投稿者: カズキ

  • 長寿県から肥満県へ「沖縄で何が起きているのか」三泊四日取材報告

    長寿県から肥満県へ「沖縄で何が起きているのか」三泊四日取材報告

    こんにちは。管理栄養士の圓尾(まるお)です。

    (はじめての方は、こちらからどうぞ)

     

    沖縄に三泊四日で取材に行ってきました。

    今回の出張の目的は二つです。

     

    一、九月の「いろは食道」(和食イベント)で砂糖を取り上げるので、サトウキビ栽培の盛んな沖縄で砂糖製造の現状を視察する

    二、かつては長寿を誇った沖縄が肥満県になってしまった原因になった食の変化を見てくる

     

    今回の記事では、その沖縄取材の様子を報告していきたいと思います。

     

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    長寿県から肥満県へ 沖縄で何が起きているのか三泊四日取材報告

    八月二十三日 沖縄到着

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    羽田から沖縄へ空路で向かい、那覇空港からレンタカーのお店までタクシーで移動。

     

    そこで一緒にイベントをやっている前田さんのおばさまご夫婦と合流します。

    この方が沖縄の新聞社のOBで、地元の繋がりをたどっていろいろな方に約束を取り付けてくださいました。

     

    サトウキビの葉で染める ウージ染め

    最初に訪れたのが、ウージ染めの工房。

     

    砂糖を作る時に使うのは、サトウキビの茎部分ですが、残った葉の部分を使って染め物を作っているのが「ウージ染め」です。

    (サトウキビは沖縄言葉でウージと言う)

     

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    金属と反応させることで、いろんな色が出せるそう。

    微妙な濃淡が美しいです。

     

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    サトウキビの葉を煮て、金属液と反応させ、色を出します。

     

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    染めに使った後の葉は、農家さんに返します。

    煮詰めると、葉が柔らかくなり、発酵しやすくなるので、肥料に使いやすいとのこと。

     

    なんて地球にやさしい、無駄のないエコな循環なんでしょう。

     

    最初の取材、視察

    続いて。

    早速一人目の取材相手に会いに行きました。

     

    「食と農を考える会」代表の久手堅憲珍さんです。

     

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    久手堅さんは戦後、外来の大豆が入ってきて姿を消しつつある沖縄の在来の大豆を復活させようとしていたり、

    沖縄に昔からあるいろんな種類のサツマイモ(そもそもサツマイモは沖縄から薩摩にもたらされた芋なので、沖縄の方は単に”イモ”と呼ぶ)を栽培されています。

     

    沖縄の健康長寿を取り戻すために、古来から栽培されていた作物を復活させようと活動されているのです。

    【 参考 】「在来大豆、復活普及へ 健康重視、食育にも」琉球新報

     

    久手堅さんは貸し農場を解放していたり、食育にも力をいれていらっしゃいました。

     

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    僕より全然背が高いウージ(サトウキビ)たち。

     

    「食と農を考える会」の定例会にお邪魔する

    その日の夜、久手堅さんが代表を務めている「食と農を考える会」の定例会に呼んでいただきました。

     

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    この定例会では、毎回沖縄の食材を使った料理が、料理家さんから振る舞われるのだそう。

     

    石垣のお米に、パパイヤのしりしり、島豆腐にへちま、ゴーヤなど、沖縄の食材が目白押しです。

    素材が良いから、味付けが簡素でも十分美味しい。これは贅沢だ。

     

    この会では、久手堅さんを中心に、農業に関連する事業をされている方、フリーランスの管理栄養士さんなどの専門家から、

    東京から沖縄に移住してきた方、一般の食を学びたいという方まで十名以上が参加されていました。

     

    見たこと無いレベルの元気さを誇る高齢の方たち

    そこではさまざまな会話や議論が繰り広げられたのですが、僕が一番印象的だったのは、皆さんがとても元気だということ。

     

    ビジネスや新規事業、沖縄の農業が抱える課題について理路整然とお話をされ、耳も全然遠くなく、聞き返されることもありません。

    恐縮しながら年齢を伺ってみると、返って来た答えはなんと「85歳」!!!

