カテゴリー: 栄養・食・健康

  • ただ摂ればいいというものでもない? 食物繊維はバランスに秘密があった

    ただ摂ればいいというものでもない? 食物繊維はバランスに秘密があった

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    腸をキレイにしてくれる」というイメージのある食物繊維。

    しかし、一口に食物繊維といっても、水溶性と不溶性の2タイプがあり、それぞれ働きが違います。

    今回は”六番目の栄養素”と言われるようになった食物繊維について書いていきます。

     

    昔は不要なものだと考えられていた

    今でさえ健康のために摂った方がいいとされ、国も摂取目標量を設定している食物繊維ですが、実は昔は人間にとって必要なものだとは考えられていませんでした。

    それどころか、「しょせんは食べ物のカス。必要な栄養素さえも出してしまうもの」ということで、どちらかというと摂らない方がいいという捉え方がされていました。

    しかし、1970年代にイギリスの研究者がアフリカ人を調査したところ、アフリカの人はヨーロッパの人に比べて大腸がんが極端に少ないことを突き止め、その理由が食物繊維の摂取量の差にあるのではないかと考えられるようになります。

    この研究を皮切りに、食物繊維の研究が進められ、それまでの説が180度逆転するかたちで、食物繊維の有用性が認められるようになったのです。

    今日では”第六の栄養素“とまで言われる確固たる地位を得るに至りました。

     

    食物繊維には2タイプある

    食物繊維には2つの種類があります。

    水溶性食物繊維

    水溶性食物繊維は、水に溶けるタイプの食物繊維で、ペクチン、グルコマンナン、イヌリンなど、いろんなものがあり、果物やコンニャク、昆布やワカメなどに多く含まれます。

    水溶性食物繊維はその粘着性により、胃腸内をゆっくりと移動します。

    これにより、満腹感が持続します。

    さらに、糖質の吸収も緩やかになり、食後に急に血糖値が上がることを防いでくれます(参考:食後の血糖値上昇についてはこちら)。

    コレステロールの排泄を促す効果も。

    また、これは不溶性もそうですが、腸内細菌のエサになり、腸内環境を整えることに一役買ってくれます。

     

    不溶性食物繊維

    不溶性食物繊維は水分を吸って膨らむという特徴があります。

    腸の中で膨らむことにより、腸の壁を押して刺激を与えます。

    腸はこの刺激が引き金となり、蠕動(ぜんどう)運動という、ミミズがうねるような運動を起こし、これによって排便が促されます

    よって、サプリメントなどで不溶性の食物繊維を補う時は水分も同時にしっかりと補給することが大事です。

     

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    バランス良く摂ろう

    このように、同じ食物繊維でも、水溶性と不溶性とではそれぞれ働きが異なります。

    どちらかに偏ることなく、バランス良く摂ることがポイントです。

    前回の腸のケアのエントリでも書いたように、現代の食生活ではとにかく食物繊維が不足しており、食事だけで補うことがかなり困難です。

    多くの日本人が望ましい量の半分以下しか摂取できていないと言っていいでしょう。

    これを補うためにサプリメントは有効ですが、その際に気をつけて欲しいのは水溶性と不溶性のバランスです。

    どちらかしか入っていないものもあるため、そのあたりは専門家の意見を聞いてみるのがいいと思います。

     

    まとめ

    不足しがちな食物繊維ですが、体にとってうれしい効果がたくさんあります。

    健康も美容も、まずは腸から。

    ぜひしっかりと摂るようにしましょう。

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  • 知らないと1日3回損をする?僕が白米を食べない理由を話します

    知らないと1日3回損をする?僕が白米を食べない理由を話します

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    こんにちは。管理栄養士の圓尾(まるお)です。

    (初めての方は自己紹介をご覧ください)

     

    日本人の主食であるお米

     

    一般的には白い白米が食べられていると思いますが、

    玄米を食べている人もいます。

     

    ちなみに、僕は白米でも玄米でもなく、

    五分搗き米というものを食べています

     

    玄米って何だか身体に良さそうだけど、

    本当のところはどうなの?

