カテゴリー: 食文化

  • 「中国のここがスゴい!」中国3都市を回って発見した日本が見習いたいすばらしい健康食習慣3つ

    「中国のここがスゴい!」中国3都市を回って発見した日本が見習いたいすばらしい健康食習慣3つ

    こんにちは。

    管理栄養士の圓尾(まるお)です。

    初めての方は、こちらからどうぞ

     

    5/6〜5/11まで、5泊6日で中国に出張に行ってきました

     

    中国のエステティシャンに対しての講義で、北京、武漢、上海の3都市を回ってきました。

     

    中国へは以前上海に一度行ったことがあるのですが、それも仕事でしかも滞在期間が短かったので、現地の食事情を観察することができませんでした。

     

    しかし、今回は割りと自由時間があったり、同行した中国人にいろいろと案内してもらったり、話を聴くことができ、食に関してたくさんの気づきがありました

     

    日本と中国の食事情を比べてみて、日本のほうがいいなと思う点もあれば、これは中国に見習いたいなと思うこともたくさんありました。

     

    そこで今回は、実際に僕が中国に行って感じた、日本人が中国人に見習いたい食習慣を3つご紹介したいと思います。

     

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    中国3都市を回って発見した日本が中国に見習いたいすばらしい健康食習慣3つ

    1、当たり前のように中国料理を食べている

    中国人にとっては、中華料理が当たり前です。

     

    日本の場合は「和食」という言葉があります。

     

    「ごはん行こうか」

    「何にしよう」

    和食にする?」

    「いいね、和食にしよう」

     

    と、こんな感じですよね。

     

    街中にある飲食店も決して日本食のお店が多いわけではなく、

    ハンバーガーショップ、イタリアン、フレンチ、ビストロ、パンケーキ、ラーメン、中華、韓国など、とにかくいろんな国の料理があります。

     

    日本人にとって「ごはん」=「日本食」ではありません

    しかし、中国に行って感じたのは中国人にとっては「ごはん」=「中国料理」なのです。

     

    日常が自国の料理で、海外の食事は非日常

    この感覚が日本と大きく異ると感じました。

     

    空港のラウンジに行っても、選べる選択肢はほとんどが中国料理です。

    炒飯、おかゆ、麺。

    パンはほとんど置いていませんし、もちろんパスタやピザ、ハンバーガーはおろか、サラダすらありません。

     

    こちらは武漢のホテルの朝食。

    観光客が少なく、現地の人が利用することが多いホテルでは中国料理しか置いていません

    パンのかけらすら見当たりませんでした。

     

    とても印象的だったのは、北京でとあるオフィスに伺ったときのことです。

    お昼時で皆さん食事をとられていたのですが、一つの机を囲んで上司も部下も一緒に8人ぐらいが集まり、タッパーに入った中国料理(野菜のナムルみたいなもの)にみんなで箸をつっこみながら、左手には饅頭(肉まんの皮だけみたいなやつ)を持ち、むしゃむしゃすごい勢いで皆さん会話をしながら召し上がっていたのです。

     

    日本で例えると、おむすびを片手に漬物を食べながらおむすびをほおばる、といったところでしょうか。

     

    その姿がとても印象的で、「自分も混ざりたいなあ…」なんて思いながらしばらく呆然と眺めてしまいました。

     

    日本でも一昔前まではこのように自国の食事が第一選択だったのでしょうが、いまではパンの消費量がごはんを上回るなど、完全に西洋化してしまいました。

     

    自国の伝統食に勝る健康食はありません。

    日本人ももっと伝統食を食べるべきなのです。

     

    2、ファーストフードでも伝統食が注文できる

    北京で簡単に朝食を済ませようということなり、ケンタッキーに行きました。

    最初は「朝からコッテリだなあ…」と思ったのですが、行ってみてビックリ。

     

    中国のケンタッキーでは、朝からおかゆが食べられるのです。

     

    しかも、飲み物で豆乳まで用意されています

     

    うわ〜〜〜、完全に日本負けた…」と思いました。

     

    日本のファーストフード店でおむすびが選べるなんて、想像もできません。

    モスバーガーにライスバーガーがあるのが関の山です。

     

    もし日本のファーストフード店でおむすびがメニューにあったらビックリすることでしょう。

    それが普通に中国で行われているということは、やはり中国人にとって自国の食事が当たり前という意識が根底にあるからだと思います。

     

    中国のフードガイドピラミッド。日本では駒ですが、中国では中国の宮殿みたいなデザインになっているのがおもしろい。

     

    日本のファーストフード店でもおむすびが注文できる。

    そんな日が来るといいなあ…。

     

