コンビニによく行く人は要注意!栄養不足は●●の摂り過ぎが原因かも
コンビニで売られているお弁当やおにぎり、サンドイッチ、お惣菜などで気になるのが添加物。
他にも冷凍食品、インスタント食品、ファーストフード、飲食店など、添加物が使われいてる場所はたくさんあります。
ひと口に添加物といっても、その種類はさまざまなのですが、今回はその中でもリン酸塩を取り上げたいと思います。
幅広く使われるリン酸塩
リン酸塩とは、ミネラルのリンを含んだ化合物で、食品添加物に使われています。
体内には吸収されないということから毒性がなく、安全であるとされ、幅広い用途に使われています。
どんな目的で使われているかというと、
pH調整、カビ抑制、にごり防止、沈殿防止、変色防止、変質防止、鮮度保持、乾燥防止、結着性向上、保水性増加、増量、風味向上
小若順一・国光美佳(2010)「新型栄養失調」
安全性が高く、食品の品質を維持、向上させるとあって、いろいろな食品の加工にリン酸塩は使われているのです。
ミネラルを吸着して排出してしまう
しかし、そんなリン酸塩にも問題点があることがわかっています。
それが、さまざまなミネラルとくっついて、そのまま腸で吸収されずに体の外に出してしまうこと。
その中でハッキリと問題としてわかっているのが、リンの過剰摂取によるカルシウムの吸収抑制です。
リンを摂り過ぎることにより、せっかくとったカルシウムが吸着され、吸収されることなく出て行ってしまいます。
これにより、骨がもろくなったり、骨粗鬆症性に繋がります。
また、亜鉛不足を招くこともわかっており、味覚障害などの症状として現れることがわかっています。
カップラーメンを食べ過ぎると骨がボロボロになったり、味がわからなくなるという話を聞いたことある人もいるのではないでしょうか。
しかし、リン酸塩の影響はこれだけに留まらず、他のミネラルにも影響を与えているのではないかと見られています。
ミネラルにはまだその働きや人体への必要性がハッキリとわかっていないものもあるのです。
【 参考 】知らないと1日3回損をする?僕が白米を食べない理由を話します
対策は?
コンビニ弁当や加工品を買い求める時は原材料の表示を確認しましょう。
そこに「リン酸塩」という表示があったらリン酸塩が使われているのでその食品を食べないことで避けることができます。
しかし、これも万全ではなく、添加物の詳しい物質名を省略できる”一括表示”やそもそも含まれている添加物の表示が免除される”キャリーオーバー”なるものもあるので、原則は原材料の食材をなるべく自然な状態で調理されたものを食べることです。
(一括表示やキャリーオーバーについてはまた別の機会に解説します)
飲食店でしたら、きちんとお店で食材を加工しているところを利用するようにしたり、ベストなのは自分で自炊することです。
毎回毎回は無理でも、リン酸塩の摂取頻度を減らすことをまず目指してみましょう。
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