渋谷の街に突如あらわれた栄養士グループ 街行く人に有機野菜の食べ比べを体験してもらう
僕は月に一度、『8時だョ!栄養士大集合』(略してハチシュー)というイベントをやっているのですが、そのスタッフメンバーで食育をやろうと、今回「ハチシューグッド」という企画をやりました!
有機野菜をたくさんの方に味わってもらおうということで、渋谷に出て、街行く人に有機野菜と普通の野菜を、どっちがどっちだと告げずに食べ比べをしてもらいました。
この様子は動画で撮影しましたので、後日編集してこのブログを読んでくださっている皆さんにも公開したいと思います(お楽しみに!)。
さて、皆さんも「有機野菜」という言葉はもちろんご存知だと思いますが、意外と詳しく知らなかったり、食べたことがなかったりしますよね。
そこで今回は有機野菜について書きたいと思います。
有機野菜とは?
そもそも有機野菜の定義とは何なのか。
農薬、化学肥料、土壌改良剤を3年間使用せず、堆肥で土づくりされた畑地で、有機肥料を使ってつくられた野菜。
ー 日本オーガニック&ナチュラルフーズ協会「Q&Aでオーガニックを知ろう」 ー
街頭インタビューで有機野菜について聞くと、ただ「農薬を使っていない」というイメージしかなかった人もいましたが、肥料や3年という期間が決まっているんですね。
JAS認定
農産物に「有機」や「オーガニック」という表示をする場合は、JASの認証をもらうことが義務付けられています。
このマークを基準にしましょう。
ただ、このマークがついていないからといって有機ではないということでもないので、このあたりは生産者さんに直接話が聞けるような市場で買うのも一つの方法です。
なんのためのオーガニック?
オーガニックというと、「なんだか安全そう」という印象を持っている人が多いと思います。
たしかに、化学的な農薬や肥料が使われていないので、人間にとって普通の野菜より安全性は高いと言えそうです。
しかし、それより大事なのは”自然との共生”にあります。
人間が自然と末永く共に生きるために、水、空気、土の中などの微生物や植物の生存環境を守る農業。
それが有機農法なのです。
つまり、有機の食べものを選ぶということは、自分の健康を守ることだけでなく、地球環境の保全にまでつながってきます。
実際味は違うの?
このあたりは、ぜひ後日公開する動画を見ていただきたいのですが、想像以上に違います。
僕自身今回の企画で始めてちゃんと有機野菜を味わって食べたのですが、その違いに驚きました。
一度有機野菜の味を知ると、普通の野菜が美味しくないと感じるぐらいでした。
どこで買えるの?
普通のスーパーでも有機認証マークがついている野菜を販売しているところもあります。
ちなみに、今回の企画で使った有機野菜は下北沢の「Natural House」さんで購入させていただきました。
自然食や体に優しい商品を扱っているお店で、全国にもお店があるみたいです。
あとは、青山で毎週土日の朝からお昼に「ファーマーズマーケット」という、生産者さんたちを呼んで、農家さんたちが直接自分のところで育てた野菜を販売する市場をやっています。
野菜は農家さんの想いがつまった努力の結晶です。直接お話を聞いてみて、自分のお気に入りの農家さんを見つけるのも楽しいですね。
まとめ
有機野菜を通じて、普段自分たちが食べている野菜がどのように作られているのかということに興味を持つきっかけになればいいなと思って今回の企画を実行しました。
知識として知っておくのも大事ですが、実際に体験することに勝るものはないと思います。
これからもこういった体験型の活動を推進していく予定です。皆さんの応援もいただけると幸いです!
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