     

    そうか、沖縄はただ長寿なだけではないんだ。

    長寿で、かつバリバリ元気なんだ。

     

    「明らかに僕が接してきた高齢者の方とは違う」

    そう感じました。

     

    なんとなく見えてきた沖縄の食事情

    意外に知らなかったのは、沖縄でお米が主食になったのは戦後だということです。

     

    昔はイモや雑穀、根菜が主食で、その後イモが主流になり、戦後になってようやくお米が食べられるようになったみたいです。

     

    そもそも、沖縄の気候は稲作に向いておらず、現在でもほとんど作られていません。

    ほとんどが本土からの移入品です。

     

     

    「ここ五、六十年で、沖縄の食は大きく変わった」

    その変化を実際に味わってきた高齢者の方は口を揃えます。

     

    戦争後のアメリカ統治によって、食事が大きく変わったのは事実でした。

     

    当時はみんなアメリカのものに憧れて、喜んで欧米食を受け入れたといいます。

    その結果、高齢者は長生きするけど、幼い頃から欧米化した食事をしてきた中年の人たちは早死にする。

     

    透析クリニックで働いていた管理栄養士の方は「沖縄は四十代の若い透析患者が多い」と話していました。

    やはり、沖縄の食が急速に欧米化した結果、健康を損なう人が急増したのは本当だったのです。

     

    食文化の破壊がこれだけ悲惨なものなのか…。

    そんなことを痛感した夜でした。

     

    八月二十四日 無農薬無化学肥料の黒糖作りを見る

    二日目は、「沖縄版食べる通信」の第一号にも取り上げられている、サトウキビ栽培から黒糖製造を行う前田憲章さんのもとへ伺いました。

     

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    沖縄の方って、なんでこんなに穏やかで人当たりが良いのだろう。

    この前田さんの笑顔にすべてが表れていますね。

     

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    こちらが、前田さんが作っている純黒糖。

    生産量が少ない上に、精製度が低く、輸送による品質劣化の恐れがあるため、東京では手に入りません。

     

    一口食べて驚きました。

    こんな黒糖は食べたことがない。

     

    砂糖を食べているのではなく、チョコレートを食べているような、いろんな香りと味がします。

    もちろん甘みもあるのですが、ただ甘いだけの砂糖とはまるで違っていました。

     

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    前田さんは農薬も化学肥料も使いません。

    土づくりから始めます。土ができるのに二年かけています。

     

    「化学肥料使ったサトウキビから黒糖作ると、味が変わっちゃうんだよ」

    栽培されているサトウキビの99%以上は化学肥料を使っているとのことで、本当に貴重な黒糖です。

     

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    ここでじっくり黒糖を煮詰めていきます。

    「ガスとか電気はダメだね。薪(まき)じゃないと良い黒糖ができない」

     

    前田さんは養鶏もされているということで、幸運にも養鶏場も見せてもらいました。

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    元気いっぱいに走り回る鶏たち。

    そして時折轟く「コケコッコー!」という元気な鳴き声。

     

    「ほとんどの養鶏場はもっと規模が桁違いに大きいよ」

    過去の記事でも書きましたが、日本の卵の九割以上はギュウギュウ詰めのケージ飼いの鶏が産んだ卵です。

     

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    「前田さん、僕はこうして沖縄で誠実に命のもとである食べものを作っている方たちのために、何ができるんでしょうか」と聞いてみると、

     

    「黒糖のこと、サトウキビのことを伝えてくださいよ。それが回り回って私たちにとっても良いことになりますから」という答えが返ってきました。

     

    「そうだ、自分は自分の出来ることを精一杯やろう。東京の消費者に生産者のことを伝えよう。知ってもらおう」

    前田さんの言葉に力をいただき、これまで以上にイベントに対する想いを強くしました。

     

    首里城見学

    沖縄に来たからには、一応行っておこうということで、首里城の見学にも行きました。

     

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    かつてはここに薩摩藩の役人や、ペリーも訪問したとのこと。

     

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    琉球の衣装と着物は違うけど、やっぱりこういう景色に馴染みますね。

     

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    首里城のほぼすべては戦争で消失してしまったそうです。

    アメリカ軍が上陸し、三十万人もの命が奪われた沖縄戦ですが、当時はここも惨劇の舞台だったのですね。

     

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    「大和の人(本土に住む日本人のこと)は、沖縄の中に基地があると言うけど、そうじゃない。基地の中に沖縄があるんだ」

