祝ノーベル賞受賞!細胞の神秘「オートファジー」を三分でわかりやすく解説

祝ノーベル賞受賞!細胞の神秘「オートファジー」を三分でわかりやすく解説

こんにちは。管理栄養士の圓尾(まるお)です。

(初めてのかたは、こちらからどうぞ

 

2016年、大隅教授のオートファジー研究がノーベル医学・生理学賞を受賞したことは記憶に新しいところです。

 

でも、この「オートファジー」って何のことか理解していますか…?

 

僕もこのノーベル賞受賞を機に詳しく勉強してみたのですが、いかにスゴいことなのかを知って驚愕しました。

しかも、僕が推奨しているミネラルファスティングとも深く関係している現象なのです。

 

 

そこで今回は、このオートファジーを一般の方でもわかりやすいようにざっくりと解説してみたいと思います!

 


 

ノーベル賞受賞!オートファジーを三分でわかりやすく解説しました

オートファジーの語源から見てみよう

まず、オートファジーという言葉の意味ですが、

「オート」は「自分」、「ファジー」は「食べる」を意味するギリシャ語が語源になっています。

 

つまり、オートファジーとは「自分を食べること」という意味です。

 

どういうことか、それではオートファジーが行われる舞台である細胞の中を見ていきましょう。

 

細胞について

細胞とは、言うまでもなく僕たちの身体を作っている一番小さな単位です。

人間の身体はこの細胞が60兆個集合して作られています。

 

 

たんぱく質について

たんぱく質とは、炭水化物、脂質と並んで三大栄養素の一つです。

 

炭水化物と脂質はざっくりいうと、生きていくためのエネルギー源としての働きがありますが、

たんぱく質は身体を作る材料という働きがあります。

 

内臓や筋肉、肌、髪、爪、すべてたんぱく質です。

また、体内の酵素やホルモンもたんぱく質から作られます。

 

そしてこの大事なたんぱく質は細胞の中で作られています

 

オートファジーは細胞内のリサイクル機能

さて、細胞の中でたんぱく質をが作られるわけですが、その材料はアミノ酸です。

 

僕たちは日々の食事でたんぱく質をとり、

それを一旦アミノ酸に分解して吸収し、それからまたたんぱく質を作るということをしています。

 

なので、食事からしっかりとたんぱく質を作ることが大事……なのですが

 

一日に食事からとるたんぱく質の量は約70g.

それに対して、実は僕たちの身体は自分の身体のたんぱく質を一日200gも分解して再利用しています

 

そしてこの食事から得たアミノ酸と体内でたんぱく質を分解して得たアミノ酸の両方を使って新たなたんぱく質を作るという流れになっています。

 

この「体内のたんぱく質を分解して再利用する」という働きこそがオートファジーです。

 

まさに、”自分自身を食べて”材料にしているのです。

 

なぜ自分自身を食べる?

なぜ細胞がオートファジーを行って自らのたんぱく質を食べているのかについては、

飢餓に対しての備えだと考えられています。

 

食べものが得られなくなると、食事でたんぱく質をとることができなくなります。

でも、身体の中では日々新しいたんぱく質が必要になります。細胞は日々生まれ変わっていますからね。

 

それでも生きていけるようにと身体が用意した仕組みがオートファジーです。

たとえ食べものが得られずとも、今ある身体の中のたんぱく質をもう一度分解して再利用できるようにしたのです。

 

オートファジーは同時に細胞の中を浄化する

そしてここからがポイントなのですが、

オートファジーは同時に細胞の中を綺麗にして浄化するという役割も担っています。

 

日常生活を送る中で、細胞の中にはゴミとなるたんぱく質が溜まっていきます。

部屋の中にゴミが溜まっていくイメージです。

 

また、家具や家電製品が老朽化して壊れてしまうこともありますよね。

それと同じように細胞内の器官も使い物にならなくなることもあります。

 

そんな時、オートファジーが起きるとこの壊れたたんぱく質が分解され、

新しいたんぱく質に作り変えることができるのです。

 

細胞内にあるミトコンドリアも古くなると活性酸素を大量に発生するようになります。

古くなった車が大量の排気ガスを撒き散らしながら走るようなものです。

 

オートファジーによって、このようなポンコツのミトコンドリアも分解されます

そして、新しいミトコンドリアが作られるのです。

 

活性酸素が大量に発生すると病気や老化の原因になります。

つまり、オートファジーは健康やアンチエイジングにとっても大いに貢献してくれる細胞の働きなのです。

 

オートファジーは飢餓状態で活性化される

このオートファジーはもともと飢餓状態に対する備えとしてあるものです。

なので、当然飢餓状態でないとよく働いてくれません

 

現在のところ、オートファジー機能を邪魔する要素として二つ考えられているのが、

アミノ酸とインスリンです。

 

アミノ酸は食事でとりますし、インスリンは糖質が入ってきた時に血糖値を下げるために分泌されるホルモンです。

つまり、食事をすることでオートファジーは抑えられてしまうのです。

 

アミノ酸が反応するので、糖質制限してもダメですよ笑。

 

飽食の現代ですが、常にお腹いっぱい食べるとこのオートファジーが起きにくくなってしまいます

 

一方、ファスティングをして意図的に飢餓状態を作るとオートファジーを活性化させることができます

 

よって、定期的にファスティングをすればそのたびに活発なオートファジーを起き、

細胞の中を浄化して綺麗に保つことが可能になるということです。

 

この効果は絶大です。

何せ、身体を作っているすべての細胞でオートファジーが起きるわけですから。

 

どこかに特化して働くわけではなく、60兆個の細胞一つひとつが元気に、

まるで新品になるかのごとく生まれ変わる

 

想像しただけでその効果の大きさが体感できると思います。

 

まとめ

ということで、今回はオートファジーについてまとめてみました。

 

根本まで理解するのは結構大変なものなので、かなり無理矢理わかりやすくまとめましたが、

なんとなくでもオートファジーの素晴らしさが伝わっていれば幸いです。

 

研究者の方もおっしゃっていますが、オートファジーにはまだまだ解明されていない部分が多くあるそうです。

 

これからオートファジーについてよりつまびらかにされていくつれて、

ファスティングのさらなる有効性が理論の面からも明らかにされていくかもしれません。

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