    3、トランス脂肪酸量が表示されている

    今年からアメリカで実質使用禁止になるトランス脂肪酸

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    中国では使用は禁止されていないものの、表示がされています。

    商品のラベルを見ると、反式脂肪酸(トランス脂肪酸量)を見て取ることができます。

     

    こちらは中国の伝統的なお菓子ですが、しっかりとトランス脂肪酸が0だという表示があります。

    ちなみに美味しいですが、口の中の水分が全部持っていかれてカラカラになります。

     

    お店で見かけたチョコレートには100g当たり0.5gのトランス脂肪酸が入っているものもありました。

     

    トランス脂肪酸の摂取上限は一日約2gですから、この表示を見ると、やはり買うのを躊躇します

    表示があることでトランス脂肪酸が入っているものを食べる機会は減らせるのです。

     

    日本も早急に表示の導入を検討して実行してほしいものです。

     

    まとめ

    中国に行って、一番いいなと思った食習慣は、やはり自国の料理をきちんと食べていることです。

    完全に西洋化された(そして現在も進行している)食事、和食離れの現状にため息が出ました。

     

    一度変わってしまったこの状況をひっくり返すのは非常に難しいと思いますが、気づいた人から少しずつ、少しずつ状況を変えていくしかないです

    より日本食の普及、食育に力を注ごうという思いを改めて強くした中国滞在でした。

     

    良いところは残しつつ、伸ばしつつ、他国を見て良いところは取り入れて、さらに豊かになれる食の状況を作っていきたいですね。

     

     

    番外編

    ここからは番外編ということで、食事を含め、中国で撮った写真を紹介していきます。

     

    中国の航空会社の機内食。ここでもマーガリンではなく当然バターです。

     

    本場北京の北京ダック。皮は砂糖で食べます。美味しすぎる!!ずるい!

     

    豆苗みたいなものを炒めたもの。炒め方が全然違うのか、ただ炒めただけなのにメチャメチャ美味しい。

     

    北京では羊肉をよく食べます。香辛料が効いてる!

     

    なぜかお菓子を最初に食べる。日本で飲食店に行ってまず大福や羊羹は食べない。これも食文化の違い。

    日本の羊羹よりだいず甘さ控え目です。「日本のお菓子は甘すぎる」と言っていました。

     

    武漢の景色。「名前聞いたことあるかな?」ぐらいの都市だったのにこの発展具合…。中国の経済発展、おそるべし。

     

    北京のホテル。高級ホテルを準備してくださいました。

     

    いままで食べた小籠包の中でいちばん美味しい。中華料理は中国。

     

    上海の夜景。映画「ブレードランナー」の世界です。近未来感が胸熱。

     

    かたや反対側は古い西洋建築が並ぶ。昔西洋人が居住していた。このあたりは神戸に似ている。

    ちなみに、講義の最初に参加者100人ぐらいに質問して、北京と武漢の人は神戸を知りませんでしたが、上海では神戸が知られていました。嬉しい!

     

    もちもち蒸し饅頭。日本の酒饅頭に似て、酒粕の香りがして美味です。

     

    これが美味しかった!パンみたいな感じなんだけど、ほのかに甘く、しょっぱい、ねぎが良い香りです。

    これ日本で売ったら流行ると思うな。

     

    こんなにうまい酢豚は食べたことがない!

    「日本人は酢豚のパイナップルが嫌いな人が多い」と伝えると驚かれました。僕は大好きです。

     

    牛肉のしゃぶしゃぶみたいなもの。美味しいのですが、激辛!!

    見た目で辛さが判断できないので、中国料理は食べるときは注意が必要。

    僕だけ汗かいてひいひい言いました。なんで中国の人はこれが平気なんだ?!

     

    羽田近くの飛行機からの夜景。やっぱり日本がいちばんほっとする…。

  • 3ヶ月でガイコツからドラえもんに?! 留学した僕の身に何が起きたのか

    3ヶ月でガイコツからドラえもんに?! 留学した僕の身に何が起きたのか

    こんにちは。

    管理栄養士の圓尾(まるお)です。

    初めての方は、こちらからどうぞ

     

    先週出版させていただいた本に

    イギリスに留学したら3ヶ月で10キロ太った

    と書いていますが、

     

    これは本当のことです。

     

    このことに僕はとても驚き、

    日本と欧米の食事の違いに興味を持つ

    きっかけとなりました。

     

    今回は本では公開していない

    当時の写真も載せながら

    一体何が起きたのかを詳しくお話してみたいと思います。

     

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    3ヶ月でガイコツからドラえもんに?! 留学した僕に何が起きたのか

    子どもの時からいくら食べても太らなかった

    留学したのは20歳の頃、大学三年生だった時です。

     