    沖縄の人はそう言います。

     

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    「平地など、住みやすいところはすべて米軍が押さえている。ウチナンチュ(沖縄に住む人)は、残った土地に住まわされているんだよ」

    確かに、沖縄を車で移動する際、大回りで迂回しないと辿りつけない場所がありました。

     

    那覇空港でも戦闘機が離陸する時にちょうどぶつかり、話し声がまったく聞こえないほどの騒音を聞いて驚きました。

    生活の中に基地があるということ、情報では知っていましたが、実際に体験して沖縄の方の苦労の一端を垣間見た気がします。

     

    八月二十五日 点と点をつなぐ よんき産業研究会代表 大城さん

    ミネラル豊富な自然塩

    三日目は、まず「青い海」という塩を作っている工場の見学に行きました。

     

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    このようにあらかじめ濃縮した海水を七時間かけて煮詰め、塩の結晶を取り出していきます。

    ミネラルをたっぷり含んだ、天然塩です。

     

    一九九七年までは専売法という法律があり、塩が自由に生産できなかったそうです。

    これによって塩作りは衰退し、科学的に精製されて塩が広がってしまったことも日本人が健康を害することに繋がったのだと思います。

     

    こんな海水が綺麗な漁港は見たことがない

    漁港で海鮮を食べに移動。

     

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    漁港なのに、海がエメラルド色。

     

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    沖縄っぽい、色鮮やかな魚が並びます。

     

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    海ぶどうももずくも、海藻が美味しいです。

    イカスミ汁も始めて食べましたが、美味でした。

     

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    その後は、よんき産業研究会の代表である大城喜信さんにお話を聞きに伺いました(すいません、写真撮っていませんでした)。

     

    大城さんからは、沖縄の農業の話と、今取り組まれている、人と人を連携させることについてお話を聞かせてもらいました。

     

    「戦後の二大失策は、化学肥料の使用を推進したことと、塩田を廃止したこと」

     

    本当に日本ってなかなか有機栽培や無農薬、無化学肥料栽培が広がっていかないですよね。

    一度根付いてしまった慣習を変革するのは、なかなか簡単にはいかないようです。

     

    しかし、一人ひとりの力は小さくても、心を持った生産者や加工者、支援者が集まれば大きな動きになります。

    沖縄は本土から離れているため、良い意味で自分たちのペースで、まとまって一つの活動をしやすいという特性があるのかなと思いました。

     

    沖縄から日本の農業が変わっていく。

    そんなことも起きていくのかもしれません。

     

    まとめ

    かなり長い記事になりました。

     

    今回の三泊四日の沖縄出張は、本当にたくさんの人に会ったりいろんな場所に行ったので、密度の濃い滞在でした。

     

    ここで伝えられることは本当にごくごく一部ですが、

    自分の目で見たり耳で聞いたこと、心が感じたことは血肉となって今後の活動の糧となることでしょう。

     

    使い古された言葉ですが、「百聞は一見にしかず」、現場を見ること、直接人の話を聞くことの大切さを改めて感じました。

    今後もこのようにいろんな生産者さんや食に携わった事業をされている方にどんどんお会いしていきたいと思います。

     

    また、今回の取材の様子を盛り込んだイベント「いろは食道」を九月二十五日に開催いたしますので、興味ある方はぜひ足をお運びください。

    前田さんの純黒糖も食べられますよ!

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  • 一回でまるわかり!袴の履き方を動画で解説 【普段着男着物】

    一回でまるわかり!袴の履き方を動画で解説 【普段着男着物】

    こんにちは。

    着物を普段着にしている圓尾(まるお)です。

    (初めての方は、こちらからどうぞ)

     

    前回、特注の袴を作ったという記事を書きましたが、

    あれから着付けを覚え、日常的に履いております。

     

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    袴、動きやすくて、見た目もカッコ良くて最高です!

     

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    着物を着ている方は、ぜひぜひ袴にも挑戦してみてください。

     

    でも、袴の着付けって最初覚えるのがなかなか大変ですよね。

    僕はYoutubeで動画を探して覚えたのですが、なかなか良い動画が少なかった印象です。

     

    そこで、僕も袴の履き方を解説する動画を作ってみました!

