[ほっとする和ごはん]旬のぶりはDHAが豊富!味のしみた大根が最高に美味しい「ぶり大根」
今回は根のほうを使ったレシピをご紹介します。
冬に食べる大根の食べ方でおでんと並ぶ二大巨塔として君臨して揺るがないのが
ぶり大根ではないでしょうか。
旬を迎えて脂の乗ったぶりと、そのうま味を吸った大根。
ごはんのおかずにはもちろん、日本酒を飲みながら食べるのも至福のひとときです。
はやる気持ちを抑えながら、まずは作り方を見ていきましょう。
◎ぶり大根
かかる時間 40分
<材料>(二人分)
- ぶり切り身 二切れ
- 大根 1/3本
- 生姜 ひとかけ
- 長ねぎの青い部分 一本分
- 柚子皮(千切り)
- [い] 水 1カップ
- [い] 昆布 5センチ
- [い] 酒 大さじ2
- [い] 醤油 大さじ2
- [い] みりん 大さじ2
- [い] 砂糖 大さじ1
下準備
①ぶりに熱湯をかけ、その後水ですすぎ、鱗や表面の汚れを取って綺麗にする(霜降り)。
②大根は3センチ厚さに切って皮を厚めにむき、十字に隠し包丁を入れる。生姜は皮付きのまま薄切りにする。長ねぎは7センチほどの長さに切る。
作り方
1、鍋に大根とかぶるぐらいの水を入れて中火にかけ、大根が少し透明になるぐらいまで下茹でしてざる上げする(20〜30分)。
2、鍋に大根、ぶりの順番で入れ、[い]を加えて火にかけ、出てきたアクを取る。中弱火で落し蓋をして10分ほど煮る。
3、器に盛り、柚子皮を散らす。
栄養に関する一言
産卵期前で脂の乗っているぶりは寒ぶりとも呼ばれ、非常に美味です。
魚にはEPAやDHAといった生活習慣病を予防したり脳の働きを向上させる油が多いのですが
脂が乗っているということは、もちろんこのEPAやDHAも多いということ。
旬の時期に脂が乗った魚を食べることは美味しいだけでなく
効率的に栄養をとることにもつながります。
ちなみに天然よりも養殖のほうが脂の量は多いとされています
(ただし、脂の質についてはまた別の話ですが)。
今回のレシピは味付けをやや薄めにしていますが、それでも割と味は濃い目なので
他に合わせるおかずは味付けを控えめにするとバランスが取れます。
まとめ
さて、このぶり大根ですが僕は切り身ではなく”あら“で作るほうが好きです。
あらで作る場合は臭みが強いので、霜降りをする前に塩を振って少し置くと良いです。
ああ、ぶり大根ホント大好き。