【感想】9日間会話禁止 そして毎日10時間瞑想をするVipassana(ヴィパッサナー)瞑想に参加したら、新次元に行けた!
こんにちは。管理栄養士の圓尾(まるお)です。
(はじめての方は、こちらからどうぞ)
少しの間、ブログの更新が滞っておりました。
というのも、実は16〜27日までの期間、千葉の茂原というところで過ごしていました。
旅行に行っていたわけではありません。
「ヴィパッサナー瞑想」という十日間の瞑想のコースに参加してきました。
ちょっとその報告を書いてみたいと思います。
(この記事内容はネタバレしない範囲で書いておりますので、これから参加をしようか考えている方も参考にしてもらって問題ないかと思います)
9日間会話禁止 そして毎日10時間瞑想をするVipassana(ヴィパッサナー)瞑想に参加したら新次元に行けた!
ヴィパッサナー瞑想って何をするの?
まずはヴィパッサナー瞑想のコースについてお話をしましょう。
ヴィパッサナー瞑想は25世紀前のインドで生まれたもので、ブッダが悟りを開いた時に行っていた瞑想法です。
どういうものかをざっくりとお話すると、
十日間施設にこもって過ごし、その間の九日間は他の参加者との会話はおろか、目を合わせることすら禁止されます。
そして、
インターネットが使えないのはもちろん、テレビも本も禁止、筆記用具すら持ち込めません。
起床は朝の4時。
30分で身支度を済ませ、2時間の瞑想。
その後朝食をとります。
コースでの食事はすべて簡素な玄米菜食で動物性のものは出ません。
食事を済ませるとまた瞑想です。
このように、食事と入浴、少しの自由時間以外はすべて瞑想や講話を聴く時間に当てられます。
一日の瞑想時間は十時間に及びます。
就寝は九時。
まさに、ただただ瞑想をすることに集中する十日間を過ごすのです。
僕がヴィパッサナー瞑想に参加しようと思ったきっかけ
僕がこの瞑想コースを知ったのは数か月前の夏でした。
その時仕事関係で知り合った女性が今年の春にコースに参加されており、
その女性からこのヴィパッサナー瞑想の話を聞いたのです。
最初は
「え、一日十時間の瞑想?! しかも誰とも話さない?! 何ソレ???」
って感じでただただ衝撃でした。
でも、その女性の雰囲気や話し方がとても人間的な魅力にあふれていて、興味をそそられました。
そこから時が経つにつれ、だんだんと自分の中でヴィパッサナー瞑想に対する関心が膨らんでいったのです。
僕は定期的にミネラルファスティング、つまり断食をするという習慣を持っています。
ファスティングは毎日とっている食を断つことによって、さまざまな身体と心の効果が得られるものです。
「それなら外界とのコミュニケーションというものを断つことによっても、何か大きな成果がもたらされるのではないか」
十日間もの期間を取ることは容易ではありません。
でも、今なら行ける。
そう思い、参加を決意しました。
行ってみてどうだったか
実際に行ってみてどうだったかということですが、
僕の場合は「行って良かった」という感想に尽きます。
普通に日常を送っているだけでは決して決して得られない体験と人生をより良く生きる術を身につけることができました。
予想していた通り、辛いことは辛かったです。
いや、その辛さは予想を上回っていました。
実際に参加者の中には、途中で辛さのあまり帰ってしまう人も何人かいました。
僕は最初、一種の自己啓発セミナーのノリで参加したのですが、これはそんな生易しいものではありません。
列記とした修行です。
なので、もし興味を持った方は参加する時にそれなりの覚悟と意気込みを持って臨むことをオススメします。
でも、この苦行をする価値はあります。
大げさでも誇張でもなく、人生をまるっきり変えてしまうほどの宝物が得られることでしょう。
これからの人生がさらに楽しみになりました
過去にすでに参加したことがあって、また参加している方が話していたことが印象に残っています。
「何か大きなことを行動に移す時って、三つのものが重なった時だと思うんです。
それは、インスピレーションとタイミングと、そして一歩踏み出す勇気です」
本当に、その通りだと思いました。
まずはインスピレーション。
「なんかよくわからないけど、なんか気になる…」といった直感からすべては動き始めます。
そしてタイミング。
それを実行できる状態に自分があるかどうか。
最後のひと押しが一歩踏み出す勇気。
先の二つが揃っていても、これがないと実際に行動することにはつながりません。
インスピレーションとタイミングは誰もが持っていたり訪れるものです。
人生をよりおもしろく、楽しく濃密に生きるためには少しの勇気がスパイスとして大事なんですよね。
ヴィパッサナー瞑想はコースに参加して終わりではなく、これからも日々自宅で瞑想を続けていくことが大事なのだそうです。
ですので、僕も三日坊主にならないように無理せず変化を楽しみながら続けていこうと思っています。
さて、十日間も仕事をしていなかったこともあって今は仕事をしたい気持ちでいっぱいです。
しかも嬉しいことに、どんどん新しいことをやっていきたいという力にみなぎっています。
これからももっともっと仕事して、お金を稼いで、人々、世の中に貢献していき、
自分の使命を目一杯果たしていこうと思います。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。