     

    いつもの通り、ただの着物好きが履いている履き方なので、正式な場にはそぐわない可能性もありますので、

    あくまで普段着感覚で「とりあえず袴を履いてみよう」という方の参考にしてもらえると幸いです。

     

    一回でまるわかり!袴の履き方を動画で解説 【普段着男着物】

     

    最初は、お手洗いが大変なのでは…?と思っていましたが、

    小はむしろ着物より楽ですし、大も慣れればそれほどわずらわしくありません。

     

    後は本当に着姿が様になります。

    難点としては目立つので、着物よりジロジロ見られること笑。

     

    まあそこも慣れですね!

    街中に袴男子が増えたら、日本の魅力が三割増しになるかも…。

  • 昔の人が食べていた冷ご飯 体にとって良い効果三つ

    昔の人が食べていた冷ご飯 体にとって良い効果三つ

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    こんにちは。管理栄養士の圓尾(まるお)です。

    (初めての方は、こちらからどうぞ)

     

    落語を聞いていると、江戸時代の人はよく夕飯にお茶漬けを食べています。

     

    よっぽど昔の人はお茶漬けが好きだったんだな〜と思っていたのですが、

    ある時、当時は炊飯器がなかったことに気付きました。

     

    調べてみると、江戸では朝に一日分のお米を炊き、それをお櫃(ひつ)に入れて昼と夜に食べていたそうです

    (ちなみに、上方、つまり関西では昼に炊いて夜と翌朝に食べていたそう)。

     

    そう、お茶漬けは冷えてカチカチになったご飯を美味しく食べる工夫だったのですね。

     

    炊飯器や電子レンジのおかげで、毎食ホカホカのごはんが食べられる現代と違って、昔の人は冷ご飯をよく食べていました。

    そして、この冷ご飯には体にとって嬉しい効果があることがわかっています。

     

    今回は、そんな冷ご飯の良さを三つご紹介したいと思います。

     

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    昔の人が食べていた冷ご飯 体にとって良い効果三つ

    熱々のごはんと冷やごはんの何が違うかというと、ごはんのデンプンは冷えることで性質が変わります。

     

    それが、レジスタントスターチと呼ばれるもので、

    通常のデンプンと異なり難消化性デンプンと呼ばれるように、消化されにくい食物繊維のようなものに変わります。

     

    ごはんが冷えることによって、ごはんの中のデンプンの一部がこのレジスタントスターチに変化します。

    では、そのレジスタントスターチが体にもたらす効果とは何でしょうか。

     

    一、腸内環境の改善になる

    レジスタントスターチは、胃や小腸では消化されずに大腸に届きます。

    そして大腸で腸内細菌によって分解を受けて、さまざまな有機酸を産生します。

     

    この有機酸には腸の中の悪玉菌の活動を抑える効果があります。

     

    また、レジスタントスターチ自体にも食物繊維同様、善玉菌のエサになるので、

    これらの作用により、腸の中を整え、心と体の健康、そして美容効果が期待できるのです。

     

    二、血糖値の上昇を抑えてダイエット効果を発揮

    通常、デンプンは消化吸収を経て血中にブドウ糖として放出されて血糖値が上がります。

    しかし、レジスタントスターチは消化されにくいので、血糖値が上がりにくいという特徴があります。

     

    食物繊維と同じように、お米自体による血糖値の上昇を抑えてくれるので、

    インスリンの分泌を抑えて、脂肪の蓄積を防いでくれます。

     

    三、満腹感が持続する

    レジスタントスターチはゆっくりと消化吸収されるため、腹持ちが良いです。

     

    これによって冷ごはんを食べた食事の時の食事量を抑えるのはもちろん、

    セカンドミール効果といって、次の食事の時の食事量を減らす効果も報告されています。

     

    つまり、ごはんを冷ごはんにすることで少量でも満足感を得られるようになるのです。

     

    まとめ

    いかがだったでしょうか。

    昔の人は、現代人とは比べ物にならないぐらい大量のごはんを食べていましたが、肥満の人はほとんどいませんでした。

     

    それにはこの冷やごはん効果があったのかもしれませんね。

     

    ちなみに、冷やごはんと言っても、冷蔵庫でキンキンに冷やさなくても常温で置いておくだけでもレジスタントスターチはできます。

    おにぎりにしておけば冷えても美味しくいただけるので、オススメですよ。

  • 海・山・里の幸がすべて揃った楽園「京丹後」ツアーに管理栄養士七人で行ってきました!