    それまでの僕は極度の痩せ体質で、

    体格を示すBMIも人生で18.5を上回ったこともなく、

    息を吸うとあばら骨が浮き出てしまうぐらい

    ずっと痩せていました。

     

    その分食が細かったかというとそうでもなく、

    甘いものも大好きで

    食べたいものを食べたい時に食べたいだけ食べる

    という人生を歩んでいました。

     

    ガイコツからドラえもんへ激変

    そんな僕でしたが、

    イギリスに留学して現地の食生活を始めたところ、

     

    なんとわずか3ヶ月で10キロも体重が増えてしまいました

    その当時の写真がこちらです。

     

    左が留学してすぐの写真。

    右が留学して三ヶ月経った時の写真です。

     

    まず左側ですが、

    頬やアゴのところにまったく肉がついておらず

    鋭い印象を受けます。

     

    それが右側では、

    アゴの線が丸くなり、

    頬のところにも肉がついているのがハッキリとわかります

     

    ちなみにこの時は留学生同士のゲームに負けて

    罰ゲームとしてドラえもんの落書きをされています笑。

     

    周りの友達も僕の激変に驚き、

    顔の輪郭にピッタリ合うドラえもんを選んでくれたのだと思います。

     

    イギリスでしていた食生活の中身

    当時の食生活を振り返ってみると、

    まず朝ごはんで大好物だったのが、

     

    すでに甘いパンケーキに

    生クリームとイチゴジャムをかけて食べるというもの。

     

    当時はまだエッグスンシングスはありませんでしたが、

    ある意味では先を行っていました。

     

    そして飲み物はお湯を注げばすぐにできる

    これもあま〜〜〜いカフェオレです。

     

    お昼は大学のカフェテリアで洋食。

    ほとんど毎日肉です。

     

    夜は自炊することもありましたが、

    向こうではお米ではなく、

    チャンプ“という、じゃがいもを潰してバターなどを加えた

    マッシュポテトのようなものを主食にしていました。

     

    あと、とにかく美味しかったのが

    牛乳やチーズなどの乳製品に

    ラムチョップやソーセージ、ハンバーグなどの肉の加工品

     

    ガーリックブレッドにキッシュ、

    スコーンやドーナツなどです。

     

    とにかく日本よりも

    砂糖と油の量がハンパじゃありません。

     

    しかし当時の僕には

    牛乳は健康に良いものだ

    ちゃんと野菜も食べているから大丈夫

    主食、主菜、副菜がそろっているから平気

    などという知識しかありませんでした。

     

    痩せようと運動をしてみたが……

    カズキ、絶対最近太ってきてるよ

    そう友達から言われてしぶしぶ体重計を買い、

    乗ってみて仰天しました。

     

    それまでの人生、

    どれだけ食べても太らなかった僕が

    わずか3ヶ月で見たこともない体重になっていました。

     

    これはさすがにマズイ

     

    そう思った僕は、大学内のジムに通い始めました。

     

    痩せるにはとにかく運動だろう

    当時はそんな考えしかありませんでした。

     

    食事も自分なりに少し制限してみましたが、

    毎日30分走っても体重は一向に変化を見せることはなく、

    結局帰国するまでの一年間、ダイエットすることはできませんでした

     

    何もしていないのに10キロ痩せられた

    帰国してからは家族や周りの友達には

    「太った」「太った」と言われまくりました。

     

    でも僕の中では

    まあ太ったといっても適正体重ぐらいだからもういいや

    とダイエットを諦めていました。

     

    すると、驚くべきことが起きました。

    なんと、帰国してから3ヶ月で体重が10キロ落ちたのです。

     

    食事制限をしたわけでもなく、

    運動もしていません。

     

    ただ食事を日本のものに戻しただけ

    それだけで体重が自然と元に戻ってしまったのです。

     

    この体験は僕が日本の伝統食に興味を持つようになった

    一番最初の原体験です。

     

    まとめ

    その後、いろいろと栄養学などを勉強すると

    やはり日本人には伝統食である和食が一番合っている

    と、どんどん確信が深まっていきました。

     

    しかし、今その伝統食が危機的状況にあります。

     

    先ほど紹介したような

    僕がイギリスでしていたような食事を

    日本人もするようになってきています。

     

    このままでは日本人を取り巻く健康問題は

    深刻さを増すばかりです。

     

    今の日本に必要なのは和ごはん。

    その素晴らしさをこれからも伝えていきたいと思っています。

     

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  • 世界で最古のバイオビジネスは日本発祥だった!「アスペルギルス・オリゼー」はなぜ国菌になったのか

     

    皆さん、昨日発酵食品をとりましたか?

