一目でバッチリわかる!本物の発酵食品の味噌を見分ける方法

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皆さん、こんにちは。管理栄養士の圓尾(まるお)です。

(はじめての方は、こちらからどうぞ

 

日本の代表的な調味料、味噌。

味噌汁はもちろんのこと、

和え物、炒め物などあらゆる調理法の味付けに使える万能調味料です。

 

さらに、味噌の特徴は何と言っても発酵食品であること。

麹菌や植物性乳酸菌の力で、腸内環境を整えることにも役立ちます。

 

しかし、実は市販の味噌のほとんどが、発酵が止められていたことを知っていましたか?

死んだ菌も身体には良いと言われていますが、せっかくなら菌が生きている元気な味噌をとりたいですよね。

 

そこで今回は、菌が生きている味噌の簡単な見分け方をご紹介したいと思います。

 

 

一目でバッチリわかる!本物の発酵食品の味噌を見分ける方法

大半の市販の味噌はなぜ菌を殺している?

そもそも、なぜ市販の味噌は菌を殺しているかというと、

菌が生きて元気に活動していると、発酵がどんどん進んでいきます

 

そうすると、販売する側からすると、品質管理が面倒になるのです。

賞味期限も短く設定せざるを得ません。

 

となると、菌をアルコール添加や加熱処理などで殺してしまい、

発酵を止めた方が味噌の質が安定し、販売しやすくなるのです。

 

冷蔵コーナーにある味噌を選ぶべし

スーパーの中で味噌はどこに置いてありますか?

常温の棚に陳列されていることって多いですよね。

 

しかし、常温の棚に並べられている味噌は、ほぼすべて菌が死んでいます

 

なぜなら、麹菌は温度が高いほうが活発に活動するため、

生きている状態で常温の棚に置いておくと、みるみる発酵が進んでしまうからです。

 

つまり、冷蔵コーナーに置いてあるというのが、生きている味噌を見分ける第一条件になります。

 

保存方法も確認を

しかし、冷蔵コーナーに置いてある味噌がすべて生きている味噌とは限りません

麹菌が死んでいて発酵が止まっている味噌を、ただ冷蔵コーナーに入れてある場合もあるからです。

 

最終確認は、味噌の商品表示の「保存方法」の欄を見ます

ここに「冷蔵保存」の旨の記載があれば、それは麹菌が生きている味噌だと考えて間違いないです。

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もちろん、自宅で保存する際は冷蔵保存しましょう。

 

ちなみに僕が購入したのは、こちらのお味噌。

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生きている味噌は、発酵が止められた味噌に比べて足が早いので、

一人暮らしの方は使い切れる量を購入するようにした方が良いです。

 

生きている味噌は美味しい!

生きている味噌を買う利点は他にもあります。

それは、そういう味噌は原料もこだわっている場合が多いのです。

 

わざわざ品質の変わりやすい、賞味期限の短い味噌を作って売っている会社です。

当然、味噌の原料の大豆や塩も、きちんと上質のものを選んで仕込んでいます。

 

ですので、必然的に味噌も美味しいものになります。

きちんと出汁を引いて、本物の味噌で作った味噌汁は本当に美味しくて、毎日飲んでも飽きません

 

具だくさんの味噌汁はそれだけで野菜や海藻がたくさんとれたり、

ごはんのおかずにもなるので、大活躍します。

 

普通の味噌より数百円高くても、投資する価値がありますよ!

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