    海・山・里の幸がすべて揃った楽園「京丹後」ツアーに管理栄養士七人で行ってきました!

    皆さん、こんにちは。管理栄養士の圓尾(まるお)です。

    (初めての方は、こちらからどうぞ)

     

    八月十一日〜十二日に、京都府の日本海に面した地域「京丹後地方」に行ってきました。

     

    『8時だョ!栄養士大集合』スタッフの中で京丹後出身の関くんがツアーを組んでくれて、

    管理栄養士スタッフ七人全員で参加しました(まさか全員集まれるとは…笑)。

     

    今回は、魅力たっぷりだった京丹後のツアーの様子をご報告したいと思います。

     

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    海・山・里の幸がすべて揃った楽園「京丹後」ツアーに管理栄養士七人で行ってきました!

    京丹後までは、京都から車で約三時間

    まずは、朝九時に京都駅に集合。

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    ここから車で京丹後を目指します。

    途中、渋滞していたこともあって、約三時間の旅程でした。

     

    京都の街は条例があるみたいで、背の高い建物が少ないのが良いですね。

     

    本藤さんのところで京丹後の魚介類を満喫!

    まずは、京丹後で漁業を営む、本藤さんのところにお邪魔しました。

     

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    ここは、湾になっていて、波は穏やか。

    ちゃぷちゃぷという水音が心地よいです。

     

    プランクトンが流れてきて滞留するため、豊かな漁場となっている最高の場所だそうです。

     

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    タコとトリ貝の刺し身。

    甘みがあって、歯ごたえがありつつも柔らかい、こんなタコ食べたことない!

     

    トリ貝も初めて食べましたが、磯の香りがして美味しかったです。

     

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    近海でとれたコチなどのお造り。

    食べるごとにため息が出るほど美味しくて満たされます。

     

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    こちらは、ワタリガニの味噌汁。

    出汁はワタリガニのみ。まろやかなうま味に翻弄されます。

     

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    海のすぐそばで、漁師さんのお話を聞きながら最高に美味しい魚をいただく。

    幸せすぎます……。

     

    本藤さんはもともと魚介類の生態などについて研究するお仕事をされていたので、

    その経験を活かして、今までにない画期的な漁業のやり方を次々に形にされています。

     

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    後ろの列の左から二番目が本藤さん。

     

    漁師の生活について少年のような笑顔でお話する本藤さんは、

    本当に幸せな生活を送っているのだなあ〜というのが伝わってきました。

     

    魚介類が美味しくて、これを超えるものはそうそう食べられないんじゃないかと思います。

    本藤さん、ありがとうございました!!

     

    大手食品メーカーから農業に転向された梅本さん

    次に我々が向かったのは、農薬を使わない農業をされている梅本さんの農場です。

     

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    一番右が梅本さん。

     

    梅本さんはもともと大手の食品メーカーで勤務されていたのですが、

    子どもが生まれた時に、自分の会社のものを口にしてほしくないということに気付き、

    そこからは子どもたちのためになる仕事をしようということで、農場を始められました。

     

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    梅本さんは、農薬を使わないだけでなく、畑の土からご自分で作られています。

    良い土ができるようになるまでには、なんと三年の月日がかかるそうです。

     

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    さらに、梅本さんは種も自分で採っています。

    いわゆる自家採種です。

     

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    トマトをいただきました!

    ツンと来るような酸味や、青臭さがまったくなく、適度な甘みがあって、こんな食べやすいトマトは初めてです。

     

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    万願寺とうがらし。

    瑞々しく、香りが良くて爽やかな風味が美味しかったです。

     

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    梅本さんのお話で印象に残ったのが、

    「生き物は動物も植物も、最後は土に還る」ということ。

     

    生き物が死んだら、土の中の微生物が分解し、

    それを養分として次の生命が生まれる。

     

    人間もその循環の中に生きているという感覚を持って生きれば、

    僕たち一人ひとりがもっと自然と共存できて、結果的に地球にも人間にとっても豊かな生き方ができるのではないかと思います。

     

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    鶏も、良く人になれています。

    こんなに広々としたところで、健康的なエサのみで育つと鶏も気持ち良いだろうな。

     

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    梅本さんからは、たくさんのお土産の野菜までいただきました。

    お忙しい中、ありがとうございました!