     

    「発酵食品?納豆は食べていないしな〜」

    いえ、よ〜く考えてみてください

     

    発酵食品は納豆や漬物だけではありません。

    日本酒だって発酵食品ですし、醤油、味噌、酢などの調味料も発酵食品です。

     

    出汁をひくための鰹節だって、種類によっては(枯れ節)発酵食品になります。

    日本では発酵食品抜きで一日過ごすことの方が難しいぐらい、僕たちの食生活は発酵で成り立っているのです。

     

    日本の発酵食品の多様性は世界一とも称されますが、

    その中でも極めつけなのが”国菌“の存在です。

     

    国菌とは、国を代表する菌のことで、

    日本を代表する国花が桜、国鳥が雉(きじ)という並びで、日本では国菌が存在します。

     

    それが、アスペルギルス・オリゼーという菌です。

    世界でも国を代表する菌なんてものが存在する奇異な国は日本しかありません。

     

    「でも、国菌ってどういうこと?」

    今回の記事では、日本の国菌に認定されたアスペルギルス・オリゼーについて書いてみたいと思います。

     

    当ブログ執筆者のプロフィールはこちら

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    世界で最古のバイオビジネスは日本で起きていた!「アスペルギルス・オリゼー」はなぜ国菌になったのか

    見えないけどスゴイやつ!麹菌

    「アスペルギルス・オリゼー」というと難しい微生物の授業のように聞こえますが、

    和名で「麹菌(こうじきん)」とも呼ばれている菌のことです。

     

    「麹(こうじ)」は聞いたことがありますよね?

    なんとなく、味噌や醤油に関係するものというイメージがあるのではないかと思います。

     

    この麹は、「」とも書き、この糀は日本人が作った漢字です。

     

    「米」に「花」と書いて糀。

    糀とは、表面にカビを繁殖させたお米のことです。

     

    ちなみに、麹には麦の表面にカビを生やしたものや、豆の表面にカビを生やしたものがあり、

    米にカビを生やせた麹を特に「糀」と表現しています。

     

    さて、実はこの糀(米麹・こめこうじ)の表面に生えているカビこそ、麹菌、つまりアスペルギルス・オリゼーなのです

     

    なぜ発酵食品には麹が使われる?

    日本酒を作る時にも、味噌や醤油を作る時にも麹は使われます。

    麹の働きは、食べものの中の栄養素を細かく分解すること

     

    たとえば、日本酒ではお米のデンプンを麹菌がグルコースという細かい糖類に分解します

    そしてそこから今度は酵母という別の菌がグルコースをアルコールに変えるという二段階の工程を踏んでお酒ができています。

     

    このように、麹にはデンプンを細かい糖類に、たんぱく質を細かいアミノ酸に分解する力があります。

    この力を利用したのが発酵食品なのです。

     

    世界最古のバイオビジネスは日本の室町時代にあった!

    ここから表題の話に入っていきます。

     

    日本では古くから発酵食品が作られて売られており、

    この発酵食品を作る上で欠かせない麹菌を専門に製造・販売する会社がすでに十三世紀初頭の室町時代からあったことが書物から明らかになっています。

     

    このスゴさ、わかりますか?

    にわかには信じられないことです。

     

    十三世紀初頭といえば、日本はおろか、世界中でまだ誰も微生物の存在が知られていない時代です。

     

    微生物研究の祖と言われるフランスのパスツールやドイツのコッホはいずれも十九世紀の人たちです。

     

    目に見えない、存在すらわからない。

    そんなものを作って生業(なりわい)にしていた人たちがいたということに驚きを隠せません。

     

    しかも、この室町時代に創業した種麹屋(たねこうじや)は今日でも10社が続いているとのことです。

     

    「国菌」の意味とは?

    日本の発酵食品づくりに広く使われてきた麹菌(アスペルギルス・オリゼー)が国菌に登録されたのは、2006年のこと。

    日本醸造学会にて認定されました。

     

    この麹菌には、国菌に登録されるだけの理由があります。

    その一つが、今ある麹菌は日本人によって改良された菌だということです。

     

    野菜でも京野菜に代表されるような”その地域でしか栽培できない品種“というものがありますが、

    麹菌もそれと同じなのです。

     

    麹菌のDNAを調べたところ、フラブスという野生菌種を“家畜化”した菌だということがわかりました。

    “家畜化”とはどういうことかというと、人間が使いやすいように特性が変わっているということです。

     

    たとえば、フラブスという麹菌の親になっている菌は人間を殺してしまうぐらい強力なカビ毒をつくる品種です。

    それが、麹菌(アスペルギルス・オリゼー)では、毒を作る遺伝子がなくなってしまっています

     