     

    と疑問に思っている方も多いですよね。

     

    そこで今回は、

    白米や玄米による栄養価の違いと

    健康効果をお伝えしたいと思います。

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    白米を食べるのはもったいない?精米されるデメリットとは

    白米というのは、

    玄米を精米したものです。

     

    これによって削ぎ落とされているものがあります。

     

    それが、糠と胚芽です。

    そして、この中には

    たくさんのビタミンやミネラルが含まれているのです。

     

    ビタミンやミネラルはなぜ必要?

    人間が生きている状態は、

    よく歯車に例えられます

     

    健康な状態というのは、

    歯車がきちんと咬み合い、

    スムーズに回って動いている状態。

     

    そのためには、

    ①歯車自体が丈夫でしっかりしていること

    ②歯車を動かす燃料が十分に供給されていること

    ③歯車が錆びないように動くための潤滑油があること

    の3つが鍵になります。

     

     

    このうち、潤滑油の働きをするのが、

    ビタミンとミネラルという栄養素です。

     

    しかし、現代の食生活は

    このビタミンとミネラルが不足しやすい状況にあります。

     

     

    つまり、白米を食べるということは、

    せっかくのビタミンとミネラルの摂取の機会を

    逃してしまうことになるのです。

    未精製食品を選ぼう

    そこで積極的にとりたいのが、

    精製されていない未精製の食品です。

     

    先ほどお話したように、

    お米は白米にまで精製されると、

    もともと米に含まれていたビタミンやミネラルが

    かなりの部分削ぎ落とされてしまっています。

     

    他にも、砂糖も同様で、

    白砂糖は精製される過程で

    ビタミンとミネラルが除去されてしまっています。

     

    それに比べて精製されていないきび砂糖や黒砂糖には

    豊富なビタミンとミネラルが含まれています。

     

    それぞれ、どれぐらい差があるのかを

    比較して見てみましょう。

     

    K Ca Mg 亜鉛 B1 B6 葉酸 食物繊維
    玄米 95 7 49 0.6 0.8 0.16 0.21 10 1.4
    白米 29 3 7 0.1 0.6 0.02 0.02 3 0.3
    黒砂糖 1100 240 31 4.7 0.5 0.05 0.72 10 0
    白砂糖 2 1 0 0 0 0

    (K: カリウム、Ca: カルシウム、Mg: マグネシウム、

    B1とB6: それぞれビタミンB1とB6)

     

    いかがでしょうか。

     

    こうしてみると、

    精製された食品が未精製の食品に比べて

    際立って栄養価が低いことがわかるかと思います。

     

    玄米には白米の8倍のビタミンB1、

    5倍の食物繊維が含まれており、

    黒砂糖には白砂糖の240倍のカルシウムが

    含まれています。

     

    すべての栄養素の項目で

    未精製の食品が精製された食品を上回っています。

    自然のものにたっぷりと必要な栄養素が入っている

    日本人が日常的にお米を精製して

    白米の形で食べるようになったのは江戸時代になってから。

     

    見た目も美しく、食感もいいということで広まったのですが、

    同時に問題も起きてしまいました。

     

    それが”江戸患い“と呼ばれるもので、

    栄養価の低い白米を食べるようになったため、

    ビタミン不足から病気になる人が急増したのです。

     

    この原因はその後もなかなか解明されず、

    日清戦争、日露戦争の時代まで被害を及ぼすことになります。

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    白いものより茶色いものを選ぼう

    現代の食生活では、

    米以外にビタミンやミネラルを摂れるものを

    食べるようになったので、

     

    病気にまで発展することは稀ですが、

    野菜不足などでビタミンやミネラルが不足しており、

    体調が優れない原因になっています。

     

    そこで普段食べている白米を玄米や胚芽米に変えるだけで、

    手軽に不足しがたいな栄養素をとることができるようになります。

     

    普段使っている砂糖も、

    白いものではなく黒砂糖やきび砂糖を使うことで、

    摂れる栄養素を増やすことができます。

     

    パンも同様に、白いパンよりライ麦パンや全粒粉を使った

    茶色いパンの方が栄養価が高くなります。

     

