【保存版】管理栄養士が選ぶ!コンビニおでんで選びたい健康におすすめな具材5つ
朝晩を中心にだいぶ気温が下がってきて、秋らしくなってきました。
これからの時期美味しくなるのがアツアツのおでんですよね。
家庭で作るおでんも美味しいものですが、手軽なのがコンビニで買えるおでんです。
おでんはコンビニで買える食べ物の中でも栄養バランスが整いやすい食べ物。
ということで、今回はコンビニで買えるおでんの具材の中で
健康的でおすすめな具材をご紹介したいと思います。
【保存版】管理栄養士が選ぶ!コンビニおでんで選びたい健康におすすめな具材5つ
1、大根
オススメポイント、まずは素材が丸々使われているということです。
逆に練り物になると、どんな魚のすり身が使われているかが分からなかったり、
添加物の入る余地も大きくなります。
こういう具材丸ごとで、原材料に余計なものが入り込む心配がないというのは
コンビニなどで食べ物を買うときの大きな安心材料になります。
さて、栄養面ですが、大根の実自体には突出して特に多い栄養素というのはないのですが、
食物繊維、カルシウムやマグネシウムなどのミネラル、ビタミンCなど
幅広い栄養素をまんべんなく含んでいます。
(生の場合は食物酵素も期待できますが、煮込んでいるので、どれほど機能が残っているかというところ)
これだけ味がしみて美味しく、かついろんな栄養素をとれることを考えると十分優秀な具材と言えるでしょう。
2、昆布
世界では海藻を食べる民族というのは非常に珍しいのですが、最近の日本人は海藻を食べる機会が少ないように思います。
海藻にはいま日本人に不足している栄養素(食物繊維やマグネシウム)が多いので、ぜひ食べてほしい食材です。
昆布も大根と同じで素材丸ごとという面と、
栄養面では食物酵素、そしてカリウム、マグネシウム、カルシウムなどのミネラルが豊富です。
さらに、フコイダンという成分がさまざまな健康効果を発揮することが分かっており、
それには「胃を健康に保つ」「免疫力を高める」「動脈硬化や糖尿病を予防する」などがあります。
普段の昆布というと、おむすびの具材で佃煮が少し入ってる、ぐらいしかなかなかとれないので、
これだけしっかり昆布を食べられるおでんでは、ぜひ選んであげましょう。
3、焼き豆腐
見るからに健康的な豆腐ですが、豆腐の原材料は大豆、ということで、たんぱく質が豊富です。
他にも、マグネシウムやカルシウムなどのミネラル、さまざまな栄養素の代謝に必要なビタミンB群も含まれています。
さらには「イソフラボン」「レシチン」「サポニン」といったような機能性を持った成分も含んでいるので、
ダイエットにはもちろん、日々の健康づくり、体の調子を整えるうえでもぜひとも選びたい具材です。
4、こんにゃく
昔は「砂払い」と言われ、お腹の中を掃除してくれる効果で有名なこんにゃくですが、
その理由は豊富に含まれる食物繊維です。
こんにゃくに含まれる食物繊維はすべて不溶性。
便のかさを増やして排便を促し、腸の中のものをキレイに外に出してくれます。
ただ、食物繊維は不溶性だけとれば良いというものではないので、
水溶性食物繊維を含む野菜や果物、海藻などもバランス良くとりましょう。
他の栄養素でも、カルシウムや鉄分などのミネラルを豊富に含んでいます。
5、じゃがいも
じゃがいもというと、「糖質なのにとって大丈夫?」と思われそうですが、全然大丈夫です。
じゃがいもの糖質は砂糖などの精製された糖質と異なり、自然界にそのまま存在する複合的な糖質で、
糖質以外にも栄養素を含んでいます。
じゃがいもをとることで食物繊維も一緒にとることができますし、
意外かもしれませんが、じゃがいもにはビタミンCも豊富です。
通常ビタミンCは熱に弱いという性質を持っているのですが、じゃがいもの場合は特別。
ビタミンCがでんぷんに覆われているので、熱にさらされても壊れにくいという特徴があります。
ビタミンCは免疫力に関わる栄養素。
これから風邪をひきやすい時期には意識してとりたい栄養素です。
糖質も偏りすぎると良くありませんので、ダイエット中の方でおでんをおかずにごはんを食べるときは、
もしじゃがいもを選んだらごはんは少し少なくしても良いと思います。
まとめ
ということで、今回はおでんの具材でぜひ選んでほしいものを5つ選出して解説しました。
書いていて、おでんが食べたくなりました。
手軽なコンビニのものも良いですが、時間のあるときに自分でおでんを作るのも楽しいですね。