シャキシャキ食感で美味しいレンコンにはLPSという免疫を高める成分が含まれている
いや〜、寒いですね。
寒い寒い。
さぶいさぶい。
東京に来てから友達に
「さぶい」は関西弁だと言われたんですが、どうなのでしょうか。
今日は東京23区に33年ぶりに低温注意報が発令されたそうですが、
本当に厳しい寒さが続いています。
まあでも季節は確実に春へと近づいていますし、
この寒さも今だけ、
寒いからこそ美味しい食べ物もあるので、
せっかくならこの寒さを楽しもうと食いしん坊な考え方をしております。
しかしこう寒いと気をつけないといけないのが
風邪やインフルエンザなどの感染症ですよね。
そこで今回はそんな感染症の対抗策としても役立つ食材
レンコンをご紹介したいと思います。
シャキシャキ食感で美味しいレンコンにはLPSという免疫を高める成分が含まれている
まずはレンコン概要
さて、レンコンですが
蓮(はす)の地下茎が肥大化したものです。
蓮の花といえば、お釈迦様つまりは仏教の世界では象徴的な花です。
極楽の絵にも描かれているのが蓮の花です。
ちなみに、日本にも仏教とともに奈良時代に蓮が伝わっています。
平安時代から食用にされていたようです。
しかし、今市場に出回っているのはこのレンコンではなくて、
大半が明治時代に中国から入ってきた中国種です。
一方、江戸時代から栽培されている綿内れんこんのように
在来のレンコンも存在しています。
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真ん中が綿内れんこん。
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このれんこん、ただ蒸しただけでめちゃんこ美味しく、
そのままでもうまいですし、塩を少しつけるだけで十分な美味しさでした。
独特の甘味と香りが最高です。
れんこんのLPSが免疫力を高めてくれる
さて、そのれんこんなのですが、
LPSという成分を含んでいます。
LPSとはリポポリサッカライドという成分のことで、
これが免疫力を強めて風邪やインフルエンザなどの
感染症予防に効果が期待できると言われています。
LPSはマクロファージという病原菌を退治する細胞を活性化します。
病菌の原因となる微生物を退治する体の中の軍事力アップにつながるのです。
この成分はれんこんの皮の部分に多いことがわかっているので、
料理する際はなるべくオーガニックのものを買い求め、皮ごと調理すると良いです。
他にもれんこんはビタミンCも豊富で、
ビタミンCも体の免疫力を高めることに一役買ってくれます。
れんこんレシピをご紹介
さて、ではそのれんこんを使ってサッと作れる一品をご紹介します。
れんこんの梅肉和えです。
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1、れんこんを洗って適当な大きさにザクザク切ります。
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2、蒸します。
茹でても良いですが、蒸したほうが栄養成分の流出が抑えられますし、
れんこんのうま味もしっかり残ります。
少し固めぐらいに火を通すと食感がシャキシャキして美味しい。
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3、味付けは梅肉、醤油、みりん、ごま油。
梅肉は梅干しの種を出して叩いても良いですし、
今回は手元にあった梅肉チューブを使いました。
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4、あとはさっくり和えたら出来上がりです。
お弁当にももってこいですし、お酒の肴にも最適。
良いれんこんが手に入ったら、
ぜひ和える前に何もつけずにかじってみてください。
すっぴんのれんこんの美味しさに出会えますよ!