    ビタミンとミネラルだけでなく、

    未精製食品は食物繊維も豊富です。

    上手に未精製食品を取り入れよう

    米では玄米が一番栄養価が高いのですが、

    いきなり100%玄米にすると人によっては食べにくかったり、

    消化しにくいために胃腸が弱い方などは適していない場合があります。

     

    また、鉄分などのミネラルの吸収が妨げられるとも言われ、

    貧血の方にはオススメされていません。

     

    そこで、僕は

    玄米と白米のちょうど中間に当たる五分搗き米を食べています。

     

    あとは玄米を白米と半分ずつなどで混ぜて使うという方法もあり、

    これも食べやすくなります。

     

    このように、

    自分なりにアレンジしてうまく取り入れるのがオススメです。

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  • 「太る」不安を撃退!血糖値を上げない低GI食のススメ

    「太る」不安を撃退!血糖値を上げない低GI食のススメ

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    こんにちは!管理栄養士のみずとです。

    今回は太ることについて書いてみようと思います。

     

    「人はなぜ太るか」

    その答えをご存知でしょうか。

    太るメカニズムを知っていれば、それを避けることができます。

    逆に誤って認識していると、太らないように努力しているつもりが、実は間違った努力だったということになってしまいます。

    一生涯太らない体を手に入れようと思ったら、まず「なぜ太るか」を押さえておく必要があります。

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    人が太る仕組み

    カロリー神話

    摂取したカロリーが増えてしまうと太るのではないかと思っている方も多いかもしれませんが、これは間違いです。

    これは、戦後の日本人の摂取カロリーの推移を見れば明らかです。

    1946年、戦後すぐの日本人の一日の平均摂取カロリーは1903kcal.

    その後上昇を続け、1970年が2210kcalでピークです。

    その後は下降していき、2010年には1849kcalまで下がっています。

    つまり、現代の日本人は食糧難で困っていた戦後すぐの日本人よりもカロリーを摂っていないのです。

    しかし肥満の人は?

    明らかに増えているわけですね。

    現代では男性の約3割、女性の約2割が肥満で、日本人の4人に1人は肥満という状態になっています。

    太るの原因がカロリーではないというのがこのデータからわかるかと思います。

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    犯人は糖質

    では人が太る原因は何なのか。

    それは、食べ物の中に含まれる糖質です。

    糖質が体の中に入るとどうなるかを簡単に説明します。

    1 糖質が吸収される

    糖質は消化され、グルコースとなったものが腸から吸収され、血中に運ばれます。

    これにより、血糖値が上昇します。

    2 インスリンが分泌される

    体はその上昇した血糖値を元に戻そうとする働きがあります。

    血糖値の上昇を感知したすい臓からインスリンという血糖値を下げるホルモンが分泌されます。

    3 脂肪が合成される

    このインスリンというホルモンには、血糖値を下げる働きとは別に、脂肪の合成を促す役割があります。

    こうして脂肪が合成され、それがたまっていくと肥満になるのです。

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    GI値という考え方

    インスリンは血糖値の上昇が大きいと、それだけたくさん分泌されます。

    そうすると、体脂肪の合成もより盛んになります。

    そして、この血糖値の上昇率は食べ物によって大きく変わってきます。

    たんぱく質や脂質はほとんどまったくと言っていいほど血糖値を上昇させません。

    ご飯、パン、麺、いも、砂糖などの炭水化物が血糖値を上昇させます。

    ただ、その中でも食品によって血糖値の上がりやすいものと上がりにくいものがあります。

    この食後の血糖値の上昇度合いを指標化したものがGI値(Glycemic Index)です。

    GI値が高いものを食べると、それだけ血糖値が急激に大きく上昇するので、インスリンが大量に分泌され、脂肪の合成が促されます。

    太らないように食べるには、なるべくGI値の低いものをとるのと、GI値を低く抑える工夫がポイントになってきます。

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    GI値を考えた食事

    1 低GIのものを食べる

    主食となる穀類、パン、麺類のGI値は以下のとおりです(100が最高)。

    精白米・・・81

    玄米・・・55

    食パン・・・91

    ライ麦パン・・・58

    うどん・・・85

    そば・・・54

    これからわかる通り、精製された真っ白い食べ物よりも、未精製の茶色い食べ物の方が血糖値を上げにくいです。

    2 食品の組み合わせ

    GI値の高いものを食べる時は、一緒に食べるものの組み合わせによっても血糖値の上昇具合が変わってきます。

    一緒に食物繊維の多いものを食べると、血糖値の上昇が抑えることができます。

    食事に野菜、豆類、海藻類を取り入れましょう。

    3 フルーツジュースよりも生のフルーツ

    市販のフルーツジュースは食物繊維が取り除かれていますし、血糖値も上昇しやすいです。

    生のフルーツであれば食物繊維はもちろん、ビタミンもたっぷりとることができます。

     

