お米は甘くてモチモチしてなくて良い!「幻のお米」と呼ばれる古代米(古代品種)とは

お米は甘くてモチモチしてなくて良い!「幻のお米」と呼ばれる古代米(古代品種)とは

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こんにちは。管理栄養士の圓尾(まるお)です。

(初めてのかたは、こちらからどうぞ

 

ここ数年、どんどんお米の品種改良が進み、多様な品種が作られるようになりました。

その中でも人気なのが「つや姫」「ゆめぴりか」「森のくまさん」などのいわゆる“甘いモチモチ系“です。

 

グルメ番組などでも「甘いこと」「モチモチしていること」は無条件にもてはやされる傾向にありますよね。

そんな消費者の嗜好に合わせて、「より甘く」「よりモチモチ」という品種改良が進められてきました。

 

しかし、これは健康面の問題はないのか?という考えもあります。

今回はこのお米の品種について考えてみましょう。

 


 

お米は甘くてモチモチしてなくて良い!「幻のお米」と呼ばれる古代米(古代品種)とは

小麦では行き過ぎた品種改良が問題に

最近、同じ穀物である「小麦をとるな!」という情報が広がっていますが、

あれはどうやら小麦自体が悪いのではなく、品種改良された小麦が良くないようなのです。

 

白澤卓二先生もこんな記事を書かれていました。

古代小麦で作られたパンは健康的 コレステロール値や血糖値が気になる人にオススメ(Yahoo!ニュース)

 

で、これを読んで思ったのですが、

お米だってだいぶ品種改良が進んでいるよな、と。

 

そして実際に調べてみると、最近ではお米アレルギーを起こす子どもさんが増えているらしいのです。

日本人なのに主食のお米にアレルギーを示すなんてにわかには信じられませんし、かわいそうです。

 

しかし、なんとこの子どもたちに古代品種の、つまり品種改良される前のお米を食べさせるとアレルギーが起きにくいというのです。

 

とすると、もしかして今増えている生活習慣病始めいろいろな心身の不調・疾患も行き過ぎた品種改良のお米がその原因の一旦になっていることも否定できないのではないかと考えることだってできます。

 

(もちろん、これは僕の個人的な考え方なので品種改良されたお米が直ちに健康に影響があると言いたいわけではありません)

 

古代米(古代品種)のお米とはどんなもの?

古代米とは、稲の品種のうち昔から栽培されてきたもので、

赤米や黒米など色のついたお米を主に指すようです。

 

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(ちょうどこの写真の左下が古代米ブレンド)

 

なので、あまり品種改良されていないお米のことは古代品種と呼んだ方が良いかもしれませんが、

(もっとも、「古代小麦」は古代品種の意味で使われているようなので少しややこしいですが)

 

まあこのブログでは分かりやすく古代品種のことを「古代米」と呼びましょう。

 

たとえば、今の日本で一番売れているお米であるコシヒカリも、親に当たる二つの品種のかけ合わせによってできています。

 

日本にはかつて明治時代に二つの主流品種がありました。

それが「亀の尾」と「朝日」です。

 

東の亀の尾、西の朝日“と称され、日本人みんながこの品種を食べていました。

その後品種改良が幾度となく施され、コシヒカリやササニシキ、さらにはその子供、孫と続いていきました。

 

今人気の「甘くてモチモチ系」のお米はかなり品種改良が進んだ品種と言えます。

 

古代米ってどんな味?

僕は興味があって一度岡山県産の「朝日」を手に入れて食べたことがあります。

すると、一口食べてビックリしました。今まで食べたことのないお米の味わいだったからです。

 

お米の粘りは少なくあっさりとしていて、味わいも甘味が少なく上品な香りがします。

もともとさっぱり系のササニシキを愛食していた僕は、一口で古代米のとりことなりました。

 

他人の食の好みに口を出すのは野暮ですし、余計なお世話だと思いますが、

そもそも和食はごはんとおかずを一緒に食べて味わうもの

 

これは”口中調味“と呼ばれ、日本独特の食文化です。

 

その時、お米に余計な味わいはいりません。

お米はあっさりとしていて、おかずの味を引き立てるのが役割なのです。

 

それに、毎日食べるものがネバネバしていて甘ったるかったりしたら飽きてしまいます

 

最近のモチモチ甘甘志向は、食が欧米化しておかずの味に動物性の濃厚さが加わったことと、

さらにはお米を毎食食べなくなったことも関係しているのだと思います。

 

古代米はどこで買える?

さて、この古代米ですが非常に入手困難となっております。

店頭で販売しているところは極々まれです。

 

ネット通販で探すと見つけることもできますが、なかなか量がないのですぐ売り切れになってしまうことも。

 

ちなみに先ほど紹介した「亀の尾」と「朝日」ですが、亀の尾は日本酒を作る用の酒米としては栽培されているようですが、食用ではほとんど栽培がされていないようです。

朝日は岡山で多く作られているようなので、岡山に住んでいる方は手に入れやすいかもしれません。

 

個人的には古代米をもっと楽しみたいので、これ以上人気が出ないでほしいという思いもあるのですが、

逆に古代米の存在が知られ、消費者の需要が高まれば農家さんで「よし、じゃあオレらも作るか」という方が増えると思うので、そっちを期待したいです。

 

また、ササニシキは古代米に近いと言われています。

 

確かに味わいもあっさりでまさに”昔ながらの銀シャリの味”で、

お米アレルギーも起こしにくいとのこと。

 

こちらの方は割りとお店や通販でも手に入れやすいですので(と言ってもスーパーには置いていませんが)、

まずはササニシキを手に入れて食べてみるのも良いと思います。

 

モチモチ系のお米はデンプンの中の「アミロペクチン」の割合が多く、

逆にあっさり系のお米はこのアミロペクチンの割合が少なくなっています。

 

そしてこの割合によって血糖値の上昇具合も異なるようで、

あっさり系のお米はモチモチ系のお米に対して血糖値を上げにくいということもわかっています。

 

「健康的に糖質をとる」という観点からも、もっとあっさり系のお米が求められるような流れが来るかもしれませんね。

【 参考 】たかしま有機農法研究会ホームページ

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