今回は「レモン」×「醤油」 第四回『東京ごはん部』開催決定!
こんにちは。管理栄養士の圓尾です。
食を楽しむオトナの部活、「東京ごはん部」。
副部長のフリーランス管理栄養士、北嶋佳奈さんと一緒にやっております。
第四回目の次回はスペシャルゲストをお招きしての開催になります!
【 過去の開催の様子はこちらから 】
米 クリスマススペシャル!「七面鳥を丸焼きにしちゃいました」の巻
今回ゲストで及びするお二人をご紹介します。
広島県尾道市瀬戸田町 レモン農家 菅秀和さん
まずお一人目が、広島県尾道市瀬戸田町でレモン農家を営む、菅秀和さん。
菅さんはもともと、食材や飲食店の企画営業のお仕事をされていました。
その後、有機JAS認証農業法人や老舗の観光農園に勤められ、2014年に独立してレモンを中心とする柑橘類の栽培を開始されます。
枝のせん定方法や、葉に直接栄養分を散布する手法、ミネラルを重点的に独自の管理方法を工夫され、「レモンは食べるフルーツである」と、糖度11度の”食べるレモン”を開発。
菅さんは無農薬栽培でレモンを作られていますが、それも「理想の美味しさを求めたら自然と農薬は必要なくなった」とおっしゃっています。
菅さんが作るレモンは皮も美味しく、風味も抜群。
もともと流通業に関わっていた経験から自力で販路を開拓、プロの料理人も認めるそのレモンは東京の飲食店を中心に使われています。
「レモンのおっさん」を自称する菅さんは、テレビや雑誌にも出演されていて、気さくでハートの暑苦しい(本人談)なので、ぜひ当日は直接いろいろお話してみてください!
福岡県糸島市 ミツル醤油醸造元 城慶典さん
お二人目のゲストは醤油の職人さんです。
城さんは醤油蔵の家に生まれ、家業を継ごうと考え始めた高校生時に、自分の家の蔵が自社で仕込みを行っていないことを知ります。
実は、現在約1400件ある全国の醤油蔵の中で、自社で仕込みから行っている蔵は、なんと一割程度しかありません。
大量生産が求められた高度経済成長期に、自社で仕込みを行う蔵はどんどん減ってしまったのです。
「自分が継ぐなら仕込みから醤油を作りたい」
そう決心した城さんは、東京農業大学醸造科学科に進学。
在学中に全国七ヶ所の蔵で終業を積み、卒業後はフードコーディネーターの学校にも通われます。
そして仕込みに必要な道具を一から揃え、試行錯誤の末、当時若干26歳にして自社醸造を復活させることに成功されました。
代表的な醤油「生成り、」は大豆、小麦、塩の原料すべてが九州産。
食品添加物無添加の、木桶二年熟成の天然醸造醤油です。
現在31歳、常に挑み続ける姿勢の若き造り手に、業界内でも注目が集まっています。
そんな城さんからは、この日本が生んだ調味料、醤油の製造に関する話を直接聞いてみてください!
イベント概要
今回は、このお二人のそれぞれのトークショーと、トークセッションの時間を設けています。
それぞれの農業、醤油づくりにかける想いや、現場でのこと、そしてお二人の視点から現代の食べものについて考えるお話が聞けることと思います。
イベントでは食べものや飲み物もお出しして、参加者さん同士での交流の時間もございます。
今回はレモン×醤油ということで、お二人から食材をいただき、ポン酢を作って鍋にしようと思っています。
さらにはレモンを使った絶品スイーツも企画中。
こちらもぜひ、お楽しみに!
開催日
2月6日(土)17:30〜20:30
会場
表参道のイベントスペース
※ お申し込みいただいた方に詳細な場所をお伝えします
参加費
4000円
お申し込み
こちらのフォームからどうぞ
皆さんの入部(ご参加)、お待ちしております!
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