     

    BBQからの花火、天体観測

    夏は夜。

    夜はBBQをして、美味しい野菜や肉を堪能し、深夜に海岸へ花火をしました。

     

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    『8時だョ!栄養士大集合』の略称である「ハチシュー」を花火で描くという遊び 笑。

    うちのカメラマンの腕の良さに脱帽しました。

     

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    星空も圧巻でした。

    二、三分に一度は流れ星がハッキリと見えて、感激です。

     

    二日目、まずは京丹後の海を満喫

    今回宿泊したのは、民宿のような場所で、これがまた味があって最高でした。

     

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    縁側と着物の調和の仕方……笑。

     

    さて、ぐっすりと眠り、二日目はまず京丹後の海岸で海水浴をしました。

     

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    みんなで大はしゃぎ。

     

    危うく僕も海へ引きずり込まれそうになりましたが、

    なんとか振り切り、砂浜からじゃれる若者たちを見守りました笑。

     

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    さあ、一日はまだ始まったばかり。

     

    ここから、ブルーベリーの農園へ。

     

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    カンカン照り!

     

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    たわわに実るブルーベリー。

    ちょっと引っ張っただけで取れる実が食べごろです。

     

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    ブルーベリーは甘さと酸味のバランスが良く、うまい!

    これを摘んだその場でパクパク食べられるなんて、なんたる贅沢の極み……。

     

    まとめ

    京丹後は東京から時間にすると、日本一とも言われるぐらい離れているのですが、

    それだけに知る人ぞ知る穴場です。

     

    人も少ないですし、良い意味で観光地化が進んでいないので、手付かずの田舎という感じで、

    なんだか、日本人の故郷という言葉が良く似合う場所です。

     

    今回は二日間でしたが、とても味わいきれないぐらいの魅力的な場所でした。

    また冬にも訪れてみたいです。

     

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    先月ハチシュースタッフを卒業した関くん(前列真ん中)が今回のツアーを企画し、もろもろを手配してくれました。

    感謝感謝です!!

     

    彼は自分の将来やりたいことがどんどん明確化し、そっちの方面でこれから本格的に始動します。

    こういう形でスタッフが卒業していくのは、代表として嬉しい限りです。

     

    京丹後には移住希望者も多いようです。

    この夏、まだ旅行先を決めかねているという人は、ぜひ京丹後を検討してみてはいかがでしょうか。

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  • 暑い夏を着物で過ごすことは可能?着物生活をして気付いたこと

    暑い夏を着物で過ごすことは可能?着物生活をして気付いたこと

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    こんにちは。管理栄養士の圓尾(まるお)です。

    (初めての方は、こちらからどうぞ)

     

    去年の秋頃からふだんぎ着物生活を始めて、この夏が初めて迎える夏でした。

     

    「夏の着物は暑くて着ていられないよ」

     

    そんな声も聞いていたので、真夏の暑さの中でも着物で過ごすことなどできるのか、不安に思っていました。

     

    「ま、まあ、どうしても暑かったら洋服にすれば良いや…」

     

    ぐらいに考えていたのですが、

     

    さて、そんな中迎えた真夏の気候。

     

    結果的から言うと、夏でも全然余裕で着物で過ごすことができました。

     

    今回は、夏に着物を着てみてわかった、夏の着物が快適な理由をご紹介したいと思います。

     

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    夏の着物生活、洋服より快適なんじゃないか説

    ※注意 以下の内容はすべて僕の個人的な見解であり、正式な着物の着方とは異なるかもしれませんので、ご了承ください。

    一、麻という素材の活用

    夏を快適に過ごす上で、麻の素材は欠かせません。

    というか、麻なしで都会の酷暑を過ごすのはキツいです。

     

    麻の素材は、光に透かすと、向こう側が透けて見えるぐらい薄く、風通しの良いものです。

     

    なので、暑い日でも風が吹くと、それが体の中まで入ってきて、一気に涼しくなります。

     

    ただし、難点は蒸し暑くて風がない日です。

    個人的に、八月の真夏の暑さで風がある日よりも、六月の梅雨でムシムシしている日の方が暑く感じました。

     

    二、袖口、首元、足元の通気性が良い

    洋服と和服の大きな違いが、体と服の隙間です。

     

