これからの時代の幸せとは? 食が持つ価値を考える

 

こんにちは。

管理栄養士の圓尾(まるお)です。

初めての方は、こちらからどうぞ

 

今日は成人の日。

東京では久しぶりの雨がパラパラしてきました。

 

今回はツラツラ記事

ふだん考えていることをツラツラと気ままに書いてみたいと思います。

 

テーマは「これからの幸せと食が持つ価値」です。

 

全然下書きもせず、ベタ書きで書いていますので、

乱文ですが、ごゆるりとお付き合いいただければ幸いです。

 


 

これからの時代の幸せとは? 食が持つ価値を考える

とにかく短時間で手軽に栄養をとりたいという人たち

いま、食に対する付き合い方が本当に多様化しているなあと感じます。

 

ただ生きるための栄養源として食を捉えている人もいれば、

生活の中の基盤になるものとして、多方面から味わっている人もいます。

 

前者の最たる例が「完全栄養食」なるものです。

 

これ一食で一食に必要な栄養素がすべてとれる!

みたいなノリのやつです。

 

たんぱく質や食物繊維、

ビタミンやミネラルまでをすべて網羅した食品が

いくつか開発されています。

 

調理も簡単で、時短かつ手軽

 

これの行き着く先はカプセル一つでお腹も膨れて栄養も補える

まさにドラえもんの世界です。

 

健康が担保できて、かつ時間が浮くので

その時間を他に当てることができる。

 

コストパフォーマンス最優先の考え方です。

 

食には栄養以外の価値もある

一方、それとはある意味真逆の考え方で食と付き合っている人もいます。

 

もちろん、健康を保つために栄養をとるのは大事。

 

でも、食が持っている価値はそれだけではありません。

 

季節を楽しむこと、

文化や歴史、季節を感じること、

食材を作ってくれる生産者とつながること、

器などの食器を愛でること、

そして、あえて手間をかけて食事を作ること。

 

ただ栄養をとる手段としての食事なんて味気ないし、つまらない。

 

せっかくならもっと食を大切にしたいし、楽しみたい

そんな姿勢で食と向き合っている人たちもいます。

 

もちろん、この二つの考え方は白か黒かという二択ではなく、

その中間に位置する人が大半でしょう。

 

ただ、いろんな人の考え方を聞いたり見たりしていて、

この二極化が進んでいるなあと感じています。

 

食への考えが変わったら、人生が豊かになった

で、僕は別にどっちが良いとか悪いとか、

どっちであるべきとかを言いたいわけではありません

 

ただ、個人的にどっちの側に立ちたいかというと

後者になります。

 

その理由ですが、僕自身後者の考えで生活をするようになってから

人生の充実度が向上したと感じるからです。

 

 

栄養士として働き始めた頃、

僕は完全に前者の考えで生きていました

 

学校で学んだ栄養素最上主義的な栄養学にどっぷり浸かっていたので、

とにかく理論上の栄養素さえ帳尻を合わせていれば問題ないと思っていました。

 

なので、料理はほとんどせずに外食や中食に頼っていましたし、

 

買い物するときだって

とにかく特売品、安いほうを選ぶ

 

食品添加物なんて気にしたこともないし、

オーガニック野菜なんて、ただの高い野菜としか思っていませんでした。

 

食文化なんて考えたこともないし、

器だって100均やホームセンターで安いのを揃えていました。

 

でもそこからいろんなきっかけがあり、

少しずつ、本当に少しずつだけど

食の見方が変わっていきました

 

つまり、僕は先ほど紹介した二つの考え方のうち、

前者から後者に移行したタイプなのです。

 

なので、両方の考えがよくわかります。

 

だから前者の考え方も否定しない。

 

自分がもともとそうだったし、

ぶっちゃけそれでも人生困りません

(ただ、場合によっちゃ健康には問題があるかもしれませんが…)。

 

だから、本当にそれでいいという人は全然それでもいいと思うんです。

 

でも、僕は食の深い楽しみ方を知ってしまいました

そしてそれから明らかに日々の生活が精神的に豊かになったのを実感しています

 

そんな僕もいろんな人や本などからきっかけをもらっていなかったら、

今のような喜びを知らずに人生を送っていたかもしれません。

 

なので、今度は

自分がそのきっかけを与えられる人になりたいと思っています。

 

 

これから時代の幸せを作るのは食

よく言われていることですが、

いま世の中で大きな価値転換が起きていると思います。

 

戦争に負けて何もない焦土から日本人が立ち上がり、

決死の思いでアメリカを追いかけ、

ほんのわずかな期間で世界第二位の経済大国にのし上がりました。

 

国民は年々物質的に豊かになることを実感し、

目新しく楽しいものであふれていたので、

思いっきり働いて稼いで、消費するということで満足感を得ていました。

 

しかし、それも頭打ちに。

 

かつて見本にしていたアメリカを追いかけるだけでは

これまでのような成長は見込めなくなってしまいました。

 

何より、すでに物質的には充分満たされた人が多くなっています。

 

つまり、

これからの幸せは物質的な豊かさにはないと言えるかもしれません。

 

ここ最近のトレンドである

モノ消費よりもコト消費」や

地方移住」「スローライフ」なども

すべて似たような価値観が根底にあるように思えます。

 

 

何が言いたいのかというと、

食を見つめ直すことで精神的な豊かさを得られる人が

きっとたくさんいるということです。

 

その気になれば何でも手に入って

何でも体験できてしまう時代。

 

もはや本当の楽しさは目新しいことではなく、

身近に隠れている驚き(Wonder)を見つけていくことにあるのではないか

 

 

食事は好むと好まざるとにかかわらず、

標準的には一日三回、毎日付き合うものです。

 

だったらその一日三回をもっと輝かせることができたとしたら、

日々の何でもない暮らしでさえもワクワクに満ちたものになるのではないか

 

そのワクワクは、アドレナリンがバンバン出るような

Excitingなものではないかもしれない。

 

でも、味わい深く、どこか温かみを感じるような

Interestingなものになるはず。

 

みんなで循環の輪をつくること

そしてこれは個人の幸せを作るだけではありません。

 

こういう楽しみ方をする人が増えれば、

良いものを作っている生産者さんの生活も潤います

 

さらに食文化が継承され、

先人の苦労が報われ、子どもや孫の世代にも幸せを残していけます。

 

 

日本の食文化は京都の公家から生まれました。

文化というのは、豊かで余裕があるからこそ生まれ、発展するものです。

 

だから、江戸時代の江戸でもさまざまな食文化が花開きました。

 

平和で豊かな今だからこそ、

もっと自分たちの食文化を大事にする人が増えたらいいなと思うのです。

 

だから僕は、一人の栄養士として

栄養のことだけでなく、食に関することを広く伝えて

そのおもしろさを共有できる人を増やしていきたいと考えています。

 

自分自身ももっともっと勉強が必要。

 

日本の歴史は2000年以上あるので、

文化が素晴らしい分、その広さと深さがハンパじゃありません。

 

そんな学べることがまだまだたくさん残されていることに感謝しつつ、

一日一日ひとつひとつ知識や体験を増やして、

多くの人に伝えていきたいなあと思う日々です。

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