ガンや老化の原因に!活性酸素はどのようにして生まれ、どう影響するか

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こんにちは。管理栄養士の圓尾(まるお)です。

(初めてのかたは、こちらからどうぞ

 

活性酸素で身体が酸化する」「サビる」といった表現を聞いたことありますでしょうか。

 

これが身体にとって良くないということで、

酸化を防ぐために抗酸化作用のあるポリフェノールなどをとった方が良いということも、よく言われます。

 

でも、その肝心の活性酸素がどんなもので、どういう時に発生するのかは知らない方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、この活性酸素について、わかりやすく解説をしていきたいと思います。

 


 

ガンや老化の原因に!活性酸素はどのようにして生まれ、どう影響するか

活性酸素とは?

活性酸素とは、僕たちが日常的に呼吸によって取り入れている酸素が変化したものです。

 

どのように変化しているかというと、

通常分子というのは、電子的に安定な状態にあるのですが、活性酸素では、電子が足りていない状態にあります

 

なので、安定するために、近くにある分子の電子を奪ってしまいます。これが酸化で、活性酸素は酸化力があるのです。

 

電子だとか、よくわかりづらいので、これをわかりやすくたとえると、

幼稚園の子どもに何か好きなおもちゃを渡すと、子どもはそれに夢中になって遊ぶので大人しくなりますよね。

 

その子どもからお気に入りのおもちゃを取り上げたらどうなるでしょう。

おそらく、泣きわめいて怒りだすと思います。

 

この不安定な状態の子どもは、隣にいる子どもが遊んでいるおもちゃを奪って遊ぶかもしれません

 

そうなると、おもちゃを奪われた子どもはまた他の子どものおもちゃを奪って…という具合に、幼稚園の中は大騒乱になることでしょう。

 

ちょっと無理矢理ですが、

活性酸素はそんなおもちゃを奪われた子どものような感じで、周りの細胞を傷つけていきます。

 

活性酸素はなぜ生まれる?

通常、人間が呼吸によって取り入れた酸素のうち、2%程度は活性酸素に変化すると言われています。

 

つまり、僕たちは普通に生きているだけでも活性酸素を発生させるというわけです。

 

で、この活性酸素がなぜ発生するのかというと、

細胞の中にあるミトコンドリアが関係しています。

 

細胞の中にはミトコンドリアというものが住んでいて、

彼らは人間が生きるためのエネルギーを作ってくれる工場として働いてくれています。

 

しかし、現実の世界の工場も稼働すると排水や排煙を出すように、

ミトコンドリアもエネルギーを生み出す過程で、活性酸素を発生させてしまいます

 

なので、人間は生きている限り、勝手に活性酸素が発生するようになっているのです。

 

ミトコンドリアが劣化すると、活性酸素が大量発生する

しかし、このミトコンドリアが古くなってポンコツと化すると、通常より多くの活性酸素が発生するようになります。

 

古くなった車が黒い排気ガスを出しながら車を走らせているようなものです。

 

なので、そういった劣悪なミトコンドリアを作らないことが重要です。

 

ちなみに、ファスティングをすると古いミトコンドリアが処理され、新しいミトコンドリアが作られるので、

日常的に発生する活性酸素の量が減ると考えられます。

 

そして、紫外線、放射線、大気汚染、化学物質(農薬、食品添加物、薬など)によっても活性酸素は発生します。

 

また、脂の多い食事や運動不足などの、望ましくない生活習慣によっても活性酸素が増えることがわかっています。

 

一つではない活性酸素

一口に活性酸素といっても、いくつかの種類がありますので、見ておきましょう。

 

まず、最初に発生する活性酸素がスーパーオキシドという活性酸素です。

 

この活性酸素に対して、人間の身体は対処法を備えており、

SOD(スーパーオキシドディスムターゼ)という酵素が働いて、過酸化水素に分解をしてくれます。

 

そして次に、この過酸化水素は、カタラーゼグルタチオンペルオキシダーゼという酵素により、今度は水と酸素に分解されます。

 

これで発生した活性酸素はすべて無害なものに処理されて、めでだしめでだしなのですが、

残念ながら、ここで落とし穴があります。

 

加齢によって低下する酵素

スーパーオキシドや過酸化水素を処理するための酵素は、加齢とともに減っていくことが知られています。

つまり、歳を取ると、活性酸素の処理能力が落ちてしまうのです。

 

また、大量に活性酸素が発生した場合も、体内の酵素では処理しきれないことがあります。

こうなると、処理しきれずに残った活性酸素が困ったことになります。

 

凶暴化する活性酸素

スーパーオキシドが処理されずに残ってしまうと、ペルオキシナイトライトという、より強力に細胞を酸化させる物質に変わります。

 

さらに、過酸化水素からは、ヒドロキシラジカルという、最強の活性酸素が生み出されます。

 

このヒドロキシラジカルの酸化力はすさまじく、

最初に発生する活性酸素であるスーパーオキシドの数十〜数千倍とも言われています。

 

さらに悪いことに、

僕たちの身体にはこの最強の活性酸素であるヒドロキシラジカルに対処するための酵素がありません

 

ひとたび生まれたヒドロキシラジカルは周りのたんぱく質や脂質、

そしてDNAの成分である核酸までをも傷つけてメチャメチャにしてしまうのです。

 

まとめ

ということで、今回は活性酸素について簡単にまとめてみました。

 

活性酸素自体は暮らしていても普通に発生するものですが、

生活習慣や食べ物の影響で多量に発生すると、病気や老化の原因になります。

 

まずは、今日紹介したような活性酸素を発生させるような要因をなるべく遠ざけることが一つと、

あとは発生してしまった活性酸素を処理する対策を打っていくことです。

 

その発生してしまった活性酸素を除去してくれる食べ物や栄養については、また改めて記事にまとめたいと思います。

 

その中でも僕が今特に注目しているのが、水素です。

 

水素は活性酸素の中でも問題のある強力な活性酸素だけを除去してくれるという優れもので、

僕も水素カプセルを飲みはじめてからは、睡眠の質が高まったり、疲れが溜まりにくくなったりとその効果を実感しています。

 

それでは、今日はこのへんで。お読みいただき、ありがとうございました。

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