「人からどう思われるかが気になります」という人に伝えたい フリーランスでやっていくために必要な心構え
こんにちは。管理栄養士の圓尾(まるお)です。
(初めてのかたは、こちらからどうぞ)
フリーランスを目指している方の相談に乗っていて多くいただく声が、
「人の目が気になる」というものです。
独立を目指していると公言すること、SNS等で自分について発信すること。
そういった行動に対して周りからどう思われるかが気になるという人がとても多い。
その気持ち、メッチャわかります。
なぜなら、かつて僕も同じ思いを感じていたからです。
今回はそんな悩みを持った方に僕なりのアドバイスを書きたいと思います。
「人からどう思われるかが気になります」という人に伝えたいフリーランスでやっていく上で必要な心構え
フリーランスで仕事をするとはどういうことか
まず大前提として、
フリーランスで仕事をするとは、基本的には自分の名前で仕事をするということです。
サラリーマンだと、雇用元の会社があります。
「株式会社◯◯の圓尾です」となるわけです。
しかし、これがフリーランスだと「”ただの“圓尾」になります。
この差はとても大きいです。
個人のお客さんだけを相手にして(いわゆるB to C。厳密に言うと、こちらは会社じゃないのでBではありませんが)商売をするならわりと個人でもやりやすいのですが、
法人から仕事をいただいたり、一緒に仕事をする上では話がまるで違ってきます。
基本的に個人には信用がありません。
どこの誰かわからない人に大事な仕事を任せて大丈夫なのかと思われやすいです。
つまり、特に法人様からお仕事をいただくためには、自分自身の信用を高める必要があります。
どう考えても「匿名よりも実名」「顔がわからない人より顔出ししている人」の方が信用できますよね。
さらに自己開示の法則とも通じますが、自分のことをたくさん発信している人の方が信用されやすいものです。
自分の考えていることを伝えることによって、それに合った仕事を受注しやすくなるということもあります。
フリーランスとは「自分の名前で仕事をする」ことに他ならないのです。
自分を発信すると必ず批判する人が現れる
フリーランスを目指す皆さんにぜひ心得ておいてほしいことがあります。
それは、自分を発信していけばいくほど、必ず批判する人が現れるということです。
最初はビックリしたり傷ついたりすると思いますが、これに過剰反応してはいけません。
というのも、世の中どんな人に対しても批判的な人は一定数いるのです。
一流の芸能人やアーティストに対しても”アンチ“と呼ばれる人はいますし、
歴史に名が残っている偉人でさえ、賞賛する人がいる一方で批判する人もいるわけです。
これは必然です。避けようにも避けられない自然の摂理です。
もっというと、批判すらもらえない人は世の中に対してそれほど影響力を持っていないということでもあります。
なので、批判的な意見を耳にしたり目にしたら良い兆候だと捉えましょう。
と言っても気持ちは落ち込むと思うので、そういった意見を自分から見に行ったりしない方が良いです。
頭では理解できているけど、それでも人目が気になるという人へ
ここまで記事を読んで「理屈はわかるけど、やっぱり人目が怖いし行動するのに躊躇してしまう」という人もいるでしょう。
そんな時は無理に行動しなくて良いです。
少しずつで大丈夫。
すこーしずつ人目を気にしない訓練をしていると、だんだん耐性ができてきます。
もともと人目を気にしやすいという性格の人でもだんだんと変わっていけます。
僕も子どもの頃から”超“がつくほど人目を気にして生きてきました。
そのおかげでフリーランスを目指す上でも気後れする場面が多かったですが、だんだんと気にならなくなってきました。
人目を気にしなくなるとしがらみがなくなるので、フリーランスを抜きにしても自由に生きられるようになりますよ。
おそらく、以前の自分のままだったら毎日着物で過ごすなんて人目が気になってとてもできなかったと思います笑。
(なんとか人目を気にしない強い心を持とうとして銀座で見知らぬ人に名刺配りしたのも、今はいい思い出です)
まずは小さなことでいいので、ほんのちょっと勇気を出して一歩踏み出しましょう。
そこからだんだんと変化が起き始めるはずです。
◎「フリーランス栄養士塾」塾生募集中!