新年のご挨拶 本年も「カラダヨロコブログ」をよろしくお願いいたします。
新年明けましておめでとうございます。
昨年もたくさんの方に当ブログを訪れていただき、ありがとうございました。
今年も、皆様に楽しんでいただける内容をお届けしていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
さて、皆様は年末年始をどう過ごされましたでしょうか。
なかなか日常の中で日本の文化や伝統的な習慣を感じる機会が減ってきているように思いますが、お正月の行事はその中でも、日本人としての伝統が色濃く残っています。
今回は僕なりの年末年始の過ごし方をご紹介したいと思います。
まず年末。
お正月には、歳神様という神様が各家にお越しになります。
その歳神様を迎える準備が正月飾りです。
今年は人形町で開かれている「歳の市」へ行き、品物を揃えました。
スーパーで売られているものに比べ、見た目も立派で、藁(わら)やだいだい、昆布に裏白(うらじろ)など、海老以外はすべて本物の素材が使われています。
鼻を近づけると、山のものは山のもの、海のものは海のものの香りがします。
二十九日(二重苦)と三十一日(一夜飾り)に飾るのはよろしくないので、28日に飾りました。
これで歳神様をお迎えする準備は万端です。
そして次におせち作り。
一品一品を作るのはそれほど難しくありませんが、品数が多いので買い物からだと一日仕事です。
拵えるのは大変ですが、完成した時の達成感はひとしお。
そして三十一日、大晦日。
年越し蕎麦は、北海道から十割の手打ちそばを取り寄せました。
この野趣あふれる見た目と、蕎麦の旨味が感じられるのが十割そばの良さですよね。
鴨南蛮そばにしていただきました。
鴨肉の滋味あふれる深い味わいが大好きです。
日本酒も三種を贅沢に飲み比べ。
僕はもっぱら純米酒が好みです。
そして日付けを超え、お正月を迎えます。
まずは近所の氏神様へお詣りにいきました。
去年一年の感謝と、新年のご挨拶をし、焚き火にあたりながら甘酒をいただきました。
そして元旦。
お屠蘇とお雑煮をいただきました。
元旦に相応しい晴れやかな空気の中、一年間の邪気を払い、身も心も清められる思いです。
お雑煮は地元の関西風で、白味噌で作ります。
澄まし汁風の関東版とは随分様相が違いますが、家で簡単に作れて美味しいです。
簡単なレシピを載せておくので、ぜひお試しください。
関西風お雑煮簡単レシピ
材料
- 人参
- 大根
- その他お好みの具材(今回は銀杏とシイタケを入れました)
- 鶏もも肉
- 焼穴子(関東では入手が困難ですが、これがあると格段に旨味が増します)
- お餅
- 白味噌
作り方
- 鍋に湯を沸かし、一口大に切った焼穴子と鶏肉を煮て出汁をとる。焼穴子がない場合は昆布や鰹で出汁をとっても良い。
- 人参や大根など火の通りにくい具材から入れて順に煮る。
- お餅を入れて煮る。関西風は焼かずにそのまま入れて煮るのがポイント。
- 白味噌を溶き入れて完成。白味噌は塩分濃度が低いので、通常の味噌より多めに入れて味を見てください。
年末年始は、正月太りという言葉があるぐらい、体重が増えやすい時期ですが、その原因は食べすぎとともに運動不足があります。
美味しいものをたらふく食べて、こたつでテレビだと体重は増えて当然!
ということで、お正月の清々しい空気を堪能し、いい気を取り入れる意味も込めて近所を散歩したり、初詣に出かけたりして無理のない範囲で身体を動かしましょう。
皆様のご健勝とご発展を祈念し、新年のご挨拶とさせていただきます。
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