独立する前にこれだけは知っておきたい! フリーランスになって大変だったこと3つ

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去年の4月に勤めていた病院を退職し、

フリーランスの管理栄養士として独立をしました。

 

 

それまでは2つの病院を経験しましたが、勤務していた期間はトータルで1年と8ヶ月。

 

そして、今月をもってフリーランスとして活動をしている期間が1年と9ヶ月となり、

ついにフリーランスの期間がサラリーマンの期間を上回りました

 

見切り発車で独立をし、これまでやってこられたことは振り返ると本当に”運が良かった“と思います。

 

自分一人の力では決してここまでやってくることは不可能でした。

 

たくさんのお世話になった方々のおかげで今の自分があることに、

心から感謝の気持ちでいっぱいです。

 

さて、今回は現在もフリーランスとして活動を続ける僕が独立してからのことを振り返り、

特に苦労した3つのことについて書いていきたいと思います。

 

長年フリーランスとして活動されている方や会社を経営されている方に比べると

足元にも及ばない2年弱の経験ですが、

 

「サラリーマン→フリーランス」の移り変わりの時期は「独立したい」と考える人が一番気になるところでもあると思うので、

僕のリアルな経験が誰かの役に立てれば幸いです。

 

1. お金がなくなるという不安

まずなんといっても、一番現実問題として重くのしかかるのがお金の問題です。

 

休まずに会社へ行って仕事をしてさえいれば

毎月決まった日に、決まった額が口座に振り込まれていたサラリーマンと違い、

フリーランスでは、安定した収入が定期的に入り続けるわけではありません。

 

今だから言えますが、

僕はほとんど貯金をせずに(実際に生活費の1ヶ月半分ぐらいの貯金しかなかった)独立したので、

 

収入を得られなければ生活が続かなくなるという、

まさに崖っぷち状態でのイチかバチか、人生をかけた独立でした。

 

「お金が尽きるかもしれない」という不安は強烈で、

食費や交際費もかけられないし、自己投資のお金も節約しなければならないという、まさにカツカツ状態

 

先輩から仕事をいただいたり、自分なりに考えて仕事を作ったり、

サラリーマン時代からやっていた副業で収入を得て食いつなぐという自転車操業が3ヶ月ほど続きました。

 

もちろん、まったく勝算がない中で独立したわけではなかったですが、現実は思うようにはいかないものです。

想定していないことが次々に起こります

 

ただ、勘違いしてほしくないのは、

ここで僕が伝えたいことは「しっかりと貯金をしておくこと」ではありません

 

極論すると、貯金はいくらあっても関係ありません。

ただお金を貯めておいてそれを消費していても、いつか食いつぶす時が来ます。

 

それよりもキャッシュ・フロー、つまりお金の流れを作っておくことが重要です。

 

どういった仕事をしてどれぐらい収入を得るのか、

その計画をしっかりと立てておく必要があります。

 

それがひと月、そして日々の行動計画にまで落とし込まれているかが大事です。

 

その上で、お金についての勉強は必須です。

 

そのためにはサラリーマンの固定給というキャッシュ・フロー以外に副業で収入を得ておくのも有効です。

 

副業は種類によって、向き不向き、収入の大小、リスクなどさまざまですが、

失敗したとしてもむしろいい経験になるでしょう。

 

いくら勉強しても、行動しないと自分の力はつかないのです。

 

 

2. 自己管理ができないという罠

サラリーマンは働く場所、時間、内容、すべて決められています。

 

それがフリーランスになるということは、すべて自分の自由になるということです。

 

もちろん、これがフリーランスの大きな魅力でもあるのですが、

「自由」に慣れていないと、持て余すことになります。

 

たとえば、子供の頃の作文の授業で

今日は何でもいいから自由にテーマを決めて書いてみましょう

と言われて何を書くか困った経験はありませんか?

 

逆にテーマが決められていた方がすぐに書き始めることができて楽だったりします。

 

これと同じで、

「すべて自分で決めなければならない」というのは「自由ゆえの苦しみ」もあるのです。

 

何をやってもいい。

この果てしなく続く雲ひとつない青空を前にして呆然としてしまう時があります。

 

やってもやらなくても、誰からも責められません。

サボろうと思えば、いくらでもサボれるのです。

 

「今日は気分が乗らないから・・・」

とやろうと決めたことを先送りにしたり、

 

「ちょっとネットで調べもの・・・」

と思ってたらいつの間にかYoutubeで数時間があっという間に過ぎていたり、

 

朝起きる時間がどんどん遅くなって、生活リズムが不規則になったりと、

どんどん怠惰な方向に流れていきます。人間は弱い生き物なのです。

 

この「自由」を「心地良い」と感じるまでにかなりの時間がかかりました

 

これも独立した人がハマりがちな罠だと思います。

 

解決策は簡単に言えないですが、なかなか万人に効く特効薬はないです。

 

いろいろ自分で自己管理する方法をトライしてみるのがベストかな、と。

 

ただ、一つ言えることは、「慣れる」ということです。

 

最初は自由に慣れていないので戸惑っているだけです。

周りに同じようにがんばっている仲間や相談できるメンターがいると心強いですね。

 

3. 独立しているゆえの孤独

サラリーマン時代は所属している組織がありました。

 

毎日同僚や先輩といった同じ職場で働く人たちと顔を合わし、会話をします。

 

しかし、フリーランスになると毎日決まった場所で仕事をすることがなくなりますし、

仕事によっては自宅やカフェでできることもあります。

 

そうなると、”まったく人に会わない日“なんてのもあったりします。

 

人間は社会的な生き物。

他者とのつながりがなくなると、おかしくなってきます。

 

人に会わなくなると、余計に会うのが億劫になったりするので悪循環です。

 

孤独になると、思考もマイナス思考にいきがち。

特に事業がうまくいっていないと悲観的な考えが勢いを増します。

 

対処方法は簡単で、意図的に人に会う予定を入れてしまえばオーケー

 

なるべく、一緒にいて楽しい、ワクワクする、

そんな、自分に刺激をもたらしてくれる人と多く時間を過ごすといいです。

 

まとめ

こう書くと「やっぱり独立するのって大変だな〜」と思われるかもしれませんが、

何でもやったことないことは、最初は大変なものです。

 

社会人になった時も最初の数ヶ月って大変ですよね。それと同じ感じです。

 

ただ、フリーランスだと上司がいないので、”学べる環境”をいかに作るが大事です。

 

人との出逢いが人生を切り開きます

今年もあと少し。ぜひ今こそ行動を起こしていきましょう!

 

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