    シャツにジーンズという格好だと、襟元、袖口、ズボンの裾などの隙間は狭くなっています。

     

    しかし、これが着物だとガバッと空いているので、風が入ってきやすく、熱がこもりにくくなるのです。

     

    久しぶりにジーンズを履くと気付くのですが、足元に風が全然入ってこなくて、不快でした。

     

    さらに、下着もふんどしだと(クリックでふんどしの記事へ)風通しが良く、蒸れずに快適に過ごすことができます。

     

    三、履物が開放的で蒸れない

    和装では、足元は当然草履や雪駄などです。

     

    裸足だと通気性は最高ですし、礼装よりで足袋を履いたとしても、靴下に革靴に比べると全然違います。

     

    僕はセミナーなどで人前に立つ時などは足袋を着用しますが、それ以外はずっと裸足です。

    で、裸足でずっと過ごしていると、なんだか足の裏の感覚が変わってきました。

     

    なんというか、足の裏や足の指にしっかりと力が入るようになったり、神経の感覚が鋭くなったように感じます。

    これは結構、健康にも良いのではないかと思っています。

     

    どっちの方が快適か 独断で比べてみました

    それでは、和服と洋服の快適さを比べてみましょう(相変わらず、僕の独断です)。

     

    [フォーマル] スーツ VS 羽織姿 ⇒ 羽織姿

    洋服のフォーマルな格好にあたるスーツ姿と、着物の上から羽織を羽織った姿。

    ここでは、羽織姿に軍配が上がります。

     

    まず基本の着物ですが、絹でも薄物、絽、紗など、これも向こう側が透けるぐらい薄い生地があります。

    羽織も同じような素材でこしらえれば、かなり涼しく過ごせます。

     

    一方、スーツはそれ自体の通気性が低いですし、中に着るシャツも袖口は絞られてほとんど隙間がなくなっています。

    さらにネクタイを着用すると首元も締め付けられるので空気が滞留し、より暑く感じてしまいます。

     

    足元も靴下に革靴と足袋に雪駄を比べると、もちろん和装が涼しいです。

     

    [カジュアルフォーマル] シャツ VS 着流し ⇒ 着流し

    カジュアルビジネスの格好であるシャツにパンツ姿と、長着だけを着た着流し。

    ここでも和装の方が涼しいと思います。

     

    シャツも半袖にすればだいぶ涼しくなりますが、生地が風を通さないのと、襟元の締まり具合、

    長ズボンに靴下、革靴はやはり暑いです。

     

    一方、着物だと、下はふんどしにステテコ、上は麻の長襦袢に麻の長着、下は足袋に雪駄。

    本当は下はステテコない方が涼しいですが、さすがに直接ふんどしだと見えてしまう危険性があるため、僕は必ずステテコを着用しています。

     

    しかし、下に袴を履くとふんどしが見える危険性はなくなるため、ステテコを履く必要がなくなり、快適度はグンと上がります。

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    本格的に暑くなる前は、木綿の肌襦袢を一番下に着ていましたが、これが風を通しにくいため、真夏は直接麻の長襦袢を着用しました。

    麻の長襦袢はネットに入れて簡単に洗濯機で洗えてすぐ乾くので、ワイシャツ感覚で使えます。

     

    [カジュアル] Tシャツに半ズボン VS 浴衣 ⇒ Tシャツに半ズボン

    最後に、超カジュアルスタイルですが、これはさすがに洋服が勝ちます。

     

    足元もカジュアルになると裸足にサンダルで差がなくなりますし、半袖半ズボンは圧倒的に露出面積が大きくなるので、やはり涼しいです。

     

    ただし、一つ弱点があるとすれば、冷房に弱いことです。

    真夏の季節のお店の中などは冷房が効きすぎて、ややもすると冷えすぎることがあります。

     

    この時、露出面積が大きいと対応できません。

    しかし、着物姿だと、覆っている面積が大きいので、体を冷えから守ってくれます。

     

    このように体温調節に長けているのは、和服の方だと思います。

     

    まとめ

    よく着物を着ていると「暑くないですか?」と聞かれますが、そもそも洋服を着ていたって夏は暑いですよね。

     

    ただ、先ほどもお話したように、着物の方が周りの気温に合わせて柔軟に調整する機能が高いので、快適度は高いと思います。

     

