英語が大の苦手だった僕がTOEICスコア940?! 英語学習を通して学んだスキル習得の鉄則とは
こんにちは。管理栄養士の圓尾(まるお)です。
(初めてのかたは、こちらからどうぞ)
仕事や私生活における、身に付けたい新しい能力や達成したい目標。
どのような姿勢で取り組めば、それらが効率よく達成できるのでしょうか。
僕は二十歳の頃、英語がまったくできない(読めない・書けない・聞けない・話せない)状態から一年で英語力を上げ、
TOEFLという英語の試験で高得点を修めて60万円の奨学金をもらって留学し、その後TOEICでは940を取るという経験をしました。
そして英語を身につける過程で、スキルを習得する際の鉄則というものを学び、その後の生活でも何かを習得したり自分の立てた目標を達成する時活用しています。
そう、この鉄則は英語学習以外にも応用することが可能なのです。
そこで今回はこの鉄則を七つご紹介したいと思います。
皆さんが何か新しいことを始めてそれを成功させる上でのヒントにしていただけると幸いです。
英語が大の苦手だった僕がTOEICスコア940 英語学習を通して学んだスキル習得の鉄則とは
一、今までのやり方を疑う
僕は本当に英語ができなかったため、今から始めて早く習得するためには普通の方法では駄目だろうと思いました。
なぜなら、これまで中学校と高校で計六年間も英語を勉強していながら全然習得できていなかったからです。
そこでまず僕は本屋に行き、「英語の勉強法」に関する本を読み漁りました。
また、インターネットも活用して英語を身に付けた人がどんな方法を使っているのかを調べました。
その結果、文法や単語を重視するのではなく、とにかく洋書や海外ドラマで生きた英語に触れ、
ドラマの台詞を丸暗記するという勉強法を取り入れることにより、飛躍的に英語力を向上させることができました。
これまで当たり前とされている習得法を疑ってまず自分で考えてみることが効率を上げる上では重要です。
二、明確な必要性がある
僕が英語学習に臨む上で最初にした事は、一年先の留学プログラムに申し込むことでした。
申し込んだ時点では英会話などまったくできず、とても海外で一年間暮らせる状態ではありませんでした。
しかし、これによりもし日本を発つ前に英語ができるようにならなければ、誰も助けてくれないという”英語を学ばざるを得ない状況”を自分で作りました。
「今年こそは英語を!」と意気込んで結局身につかずに一年を終えてしまう人は、本当の必要性がないからです。
留学は無理でも、「英語圏の国に旅行する」など明確な必要性を設定してみると努力の質がまるで違ってくるはずです。
三、期限が決まっている
いつまでに達成したいのかという期限を決めることも重要です。
「いつかできたらいいなあ」という状態では自分が本来持っている力を思うように発揮できません。
マラソンも距離が決まっているからこそ、走り抜けられるわけで、
もしゴールが決まっていなくてただひたすらいつ終わるともしれないコースを走り続けるのは困難でしょう。
僕の場合も一年という期限が決まっていたので、その限られた期間の中で力を出し切ることができました。
まず初めに、自分の中で期限を区切りましょう。
四、対象に毎日触れる
自分が身に付けたいもの、達成したいことを毎日意識して、その達成に向かって少しでも良いので毎日努力しましょう。
この”毎日”というのが重要で、一日たりとも例外を作って欠かしてはなりません。
もちろん、仕事でとても疲れている日や飲み会で夜遅く帰ってくる日もあるでしょう。
ここでは時間は重要ではなく、たとえ10分でも目標のために時間を使う覚悟が必要です。
僕の場合はバイトで疲れたり友達と遊んだ日でも、なんとしても英語に触れるというのを一年間欠かすことなく行いました。
そのために工夫したことが、「疲れている日でも録画した英語学習番組を見る」「カバンに洋書を入れて電車の中で読む」など、
机に向かう気力のない時でも英語に触れられるような仕掛けをいくつも考えて実践していました。
「これならどんなに時間のない日でも実践できる」と自信が持てるような作業を普段から考えておきましょう。
五、楽しんで取り組める工夫をする
何かに継続して打ち込むことは難しく、挫折する人がとても多いわけですが、続けるための秘訣は楽しんでやることです。
同じ努力をするのでも、なるべく自分が心地よく前向きな姿勢で取り組めるやり方を見つけるのです。
僕の場合は英語の本を読むのでも、自分が興味のあるジャンルの本を選ぶようにしたり、
ドラマで学ぶ場合も何度繰り返し見ても飽きない題材を選んだりしました。
なるべくその努力をする上での障壁を下げる工夫を見つけることが大事になります。
六、学んだことを披露する場がある
学んだことを実際の場で使う機会を持つことは、学習の大きな助けとなります。
まず、人の脳はただ情報をインプットするよりもアウトプットする方が知識が定着して、より深く理解することができます。
それに加えて、自分が達成した成果を披露することにより、周りから反応がもらえることも努力を続けるための糧となります。
たとえばダイエットをしているのであれば、その日行った好ましい行動をSNSで発信したり、体型のビフォアアフターを投稿して反応をもらっても良いでしょう。
僕の場合はブログで英語日記を書いたり、イギリス人の先生とマンツーマンの英会話レッスンを受けたりしていました。
七、達成した姿を思い浮かべる
日々正しい努力を続けていたとしても、変化は少しずつしか起きません。
行動を起こしてから今現在までしか見ていないと「まだこれだけしか達成できていないのか…」と後ろ向きに捉えてしまうこともあります。
そんな時は、その目標を達成している自分の姿を具体的に思い浮かべましょう。
その時あなたはどんな表情をしていて、どんな気持ちを感じているでしょうか。
それを具体的にイメージすればするほど、その状態が欲しくてたまらなくなります。
これがモチベーションにつながり、明日からも努力を継続する力となってあなたを支えてくれることでしょう。
まとめ
ということで、今回は僕の実体験から新しい技術を習得する、目標を達成する上でヒントとなる七つの鉄則を紹介させていただきました。
何か行き詰まっているな…という時はどれか一つでも良さそうな鉄則を取り入れて実践してみてください。
きっと、好ましい変化がもたらされるはずですよ。