【やってみた】ほうれん草を茹でる時に塩を入れるのと入れないのだと色はどう違う?
こんにちは。
管理栄養士の圓尾(まるお)です。
「ほうれん草を茹でる時は
塩を入れた湯で茹でましょう」
料理本などを見ると
よく目にする文言です。
そして
「湯から上げたら
すぐに冷水に取って冷やしましょう」
ともあります。
これは主に緑色を鮮やかにするためと
言われています。
(他にも理由がありますが)
でも僕は
「家で食べるのに
色なんて別にいいや。
真っ黒になるわけじゃあるまいし」
ということで、
これまで塩を入れていませんでした。
(しかも普段
天日塩を使っているので
わざわざ使うのがもったいない笑)
(もっというと、冷水に取るのすら面倒で
そのまま引き上げて冷まして
和え物などに使う時もある笑)
しかし一方で前々から
「塩を入れるのと入れないのでは
色にどれぐらい差がつくのだろう……」
とも思っていました。
そこで、実際にやって比べてみることに。
【やってみた】ほうれん草を茹でる時に塩を入れるのと入れないのだと色はどう違う?
比べる条件
茹でるのはこちら、
一般的なほうれん草です。
ふたつの鍋にたっぷりのお湯を沸かし、
塩ありのほうには
大さじ一杯の塩を入れました。
「よーい、どん」で一斉に茹で始め、
塩ありの鍋で茹でたほうれん草だけ
ボウルに張ってある冷水の中に入れました。
まずは塩なしのほうから
まずは塩なしのほうから見てみましょう。
こちらです。
まずは全体。
根本。
次は葉部分。
まあ普通に茹だっていますね。
続いて塩あり + 冷水のほう
では続いて大本命。
塩ありの湯で茹でて
冷水にとったほうにいきます。
全体。
根本。
葉部。
うーん?よくわからない。
ということで、
並べた画像がこちらです。
上が塩あり、下が塩なしです。
同じく、上が塩あり、下が塩なし。
確かに、よ〜〜〜く見ると
塩あり冷水のほうが色鮮やかだ!
でもかといって、
塩なしのほうだけ出されても
色が悪いとは思わなそうかな?
そして色の違いよりも、
冷水にとったほうが
シャキシャキ感が残っているのに対して、
茹でて引き上げただけのほうは
火が通りすぎてしなしなになっていますね。
おまけ 菜の花でもやってみた
菜の花でやってみた結果がこちら。
塩ありが左、塩なしが右。
これはやはり色の違いというか、
冷水に取ったほうが
シャキシャキ感が残ってますね。
まとめ
1、塩を入れたほうが若干色鮮やかか…?
でもハッキリとわかるほどではない気が…。
2、冷水に取ったほうが火が通りすぎなくて美味しそう
これは面倒くさがらずにやる価値ありです。
ということで個人的には
塩は入れてもそんなに変わらないし
面倒だしもったいないので
今後も入れない方向で。
でも、冷水に取るのは
面倒がらずにやろうと思います。
(ちなみに、塩を入れるのは
色鮮やかにするだけでなく、
栄養分の流出を抑える効果もあるとのこと。
でもそんなの僕は気にしません笑)
このように、
料理には「こうしたほうが良い」と
半ば常識のようにされていることがありますが、
実際にやって比べてみると
「あ、別にやらなくていいや」
ということもあるはずです。
今後も引き続き、気になったことを
実際に調べてみようと思います!