    まとめ

    炭水化物の過剰摂取は肥満につながります。

    ただ、今巷で流行っている「低炭水化物ダイエット」のやりすぎには注意が必要です。

    「インスリンを出さないために炭水化物を抜こう」というのはあまりオススメできません。

    短期間で効率よく痩せるにはいいかもしれませんが、継続するのは不可能に近いですし、健康的にも問題があるのではないかと思います。

    またそれについては改めて詳しく書きたいと思います。

    同じ炭水化物をとるのであれば、低GI値の未精製のものをとるようにしましょう!

     

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    【 参考 】管理栄養士が成分を分析!おすすめダイエットサプリメントランキング 

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  • 便利なだけで大丈夫?あなたの知らないカット野菜にまつわる3つの裏

    便利なだけで大丈夫?あなたの知らないカット野菜にまつわる3つの裏

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    コンビニやスーパーで売られているカット野菜の売れ行きが好調のようです。

    カット野菜、コンビニが拡充。増産へ国も補助(1月19日日経新聞朝刊より)

    忙しくて自炊している時間はないけど、野菜不足が気になる人が手軽に野菜を補えたり、単身者が使う量としてちょうどいい量が手に入るなど、メリットを感じる人が多いようです。

    【 参考 】 野菜から食べるだけでは間違い?食べ順ダイエットの落とし穴

     

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    セルフカットのススメ

    しかし、個人的にはカット野菜ではなく、普通の野菜を買ってきて自分でカットして使うのをオススメします。

    カット野菜を使う上でおさえておきたいポイントを3つ紹介します。

     

    鮮度が低い

    カット野菜はカットされた状態で袋詰めされ、出荷されているので、空気に触れる面が多くなり、鮮度が落ちやすい状態にあります。

    野菜は切り口から傷み始めるので、すでにカットされている野菜は悪くなるのが早いです。

    一方、普通の野菜を買ってきて自分で食べる直前にカットすると、鮮度は保たれるので、栄養価が高いのはもちろんですが、美味しさも全然違います。

     

    栄養価が低い

    カット野菜は出荷されるまでに、消毒を受けています。

    その消毒には”次亜塩素酸ナトリウム”という薬品が使われており、この薬品が入ったプールのような場所に野菜を漬け込んで消毒します

    次亜塩素酸ナトリウムは漂白剤にも使わており、あのプールの消毒液の臭いがするので、その後水でよく洗浄します。

    この過程で水に溶ける水溶性のビタミンなどはいくらか溶け出してしまいます。約3割ほどは抜けてしまうというデータも。

    また、もちろん次亜塩素酸ナトリウム自体の安全性は認められているので使用されているのですが、決して体にいいものではないでしょう。

     

    割高

    カット野菜は明らかに割高です。

    たとえば、キャベツのカット野菜で、某大手のコンビニでは150g100円で売られていますが、150gだと、1/4玉で足りるので、50円ぐらいで賄えます。

    にんじんだと80gで100円ですが、1本50円以下で買うこともできますよね。

    当然、加工に余分にコストがかかっているのでしょうがないですが、野菜を買って自分でカットした方が経済的です。

    一人暮らしだと余りがちなのですが、余ったものはピクルスにしたり、ナムルにしたり、そのまま生で野菜スティックにして食べたり、ジューサーでジュースにしてしまったりして、うまく使いきってしまいましょう!

