思わず言葉がこぼれる美味しさ!「大地を守る会」の牛乳の特徴は?
こんにちは。管理栄養士の圓尾です。
僕は普段、ほとんど牛乳を飲まないのですが、先日、契約している宅配サービス「大地を守る会」の商品一覧の中に牛乳を見つけました。
普段飲んでいるプロテインは豆乳で溶いて作っているのですが、たまには牛乳にしてみようかなという軽い気持ちで注文。
今回は「大地を守る会」の牛乳をご紹介します。
だから美味しい!「大地を守る会」の牛乳
口に含んだ衝撃
筋トレを終えて帰宅し「さて、プロテイン飲むか」ということで届いたばかりの大地を守る会の牛乳を開封しました。
「きっとそのまま飲んでも美味しいはず」と何気なくコップに少し注ぎ、口に入れてみると…、
「…?!?!!」
「ええっ?!何コレッ?!」
誰もいないのに思わず口を突いて言葉がこぼれてくるぐらいの衝撃的な美味しさ。
なんと言いますか、濃厚なのですが、くどくなく、あっさりしていて爽快感があるのです。
「なんでこんな美味しいの??」
ちょっと落ち着いて、牛乳についていろいろと調べてみることにしました。
1. 低温殺菌
牛乳は店頭に並ぶ際に、食品衛生法で定められている細菌数を下回っていることが条件になります。
そのため、菌数を減らすために加熱殺菌が行われているのです。
市場に出ている牛乳の95%以上は超高温殺菌という方法で、120〜130℃で2〜3秒加熱されています。
しかし、これでは高温で殺菌されるため、牛乳の香りが変わってしまうのです。
さらには、たんぱく質が変性してしまったりと、栄養面の変化も指摘されています。
お腹を壊しやすくなるという意見もあります。
一方、大地を守る会の牛乳は、62〜65℃で30分加熱する低温殺菌牛乳。
低温でじっくり加熱するので、品質の変化が抑えられ、生乳の風味がしっかりと残るのです。
しかし、僕はこれまでも低温殺菌牛乳を飲んだことがありました。
確かに超高温殺菌牛乳よりは全然美味しいのですが、大地を守る会の牛乳は今まで飲んだどんな牛乳よりも美味しかったのです。
そう、他にも秘密があったのです。
2. ノンホモジナイズ
ホモジナイズとは、牛乳の脂肪球を砕いて小さくし、均一にする処理のことです。
大地を守る会の牛乳はそれを行っておりおらず、それだけ生乳に近いものになっています。
実は、前述の超高温殺菌をするには、ホモジナイズすると効率が良いのです。
つまり、一般に売られている牛乳のほとんどはホモジナイズされた超高温殺菌牛乳ということです。
3. 飼料が非遺伝子組換え
大地を守る会のこだわりはそれだけではありません。
乳牛のエサにまで気を配っています。
乳牛の飼料はトウモロコシや大豆が主。
そして日本はそのほとんどを輸入に頼っています(トウモロコシ:99.999%、大豆:93.2% 2013年)。
一番多い輸入先がアメリカですが、そのアメリカではいずれもほとんどが遺伝子組換えで、実にトウモロコシの85%、大豆は91%が遺伝子組換え作物です(2009年)。
アメリカ産では、遺伝子組換えでないトウモロコシや大豆を見つける方が困難な状況。
つまり、ほとんどの乳牛は遺伝子組換え作物のエサを食べ、私たちはその牛から搾られた牛乳を飲んでいることになるわけです。
それが”ただちに私たちの健康に影響が出るとは限りません”が、健康を脅かす可能性があるものを避け、なるべく自然な食べものを届けたいという会社の姿勢が素敵ではないでしょうか。
まとめ
僕は牧場に行って牛乳を飲んだことがありませんが、この牛乳はそのレベルの美味しさなんだろうなと思います。
こんなに美味しくて質の良い牛乳なら、たまには飲んでみようかなと思わせる美味しさでした。
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