【 2017年版 】管理栄養士が選ぶ 今年読んで良かった本7選

こんにちは。

管理栄養士の圓尾(まるお)です。

初めての方は、こちらからどうぞ

 

昨日は今年買ってよかったもの10選という記事を書きましたが、

今日は今年読んでよかった本をご紹介したいと思います。

 

 

今回は栄養士らしく、

健康や食周りの本に絞って選びました

 

それでは、ご紹介していきます。

 


 

【 2017年版 】管理栄養士が選ぶ 今年読んで良かった本7選

1、遺伝子は変えられる

 

この本の要諦は、本の題名のとおり、

遺伝子は変えられる」ということです。

 

「遺伝子」と聞くと、ともすれば

両親から受け継いだ生まれ持ったもので、

自分の努力ではどうにも変えられない」という

どこか宿命じみた印象を持っている人も多いと思いますが、

 

日々の食事や運動、精神状態によって

遺伝子の状態は変えられるのです。

 

遺伝子そのものは変えることができなくても、

遺伝子の発現、つまりスイッチがオンになったりオフになったりします。

 

ミツバチの嬢王蜂と働き蜂では遺伝子に差はまったくありません。

 

しかし、嬢王蜂は身体的特徴も働き蜂とは大きく異なり、

寿命も働き蜂が数週間なのに比べて、嬢王蜂は何年も生きられます。

 

この差は何によって生まれているかというと、食事です。

 

嬢王蜂はローヤルゼリーを食べているため、

働き蜂と同じ遺伝子を持っているにもかかわらず

まったく違う人生を歩むことになるのです。

 

人間もこれと同じで、日々の食事によって

遺伝子のオン・オフが分かれてきます

 

さらには自分の精神状態によっても。

そしてそれが子どもの世代にも受け継がれていきます。

 

遺伝子は生まれ持った決められたものではなく、

自分の行動、思考次第で変えられる。

 

そんな希望が持てるようになる一冊です。

 

2、テロメア・エフェクト

こちらも、遺伝子についての本です。

 

テロメアというのは、染色体の末端部分の名称で、

細胞が分裂するたびにすり減っていき、

これが人間の寿命を決めています

 

いわば、命のロウソクのようなもので、

これが短くなっていくと、死期が近づくというわけです。

 

これまではこれは不可逆的なものと思われていたのですが、

なんとこのロウソクは伸びることもあるということがわかりました。

 

逆に、自分の思考や行動によって

ロウソクが急速に短くなることもあります。

 

では、このテロメアを伸ばしたり短くしたりする要因とは何でしょうか。

 

それが本書では事細かに紹介されていますが、

おおまかに挙げると、食事、運動、精神の三つです。

 

この事実を知ると、食事だけを気をつけてもダメで、

運動したり、良い心の状態を保つ工夫をすることが

健康長寿、そして若々しさの秘訣だということを改めて実感します。

 

僕はこの本を読んで、

あらためて瞑想を意識してやるようになったのと、

ジムで有酸素の運動もするようになりました。

 

3、あなたの体は9割が細菌

ここまでの三冊は、すべて洋書の翻訳です。

 

やはり洋書は良いです。

数百に及ぶ論文が根拠として示されており、

非常に読み応えがあります。

 

さて、最近では「菌活」「腸活」という言葉が聞かれるようになり、

腸内細菌が健康や美容の鍵を握っているという認識が広まりましたが、

 

そのことを深く理解できるようになるのが本書です。

 

21世紀になって急増している病気に

肥満、各種アレルギー性疾患などがありますが、

これも腸内細菌が大きく関係しています。

 

日本でも清潔志向の行き過ぎ(何でも除菌)や

抗生物質の多用によって腸内環境が悪くなっています

 

菌は敵ではなく、強力な味方である。

 

菌との付き合い方を見直すきっかけになる一冊です。

 

4、発酵文化人類学

発酵マニアにはたまらない一冊です。

 

発酵に関しての本って、ものすごく専門的なわりと難解な本か

さらっと書かれていてわかりやすいけど物足りない本が多いのですが、

 

こちらの本はすごく深い内容なんだけど、

話し言葉で書かれている非常にわかりやすい本です。

 

著者は「発酵デザイナー」を自称する変わった取り組みをされている方で、

発酵が独自の目線、切り口で語られていて

発酵という現象、発酵食品を新たな角度から見られるようになる一冊です。

 

気鋭の発酵食品生産者も紹介されていて、

発酵の世界のおもしろさの新しい一ページを開かせてくれます

 

5、おいしいものには理由がある

健康的な食事を突き詰めていくと、

栄養素のこと以前に、食材そのものを考えるようになります

 

最近ではオーガニックな農産物や

食品添加物を使用しない加工品や調味料に関する関心も高まってきました。

 

この本では、良いものづくりにこだわっている生産者や加工者が紹介されつつ、

日本の食べものに迫る危険や危機について知ることができます

 

僕が個人的にすごくいいなあと思ったのが、

いわゆる偏狭的な添加物批判、農薬批判などに走らず、

中立的な視点から食べものについて論じられているところです。

 

だからこそ、内容にもとても信頼が持てましたし、好感がわきました。

 

読んだあとに本で紹介されていたメーカーのものも実際に試してみて、

また自分の食体験が広がりました。

 

6、怖い中国食品、不気味なアメリカ食品

日本人の国産の食品に対する安心感は絶大です。

 

アメリカ産牛肉や中国産農産物、鶏肉などに対しては

どこか不安を抱いている人も多いのではないでしょうか。

 

この本はパンドラの箱です。

 

今までどおり外食やコンビニ食品を楽しみたい方は

読まないほうが身のためかもしれません

 

この本のスゴいところは、

中国食品やアメリカ食品をただ批判しているんではなく、

実際に著者自らが現地に突撃取材に行き、

そこで見たもの、聞いたことを写真付きで紹介しているところです。

 

まさに百聞は一見にしかずで、

まるで自分が現地に行って現状を見てきたような気分になります

 

僕はこの本を読んで、

やっぱりなるべく国産のものを買いたいなという気持ちが強くなりました。

 

まあ、といっても国産のものも問題はあるのですけれどね…。

 

国産食品の質が向上していくことを願うばかりです。

 

7、食べるって何?

食育が叫ばれるようになって久しいですが、

僕は食育で一番大事なことは、

まず自分たちの食文化を学ぶことだと捉えています。

 

日本人にとっての食文化、

それは日本食に他なりません

 

ごはんに味噌汁、焼き魚に漬け物といった

ザ・日本食といった食事。

 

なぜ日本食がこの形になったのか

それを知ることがすべての始まりです。

 

栄養のことを学ぶことも大事なのですが、

食文化をすっ飛ばしてそこにいくことが

さまざまなゆがみを生み出し、

結果的に真の健康からは遠ざかることになります。

 

著者の原田先生は日本の食文化の歴史についての著書がたくさんあり、

僕もいつも勉強させてもらっていますが、

 

こちらの本は漢字にルビもたくさん振られていて

平易な文章で読みやすく書かれているので、

 

学生さんや子どもたちにもぜひ読んでほしい一冊です。

 

栄養士も、学習過程でまず食文化のことを必須で学ぶようにしたらいいのにな…。

 

年末年始の読書にぜひオススメです

ということで、今年読んで良かったほんを7冊ご紹介しました。

 

今回挙げた本は、食に関心のある方には

ぜひともオススメしたいものばかりなので、

 

時間のある年末年始のお供に、読まれてみてはいかがでしょうか。

 

皆さんの今年読んで良かった本も、ぜひ教えてくださいね!

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