    他にも、デンプンを糖に分解する酵素の遺伝子がフラブスでは一つしかないのに対して、オリゼーでは三つもあります

    このように、麹菌はより人間に対して安全で、かつデンプンを分解する能力が上がっているのです。

     

    これはおそらく、日本の種麹屋が品質の良い麹菌同士をかけ合わせたり選別していく中で自然と都合の良い菌が出来上がっていったのだと考えられています。

    まさに、日本人の長年における観察力と努力の賜物が、このアスペルギルス・オリゼーなのです。

     

    まとめ

    ということで、今回は日本の国菌であるアスペルギルス・オリゼーについてまとめてみました。

    この話、ちょっと鳥肌モノですよね……。

     

    ぜひ、次に醤油や味噌、日本酒を味わう時にはこのアスペルギルス・オリゼーの話を思い浮かべながら食べてみてください。

    きっとこれまで味わったことのない深いレベルの美味しさを感じられるはずですよ。

    (参考: 「和食とうま味のミステリー」 – 北本勝ひこ

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  • 千葉で三百年以上続く日本酒蔵元「寺田本家」さんのイベントに参加してきました!

    千葉で三百年以上続く日本酒蔵元「寺田本家」さんのイベントに参加してきました!

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    こんにちは。管理栄養士の圓尾(まるお)です。

    (初めての方は、こちらからどうぞ

     

    今一緒に仕事をしている、女優で発酵マイスターの菜月さんの紹介で知った、千葉の日本酒蔵「寺田本家」さん。

     

    寺田本家で作られた日本酒を口にした時、今まで飲んだどの日本酒とも違うその味わいに感動を覚えました

     

    その時なんとなく聞いた話で、どうやら普通の日本酒造りをしていないようで、気になっていました。

     

    ちょうどそんな時、Facebookのタイムラインで寺田本家さんに来るイベントがあるのを見つけ、参加することにしました。

     

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    千葉で三百年以上続く日本酒蔵元「寺田本家」さんのイベントに参加してきました!

    千葉で江戸時代初期から続く日本酒蔵の老舗

    「寺田本家」は、千葉県の香取郡神崎町というところで、江戸時代初期から三百年以上続く酒蔵です。

     

    現在は二十四代目の寺田優さんが当主を務められています。

    img_4914

     

    いろいろなイベントに出演したり、出版も多数で、対外的にも精力的に活動されていらっしゃいます。

     

    寺田本家さんの酒造り

    そんな寺田本家さんでは、ちょっと他にはないような徹底したモノ作りをされています。

    その特徴をご紹介しましょう。

     

    一、原料のお米はすべて無農薬自然米

    日本酒の原料はお米と水と麹です。

     

    寺田本家さんでは、そのお米を近隣の農家さんとの契約栽培で無農薬のものを使用しています。

     

    さらに、寺田本家さんでも田んぼを保有しており、自分たちでも無農薬のお米を栽培されています。

     

    そのお米の品種も、コシヒカリやササニシキの親でもある古代米の「亀の尾」や「中生神力」など、

    品種改良がされていない在来種も育てています。

     

    二、仕込み水は井戸水を使用

    日本酒造りに良質の水は欠かせません。

     

    寺田本家さんでは、その水に井戸水を使っています

     

    それもただの井戸水ではなく、

    蔵の背後にそびえる神崎神社の鎮守の森の水脈から湧き出る井戸水です。

     

    この水は、江戸時代から三百年以上、枯れることなく現代でも豊かな水の恵みを与え続けています。

     

    さらには、炭を使って水の質をさらに向上させています

     

    三、麹菌から作る 人工的な菌の添加は行わない

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    日本酒は発酵するために日本の国菌でもある麹菌(アスペルギルス・オリゼー)を用います。

     

    通常は麹菌を業者から購入して種麹を作るのですが、

    なんと寺田本家さんでは、蒸した玄米を置いておき、空気中の麹菌が自然にくっついて繁殖させて麹を作っています

     

    それだけではなく、日本酒造りに必要な菌である酵母菌や乳酸菌なども、すべて人工的な添加をしていません

     

    どうしているかというと、蔵に自然と住み着いた菌たち(いわゆる蔵付きの菌)が勝手に働いて発酵をしてくれています

     

    そうして作られた日本酒は、まさに自然の恵みをそのまま凝縮したような味わいになります。

     

    四、人の手による作業を大切にする

    江戸時代にはすべて人の手で造られていた日本酒も、時代が進むに連れてどんどんと工業化していきました。

     

    しかし、寺田本家さんでは今でも手作業を大事にしています

     

    機械を使えば、ボタンひとつで済む洗米作業も、蔵人総出で手作業でお米を洗います

     

