっていきました。

 

しかし、今その伝統食が危機的状況にあります。

 

先ほど紹介したような

僕がイギリスでしていたような食事を

日本人もするようになってきています。

 

このままでは日本人を取り巻く健康問題は

深刻さを増すばかりです。

 

今の日本に必要なのは和ごはん。

その素晴らしさをこれからも伝えていきたいと思っています。

 

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