    夏は暑くて当たり前。

    むしろ今しかないこの季節を噛みしめて楽しみながら過ごせる余裕を持ちたいものですね。

  • 今の日本人が食べている玄米、実は不自然な食べものなんじゃないか説

    今の日本人が食べている玄米、実は不自然な食べものなんじゃないか説

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    こんにちは。管理栄養士の圓尾(まるお)です。

    (初めての方は、こちらをご覧ください)

     

    ビタミンB群やミネラル、食物繊維が豊富ということで人気のある玄米。

     

    “本来、日本人はずっと玄米を食べていた。それが江戸時代に精米されて白米を食べるようになると、ビタミンB1不足による江戸患い(脚気)という病が流行った。やはり昔のように玄米を食べた方が良い”

     

    そう主張される方もいらっしゃいます。

     

    ですが、昔の人は本当に玄米を食べていたのでしょうか。

     

    今回はこの説を、僕なりに検証してみたいと思います。

     

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     今の日本人が食べている玄米、実は不自然な食べものなんじゃないか説

    籾(もみ)から玄米を得る方法が今と昔では違う

    皆さんご存知の通り、稲から白米を得る過程は次の通りになります。

     

    稲 ⇒ [脱穀] ⇒ 籾(もみ) ⇒ [籾摺(もみす)り] ⇒ 玄米 ⇒ [精米] ⇒ 白米

     

    この流れで今回注目したいのが、「籾摺り」の過程、つまり籾から玄米を得る工程です。

     

    籾というのは、玄米の周りについている籾殻(もみがら)を取り外す作業を指します。

    栗から殻を外して、栗の実を取り出すような具合ですね。

     

    昔はこの過程を、籾を石臼に入れ、杵(きね)でガシガシ搗いてやっていました。

     

    次に時代が下って江戸時代になると、土臼(どうす)という器具を使うようになります。

     

    (参考: 木臼式籾摺りの様子)

     

    これは上臼と下臼の摩擦で籾殻を外すというもので、少々荒っぽいやり方です。

     

    その衝撃から砕け米といって、米粒が砕けてしまうものも多く発生していました。

    (もっとも、当時はもったいないので砕けたお米も食べていたようですが)

     

    それが今では全自動化、機械化され、昔に比べるとはるかに高品質の玄米が作られるようになったのです。

     

    昔の玄米と今の玄米の違い

    僕はこのことをある本で読んだのですが(残念ながらどの本だったのかは忘れてしまいました……)、

    昔の玄米は先ほど紹介したような、砕け米が出るくらいの多少荒っぽい方法で籾摺りをしていたため、

    玄米になった時点で、すでに今で言う一分搗き米のようになっていたというのです。

     

    「ええ〜!!うそ〜〜〜ん?!」

     

    まさに目からウロコ、というぐらいのパラダイム・シフトが自分の中で起きました。

     

    昔の籾摺りの技術は、先ほど紹介したように、米粒が砕けてしまうぐらい荒かったため、勝手に糠層も削れて一分搗き米の状態になっていた。

     

     

    現代の籾摺り器はどんどん高性能化が進み、完璧な高品質の玄米ができるようになった。

     

    しかし、逆に言うとこれは完璧すぎる、昔の日本人が食べていた玄米から比べると”不自然な”玄米になっているという見方もできるわけです。

     

    果たして玄米は健康に良いのか

    いつも議論になる、玄米は健康に良いのかどうかという議論があります。

     

    玄米は栄養素は豊富だが、ミネラルの吸収を妨げるから良くないのでは?という説です。

     

    果たして真偽のほどはいかに……という感じなのですが、僕はこの籾摺りの歴史を考えると、やはり無理に玄米を食べなくても良いのではないかと考えています。

     

    僕は、以前の記事でも紹介しましたが、三分搗き米が食べやすさや炊飯のしやすさの面から言ってもおすすめしています。

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    玄米派の方は、より玄米に近い一分搗き米などを利用するのも良いかもしれません。

     

     

    精製塩や白砂糖よりも粗塩や黒砂糖の方が健康には良いように、技術革新というのは考えものですね。

     

    そのうち、土臼などで籾摺りした昔ながらの玄米に商品価値が出てくるようになるかもしれません。

     

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