    一見非効率に見えるこの作業ですが、手作業にすることでお米に均一に水が行き渡って美味しさにもつながるとのこと。

     

    写真を拝見しましたが、桶や、お米をすくうスコップも木製で、そういうところも良いなあと思いました。

     

    五、他じゃ味わえない独創的な日本酒

    寺田本家さんの出しているお酒は、ちょっと他じゃ味わえないものがたくさんあります。

     

    たとえば、精米歩合が八十や九十のお酒があります。

    日本酒を飲む方はわかると思いますが、こんな日本酒は滅多にありません

     

    精米歩合とは、玄米からどれぐらい削って精米したかを表す数字で、

    味をスッキリさせるためにだいたい半分ぐらい削って精米歩合五十などという日本酒が多いのです。

     

    精米歩合が九十ということは、玄米が百なので、一割しか削っていないということ。

    だからこそ、お米の旨味やその他の複雑な味が全部凝縮されています

     

    他にも、発芽玄米で作ったお酒(むすひ)もあります。

     

    このお酒は瓶詰めした後も乳酸菌や酵母菌が生きていて、発酵ガスを作り続けるので、

    開封する際は少し栓を緩めて空気を抜き、また少し緩めるというやり方で、

    五〜十分かけて栓を開けるという菌の力に溢れたお酒です。

     

    まとめ

    寺田本家さんの酒造りの気高い崇高な志に、ただただ胸を打たれた夜でした。

     

     

    高度経済成長の大量生産大量消費の裏で、日本人が失ってしまったもの。

     

    それを取り戻すことこそ、僕たちがより肉体的にも精神的にも豊かに生きる光があるように思います。

     

    しかし、まだまだ人の価値観が従来の状態から抜け出しきれていない今の時代において、

    本物を提供し続けるというのは容易いことではありません。

     

    こういう蔵元さんには頑張って欲しいですし、個人的にも微力ながら応援していきたいと思いました。

     

    ちなみに、寺田本家さんのお酒は通販でも購入可能です。

    (参考: 寺田本家さん通販サイト

     

    また、表参道にある発酵居酒屋5でも常時置いてあるので、気軽に楽しむことができます。

    (参考: 発酵居酒屋5)

     

    特に、日本酒がお好きな方はぜひ一度この味を口にしてみてください

    新しい扉が開かれますよ。

  • 「昔の日本人は本当に肉を食べていなかったのか」その真相とは

    「昔の日本人は本当に肉を食べていなかったのか」その真相とは

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    欧米や他のアジアの国と違い、日本では長らく肉を食べてこなかったとされています。

     

    近代になって「牛鍋食わねばひらけぬやつ」と言われたように、

    明治維新とともに日本人は肉を食べるようになっていきました。

     

    では、そもそもなぜ、日本人は肉を食べてこなかったのでしょう

    そして、本当に肉を食べていなかったのでしょうか

     

    今回は、日本人と肉食の歴史を紐解いていきたいと思います。

     

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    「昔の日本人は本当に肉を食べていなかったのか」その真相とは

    昔の日本では、イノシシやシカが食べられていた

    旧石器〜縄文時代頃は、日本全国で狩猟によって肉は食べられていました。

    その時代の地層から、イノシシやシカの骨が出土しています。

     

    しかし、ウシ、ウマ、ヤギ、ヒツジなどの骨は見られず、

    これらの動物は後になって大陸から渡来したみたいです。

     

    また、この時代の食生活というと、みんなで斧を持ってマンモスを追いかけているような光景が浮かんできますが、

    実は食生活の大部分はクリやドングリ、クルミなどの植物で、実に摂取カロリーの80%が植物食によって占められています。

     

    糖質制限推進者に「昔は狩猟によって食生活は肉が主体で、糖質はとっていなかった」と主張する人がいますが、あれは誤りです。

     

    675年、天武天皇から肉食禁止の勅令が出される

    六世紀の後半、日本に仏教が伝わります。

     

    仏教に食べもののタブーはありませんが、生き物を殺すことは避ける(なぜか魚介類は例外)という教えがあります。

     

    そして、飛鳥時代の天武天皇はこの仏教を厚く信仰しており、

    675年に「殺生肉食禁止の詔(みことのり)」を発令します。

     

    これが今後1200年以上も続くことになります。

     

    同じく仏教が伝えられていた中国や朝鮮では、肉食は禁止されていません。

    これには、日本の土着信仰である神道の考え方も影響しているのではないかと言われています。

     

    邪馬台国の記述が有名な、中国の「魏志倭人伝(ぎしわじんでん)」にも、

    日本人は身内がなくなると、十日間余りは肉を口にしない」と記されています。

     

