海・山・里の幸がすべて揃った楽園「京丹後」ツアーに管理栄養士七人で行ってきました!
皆さん、こんにちは。管理栄養士の圓尾(まるお)です。
(初めての方は、こちらからどうぞ)
八月十一日〜十二日に、京都府の日本海に面した地域「京丹後地方」に行ってきました。
『8時だョ!栄養士大集合』スタッフの中で京丹後出身の関くんがツアーを組んでくれて、
管理栄養士スタッフ七人全員で参加しました(まさか全員集まれるとは…笑)。
今回は、魅力たっぷりだった京丹後のツアーの様子をご報告したいと思います。
海・山・里の幸がすべて揃った楽園「京丹後」ツアーに管理栄養士七人で行ってきました!
京丹後までは、京都から車で約三時間
まずは、朝九時に京都駅に集合。
ここから車で京丹後を目指します。
途中、渋滞していたこともあって、約三時間の旅程でした。
京都の街は条例があるみたいで、背の高い建物が少ないのが良いですね。
本藤さんのところで京丹後の魚介類を満喫!
まずは、京丹後で漁業を営む、本藤さんのところにお邪魔しました。
ここは、湾になっていて、波は穏やか。
ちゃぷちゃぷという水音が心地よいです。
プランクトンが流れてきて滞留するため、豊かな漁場となっている最高の場所だそうです。
タコとトリ貝の刺し身。
甘みがあって、歯ごたえがありつつも柔らかい、こんなタコ食べたことない!
トリ貝も初めて食べましたが、磯の香りがして美味しかったです。
近海でとれたコチなどのお造り。
食べるごとにため息が出るほど美味しくて満たされます。
こちらは、ワタリガニの味噌汁。
出汁はワタリガニのみ。まろやかなうま味に翻弄されます。
海のすぐそばで、漁師さんのお話を聞きながら最高に美味しい魚をいただく。
幸せすぎます……。
本藤さんはもともと魚介類の生態などについて研究するお仕事をされていたので、
その経験を活かして、今までにない画期的な漁業のやり方を次々に形にされています。
後ろの列の左から二番目が本藤さん。
漁師の生活について少年のような笑顔でお話する本藤さんは、
本当に幸せな生活を送っているのだなあ〜というのが伝わってきました。
魚介類が美味しくて、これを超えるものはそうそう食べられないんじゃないかと思います。
本藤さん、ありがとうございました!!
大手食品メーカーから農業に転向された梅本さん
次に我々が向かったのは、農薬を使わない農業をされている梅本さんの農場です。
一番右が梅本さん。
梅本さんはもともと大手の食品メーカーで勤務されていたのですが、
子どもが生まれた時に、自分の会社のものを口にしてほしくないということに気付き、
そこからは子どもたちのためになる仕事をしようということで、農場を始められました。
梅本さんは、農薬を使わないだけでなく、畑の土からご自分で作られています。
良い土ができるようになるまでには、なんと三年の月日がかかるそうです。
さらに、梅本さんは種も自分で採っています。
いわゆる自家採種です。
トマトをいただきました!
ツンと来るような酸味や、青臭さがまったくなく、適度な甘みがあって、こんな食べやすいトマトは初めてです。
万願寺とうがらし。
瑞々しく、香りが良くて爽やかな風味が美味しかったです。
梅本さんのお話で印象に残ったのが、
「生き物は動物も植物も、最後は土に還る」ということ。
生き物が死んだら、土の中の微生物が分解し、
それを養分として次の生命が生まれる。
人間もその循環の中に生きているという感覚を持って生きれば、
僕たち一人ひとりがもっと自然と共存できて、結果的に地球にも人間にとっても豊かな生き方ができるのではないかと思います。
鶏も、良く人になれています。
こんなに広々としたところで、健康的なエサのみで育つと鶏も気持ち良いだろうな。
梅本さんからは、たくさんのお土産の野菜までいただきました。
お忙しい中、ありがとうございました!
BBQからの花火、天体観測
夏は夜。
夜はBBQをして、美味しい野菜や肉を堪能し、深夜に海岸へ花火をしました。
『8時だョ!栄養士大集合』の略称である「ハチシュー」を花火で描くという遊び 笑。
うちのカメラマンの腕の良さに脱帽しました。
星空も圧巻でした。
二、三分に一度は流れ星がハッキリと見えて、感激です。
二日目、まずは京丹後の海を満喫
今回宿泊したのは、民宿のような場所で、これがまた味があって最高でした。
縁側と着物の調和の仕方……笑。
さて、ぐっすりと眠り、二日目はまず京丹後の海岸で海水浴をしました。
みんなで大はしゃぎ。
危うく僕も海へ引きずり込まれそうになりましたが、
なんとか振り切り、砂浜からじゃれる若者たちを見守りました笑。
さあ、一日はまだ始まったばかり。
ここから、ブルーベリーの農園へ。
カンカン照り!
たわわに実るブルーベリー。
ちょっと引っ張っただけで取れる実が食べごろです。
ブルーベリーは甘さと酸味のバランスが良く、うまい!
これを摘んだその場でパクパク食べられるなんて、なんたる贅沢の極み……。
まとめ
京丹後は東京から時間にすると、日本一とも言われるぐらい離れているのですが、
それだけに知る人ぞ知る穴場です。
人も少ないですし、良い意味で観光地化が進んでいないので、手付かずの田舎という感じで、
なんだか、日本人の故郷という言葉が良く似合う場所です。
今回は二日間でしたが、とても味わいきれないぐらいの魅力的な場所でした。
また冬にも訪れてみたいです。
先月ハチシュースタッフを卒業した関くん(前列真ん中)が今回のツアーを企画し、もろもろを手配してくれました。
感謝感謝です!!
彼は自分の将来やりたいことがどんどん明確化し、そっちの方面でこれから本格的に始動します。
こういう形でスタッフが卒業していくのは、代表として嬉しい限りです。
京丹後には移住希望者も多いようです。
この夏、まだ旅行先を決めかねているという人は、ぜひ京丹後を検討してみてはいかがでしょうか。