ファスティングは人によって合う、合わないがある?
こんにちは。管理栄養士の圓尾です。
世の中はいろんな健康法、食事法で溢れかえっていますが、人によって体質が違うので、合う方法もあれば合わない方法もあるという話を聞きます。
しかし、ことファスティングに関しては万人に合うものだと考えています(もちろん、子どもや高齢者、極端に痩せている人、妊婦など例外はります)。
今回はなぜファスティングが万能だと言えるのかをお話していきます。
ファスティングが万能である理由
ファスティングは根っこに働きかける
ファスティングはただのダイエット法でもなければ、特定の病気を治すものではありません。
つまり何かに”効く”といったたぐいの健康法ではないのです。
ファスティングは「体を本来の状態に戻す」ことを目的としています。
何かを付け加えるのではなく、様々な要因によってフタがされてしまった、体がもともと持っていた機能を取り戻すことこそファスティングの真髄です。
現代人は程度の差こそあれ、誰でも押しなべて、さまざまな化学物質や過度なストレスによって生物としての能力が低下してしまっています。
それを改善できるファスティングは、まさに誰もが必要とする健康法と言えます。
なぜ効果を実感できていない人がいるか
しかし、実際問題として「ファスティングしてみたけど、思うような効果が実感できなかった」という人もいます。これはどう説明すればいいのでしょうか。
まずは正しい方法で行っていないというケースが大半です。
インターネットや雑誌で見た情報を参考にして自己流で取り組んだり、正しい専門知識を持ち合わせていない指導者のもとで取り組んだ結果、ファスティング本来の恩恵を受けられていないということです。
また、正しい方法で行っても結果が出ないケースもありますが、これはファスティングする前の状態に理由があります。
たとえば、普段の食生活があまりに問題がある場合や、解決した課題が大きい(アレルギーや精神疾患など)の場合は問題の根が深いため、一回のファスティングではなかなか期待していたほどの成果が得られないことがあります。
しかし、それでも何度かファスティングを続けていくと、途中から驚くほど体が変わっていくことに気づけます。
(参考: ファスティングは一回やって終わりでいいの?)
まとめ
実は、僕自身も最初にファスティングをした時は「あれ、こんなもんか」というのが正直な感想でした。
しかし、3回目のファスティングを経験した時から得られる結果が全然変わってきて、「そうか、ファスティングってこういうことなのか!」とファスティングの本当の価値に気付き、以降資格を取得してファスティングを広めつつ、自分自身でも定期的にファスティングを実践するようになりました。
ダイエットにしろ、心身の不調にしろ、今の状況は長年の行動の結果。一発逆転を狙うよりも、地道に改善していく気持ちが大事です。
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