    つまり日本人は、仏教が伝わる前から「肉食は穢(けが)れに繋がる」という考え方があったようです。

     

    完全に肉食が禁止されたわけではなかった

    殺生肉食禁止の詔が発令されたからといって、完全に肉食をしなくなったわけではなかったようです。

     

    というのも、この詔で禁止されているのは、あくまでも「ウシ、ウマ、イヌ、サル、ニワトリ」に限られています。

     

    日本人にとって神聖な食べものでもあるお米を作る稲作に関係する動物や、

    人間に近い動物、あるいは人間にとって益をもたらす動物の殺生と食べることを禁止したのです。

     

    ここには野生動物が入っていないのが着目すべき点で、

    これ以降も完全に肉食がなくなったわけではないようです。

     

    しかし、依然として日本人の精神の中には「肉食は穢れにつながる」という意識は根強く、

    正式な儀式の場での食事などには、肉は一切登場しませんでした。

     

    あくまでも、日常的な食生活の中心には肉はありませんでした。

    「薬食い」と称して肉を楽しむ人たち

    そして江戸時代になると、「薬食(くすりぐ)い」と言って、

    養生のためや、病気の回復のためにイノシシやシカなどが食べられていました。

     

    どうやら、本当に病気の治療でなくても、薬食いを言い訳に使って肉を食べる人も多くいたようで、

    「ももんじ屋」という肉を食べさせる店では、イノシシ、シカの他にもクマやウサギが食べられたと言い、

    江戸時代中期になると、江戸の街にも数えきれないぐらいのももんじ屋が軒を連ねていたとあります。

     

    明治になり、天皇陛下が肉を食される

    七世紀の後半から、実に1200年以上続いた肉食禁止の習慣に終止符を打ったのが、明治維新です。

     

    1872年、明治天皇は肉食解禁の令を発令され、御自ら肉を口にされました。

     

    この時、天皇陛下は「肉食は養生のためよりも、外国人との交際に必要だから食べたのである」と大久保利通に語っており、

    鎖国を解いて、世界と交流をしていくための通過儀礼として、肉食が行われていたことがわかります。

     

    これは当時、国民に大きな衝撃を与え、

    肉食解禁から約一ヶ月後、このことに不満を抱えた十名が白装束に身を包んで皇居に乱入し、四名が射殺されるという事件まで起きています。

     

    なかなか牛肉を食べようとしない日本人

    しかし、肉食解禁がされてからも、なかなか庶民は牛肉を食べようとしませんでした

    そこで考案されたのが、牛鍋やすき焼きです。

     

    牛肉を西洋風に料理しても受け入れられないので、醤油と砂糖を使って日本風に調理したのがこれらの料理。

    牛鍋を出す牛鍋屋が開店しはじめます。

     

    もっとも、開店した当初はお店には閑古鳥が鳴いていたようで、

    たまに来る客といえば、ゲテモノ好きのガラの悪い客ばかりだったそうです。

     

    一般人は、店の前を鼻をつまみ、目を閉じて足早に通り過ぎるというありさま

     

    しかし、そんな牛鍋屋も、少しずつ広がり始め、そして大流行。

    東京中で牛鍋屋が繁盛しました。

     

    庶民の間の強い”穢れ”の感覚

    肉食解禁後も、庶民の間では「牛肉は穢らわしい」という意識が強かったと書きましたが、

    その感覚の強さを象徴する話が残っています。

     

    牛肉の処理上では、しめ縄が張られ、皮に近い上の方の肉のみを削り、

    残りは地中に深い穴を掘って埋め、お経を上げて清められていました。

     

    さらには牛肉を処理した道具、煮炊きした鍋、盛り付けに使った皿にいたるまで、

    すべて一度使ったものは、そのつど廃棄して二度と使いませんでした

     

    家庭で牛肉を調理する時は、家の中では行わず、

    庭にコンロを出して調理したと言います。

     

    家の中で牛肉を食べる時は、仏壇の扉に紙で目張りをしたという話まで残っています。

     

    まとめ

    このように、完全にではないものの、日本では1000年以上にわたって肉食は行われていませんでした。

     

    その代わり、その制約の中で肉も乳製品も使わない、鰹節や昆布のような繊細なうま味を引き出す技術が発展しました。

     

    また、牛肉が食べられるようになってからわずか100年余りで「神戸ビーフ」などの世界に誇れる品質の牛肉が作られるようになるあたりは、さすが日本人です。

     

    とは言うものの、戦後の日本の食事の中で、肉類、乳製品の伸び方は急激すぎます

     

    これだけ長い期間食べていなかった肉を急に食べるようになったら、

    それは体の調子もおかしくなるのは当然なような気もするのですが、いかがでしょうか。

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    【 参考 】

    ・「日本人はなにを食べてきたか」原田信男

    ・「明治洋食事始め」岡田哲

  • 世界中で食べるのは日本人だけ!ごぼうの栄養とは

    世界中で食べるのは日本人だけ!ごぼうの栄養とは

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    こんにちは。管理栄養士の圓尾です。

    初冬に旬を迎えるごぼうは、冬に食べたい鍋や豚汁にもぜひ入れたい食材ですよね。

    でも、日本人には馴染みのあるごぼうが実は日本でしか食べられていなかったことはご存知ですか?

