管理栄養士の国家試験対策で頭がいっぱいになっていませんか?
学校の勉強で、国家試験対策は頭を悩まされるものですよね。
こんにちは。管理栄養士の圓尾です。
(はじめての方は、こちらからどうぞ)
僕は、全国の栄養学部の学生さんたちに、僕は一言言いたい。
それは、「国家試験の勉強はほどほどで良い!」ということ。
どういうことかというと、確かに国家試験の勉強は大事です。
これは間違いなく、絶対受かったほうがいい。
でもね、学生時代という貴重な期間を国家試験の勉強に縛られるのはとてももったいないのです。
そもそも、管理栄養士の国家試験なんて、普通に勉強していれば受かります。
そんなに難しい試験ではありません。
たかだか6割取れば受かるのですから、「一回で受かるための!管理栄養士国家試験の必勝勉強法3つ」にも書きましたが、過去問(クエスチョンバンク)を7回ぐらい繰り返して解けば、サクッと受かります。
だからね、国家試験の勉強なんて集中してササッと終わらせて、他のことに時間を使った方が有意義なのではないかと思うのです。
別に、遊べといっているわけではなくて、社会人になるとやりづらい、今しかできないことがたくさんあるはずです。
たとえば、旅行に行くのもいいでしょう。
海外に行くと見聞が広がりますし、お金がなければバックパックみたいな感じで旅行すれば、より人との触れ合いを感じることができます。
国内を長距離旅行するのもいいですよね。
それともし、「留学に興味がある」という人がいたら、ちょっと無茶してでも行った方がいいです。
僕も大学3年生の後期に一年間イギリスに留学しましたが、卒業が一年延びるため、教授から反対されたり、就職に不利になるとか言われたり、帰国した後すっかり栄養学部の勉強忘れてて思い出すのに苦労しましたが、
それでも行ってよかった!!
留学ってね、若い時に行くことに意味があるんです。
社会人になってからワーキングホリデーで行くのもいいのですが、やはり20歳前後の若い感性の時に行くと受け止め方や、その後の人生選択への影響の大きさがまるで違います。
後のことは野となれ山となれ、とりあえず行ってしまうぐらいの勢いがあっていいと思います。
また、社会人と付き合うのもいい経験になります。
なんでもいいです。セミナーやイベント、そういった社会人が集まる場所に参加してみる。
上手い儲け話だけには注意して、学生という身分を活かして社会人にかわいがってもらう。
これも必ずいい経験になります。
後は読書。
本を読む習慣のない人や不得意な人は本を読むことに慣れておきましょう。
本を読む習慣を持つか持たないかで、これも大きく人生が変わってきます。
栄養や食に関する本も、教科書で習う化石みたいな知識とはまるで違って新鮮なことでしょう。
その他、ボランティア、趣味に没頭する、何でもいいです。
暇なのも、勉強だけに忙しいのも、両方もったいない。
アルバイトだって、ただ言われたとおり働くのではなく、お店の売り上げが上がったり、お客さんに満足してもらえるようなアイディアを考えて実行するんです。
時間を無為にしないこと。
意識一つで、同じ時間でも得られるものが違ってきます。
ただ機械のように働いているだけでは自分の命を削ってお金に変えているだけになってしまいます。工夫しましょう。
よく、ダメな社会人は「学生のうちに遊んでおいた方がいいよ」と言いますが、そのアドバイスを言葉通りにとって、ただ仲間と騒いだり、旅行に行くのはもったいないです。
旅行に行くなら、なぜそこにいくのか。その国の歴史は?食文化は?
旅行も意識次第で、価値が変わってきます。
とまあ、つらつらと書いてきましたが、「そうか、勉強はそこそこでいいのか」と手を抜いて落ちないようにしてくださいね笑。
今の時期にガッと集中して勉強して模擬試験で7〜8割取れる状態にしておけば、後は直前でまた復習すれば楽勝に受かります。
実際、僕は1月にバイクの教習所に通い始め、2月はバイト尽くしでお金を貯め、3月は一人で四国にバイク旅行に出かけました。
本当に、国家試験、取るに足らないです。
参考書も何冊もいらないので、クエスチョンバンクと学校の教科書で十分。
浮いたお金と時間を有意義に使いましょう。
残りの学生生活、エンジョイしてください。
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