ふわふわしてやさしい味わいの豆腐ハンバーグ。

 

れんこんを加えておろしを添えると

さらに美味しくなるだけでなく、風邪予防の味方にもなってくれます。

 

 

不思議な形をしているれんこんですが、穴の空いていることから「先が見通せる」につながるということで

おせち料理にも使われる縁起物の野菜です。

 

ちなみに今出回っているものは明治以降に広まった改良種なので

もっと古い時代から残っている在来種のれんこんを探してみるのもおもしろいですよ。

 

それでは、作っていきましょう。

 

◎れんこん入りシャキシャキ豆腐ハンバーグ

かかる時間　20分（豆腐の水抜きの時間除く）

＜材料＞（二人分）

• 木綿豆腐　1/2丁
• 鶏ひき肉　100g
• れんこん　100g
• 長ねぎ　1/4本
• 大根　100g
• かいわれ大根　適量
• [い]高野豆腐　１枚
• [い]塩麹　小さじ２
• [い]白胡椒　少々
• 米油か菜種油　大さじ１

 

下準備

①豆腐はキッチンペーパーでくるんで重しをし、30分置いて水気を切る。

②れんこんは皮をむいて粗いみじん切りにする。長ねぎはみじん切りにする。高野豆腐と大根はすりおろす。

 

作り方

１、ボウルに①の豆腐とれんこん、長ねぎを入れ、鶏肉と[い]を加えて粘り気が出るまで混ぜる。

２、フライパンに油を中火で熱し、１を加えて片面を３〜４分ほど焼いたらひっくり返し、もう片面も３分ほど焼く。

３、お皿に盛り、かいわれ大根、①の大根を乗せ、醤油をたらす。

 

 

栄養に関する一言

風邪の予防のためにとってほしい栄養素の一つがビタミンＣ。

ビタミンＣには体内に侵入した病原菌を攻撃する役目を持つ白血球の働きを高めるなど

風邪の菌に負けない抵抗力を支える栄養素です。

 

れんこんにはこのビタミンCが豊富で

さらに大根、長ねぎ、かいわれ大根と合わせると、このハンバーグだけで一日に必要なビタミンCの約半分をとることができます。

 

食物繊維もとれるので、腸内環境を強化することによる免疫力アップ効果も望めます。

 

まとめ

もちろん肉をたっぷり使ったハンバーグも美味しいですが

豆腐を使ったハンバーグはもっとあっさりしていてやさしく、ごはんにも良く合うように思います。

 

なかなか外食では気軽にたどり着けないこの味を、ぜひご家庭で試してみてくださいね。

（ブログ筆者 管理栄養士 圓尾のプロフィールはこちら）