    今回はごぼうについて栄養面を含めてお伝えします!

     

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    ごぼうについて

    世界中で日本人のみが食すごぼう

    ごぼうは日本原産の植物ではなく、縄文時代に中国から伝わったと言われています。

    しかし、中国では漢方の原料として使われるのが主で、日常生活で食するのは日本人のみです。

     

    韓国など一部の地域で食べるところもあるそうですが、

    それは日本が統治していた時代に広まった名残りだそう。

     

    第二次世界大戦時に外国人に捕虜にごぼうを食べさせたところ、

    「木の根を食べさせるとは虐待だ!」

    ということで騒動になったという話もあります。

     

    僕たちにとっては当たり前の食材も、海外から見ると奇妙な食材に映るようです。

     

    ごぼうの栄養成分

    まず特徴的な成分が食物繊維です。

    ごぼう100g中に含まれる食物繊維の量は、5.7g。

    ごぼうとよく一緒に食べられる他の食材、人参(2.5g)、大根(1.3g)、白菜(1.3g・いずれも100g当たり)などと比べてみてもその多さは頭一つ抜けています。

     

    さらにごぼうのスゴいのが、

    水溶性の食物繊維と、不溶性の食物繊維のバランスが優れていること。

     

    ごぼうは水溶性:不溶性の割合が2:3で両方を豊富に含んでいます。

    食物繊維は水溶性と不溶性で働きが異なる部分があり、

    たとえば、水溶性食物繊維は水に溶けてゲル状になることにより、

    食べたものをゆっくりと胃腸を通過させて血糖値の上昇を抑える効果があります。

     

    一方不溶性食物繊維は、腸の中で水分を吸収して膨らみ、かさを増すことで腸管を刺激し、便通を良くするなどの働きがわかっています。

     

    また、両方の食物繊維に共通した利点として、

    腸内環境の改善に役立つという点も忘れてはいけません。

     

    現代人はほとんどの人が食物繊維不足で、

    国も不足を懸念して「頑張ってこれだけはとりましょうね」という目標量を設定しているぐらいなので、

    ごぼうは積極的にとりたい食材です。

     

    ちなみに、食物繊維はわりと最近まで

    「何の役にも立たない食べもののカス」

    だと思われていました。

     

    しかし、昔の人は栄養学なんてなかった時代から食物繊維の有用性に気づいていたみたいで、

    江戸時代、1764年発行の「料理珍味集」という本には

    和紙を食べると年中悪病を除くなり」といった内容の記述が見られます。

     

    和紙は楮(こうぞ)という植物が原料なので、まさに食物繊維の塊。

    紙を食べるという昔の人の発想力には驚きます。

     

    そしてもう一つ、

    ごぼうにはポリフェノールのクロロゲン酸やタンニンという成分も含まれており、

    これらは抗酸化作用があるため、老化の予防効果も期待できます。

     

    また、アンチエイジング効果のある抗老化成分で注目が集まっているレスベラトロールも含まれています。

     

    料理する時のちょっとした秘訣

    ごぼうは洗って泥を落としたものも売っていますが、ぜひ泥つきのごぼうを買いたいところ。

    ごぼうは皮に特有の風味が含まれているので、たわしを使ってこすりすぎないように泥を落として使いましょう。

    ちなみに、僕は台所にごぼうなどの食材を洗う専用のたわしを置いています。

     

    また、ごぼうはアクが強いのと、空気中に置いておくと黒くなって色が悪くなるので、

    切ったそばから水にさらしていきます。

     

    ただし、つけすぎると香りが損なわれてしまったり、

    さきほど紹介したクロロゲン酸なども流出してしまうので、数分たったら引き上げましょう。

     

    まとめ

    ごぼうって、まさにこれぞ大地の味!って感じの味がしますよね。

    豚汁やけんちん汁はごぼうがいないと、どこか締まりません。

    きんぴらごぼうなんかも、お弁当の食材としても大活躍しますので、

    ぜひ普段の食生活に取り入れてみてください!

     


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