     

    【参考】

    余った野菜で作る!野菜たっぷりお役立ちレシピ(NAVERまとめ)

    美味!自家製ピクルスの作り方

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    まとめ

    ここまでご紹介したように、確かにカット野菜は手軽で利便性が高いので、必要性に応じて取り入れるのはいいと思いますが、まったくまな板と包丁を使わずにカット野菜に頼り切りになるのは良くないんじゃないかと思います。

    栄養価の面からしても自分でカットした方がいいですし、美味しくいただけると思います。

     

    ちなみに、カット野菜については南清貴さんの本がわかりやすく、詳しく載っているので、もっと詳しく知りたい方はぜひ読んでみるといいと思います。

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  • カロリーゼロが体に悪いって本当?低カロリー飲料の罠に迫る

    カロリーゼロが体に悪いって本当?低カロリー飲料の罠に迫る

    「カロリーゼロ」というジュースの表示を見ると、「えっ、じゃあこれをいくら飲んでも太らないってこと?」と考えがちですが、そうではないということがわかってきています。

    アメリカでも、低カロリー飲料を好む人は食事量が増加するという研究結果が発表されています。

    今回は人工甘味料について解説していきます。

     

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    人工甘味料について

    カロリーゼロのからくり

    そもそも、どうして同じジュースでもカロリーのあるタイプとカロリーゼロのタイプがあるのでしょうか。

    これは砂糖が使われているかどうかの違いです。

    カロリーゼロの方で砂糖の代わりに何が使われているかというと、人工甘味料です。

    人工甘味料は、アスパルテームやスクラロースなど、いろんな種類がありますが、人工的に合成されたもので、カロリーはないけど、甘みを感じるというものです。

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    人工甘味料の罠

    たしかに人工甘味料のカロリーはゼロなのですが、見落としてはいけないポイントがいくつかあります。

    
    

    1 依存性が増す

    人は甘いものに対して依存性を持ってしまいます。

    つまり、甘いものを口にすると、もっと甘いものが欲しくなるのです。

    カロリーゼロだからといって気にせずにとっていると、甘いものがどんどん欲しくなり、結局砂糖の入ったものに手を出してしまいます。

     

    2 味覚が狂う

    人工甘味料は種類によって、砂糖の100倍から、ものによっては600倍という、とんでもない強さの甘みをもっています。

    これにより味覚が狂い、より甘いものへの依存性や中毒性が高まるといわれています。

    人工甘味料の甘さって独特の味がしますよね。

     

    3 安全性が疑問視されている

    そもそも、人工甘味料の使用が許されているのは、”現時点で安全性に問題がない”というだけです。

    まだ人工甘味料が使われ始めてからそれほどたっていないため、長期の影響に関しては未知数です。

    人工甘味料が人体にどのようにどんな影響を及ぼすかについてはまだまだ研究途中の状態にあります。

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    まとめ

    このように、知れば知るほど、人工甘味料にはメリットよりもデメリットの方が大きいことがわかります。

    もし、ダイエット目的でカロリーゼロ飲料を選んでいるとしたら、もしかしたら逆効果になっているかもしれません。

    甘いのにカロリーがないなんて、自然の摂理に反しますよね。

    やはり、甘いものはほどほどにした方が健康のためです。

     

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    【 参考 】ランチ後の眠気を撃退!仕事効率がグ〜ンとアップする5つの対策とは

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  • 腸から浄化してキレイになる!栄養のプロが教える腸内環境改善の方法

    腸から浄化してキレイになる!栄養のプロが教える腸内環境改善の方法

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    今日は人間の臓器の中でも大事な働きを担っている”腸”について書いてみます。

    実は、健康や美容を考える上で、腸は見過ごせない存在です。

    腸のコンディションを良好に保つことが健康・美容への第一歩になります。

     

    腸について

    栄養の吸収

    食べ物を食べた後、栄養素はほぼすべてが腸で吸収されます。

    胃は食べ物を一時ためておくところなので、胃がんなどで胃を取る人がいますが、それでも生きていくことはできます。

    しかし、腸がなくなると、栄養が吸収できなくなるので、生きていくことはできません。

    腸の内側の表面はニョロニョロした絨毛(じゅうもう)という突起に覆われています。

    そして、その突起の表面をよく見ると、さらに細かい毛のような突起がびっしり並んでいます。

    これにより、腸はその表面積を広くしていて、栄養をよりたくさん吸収できる構造になっています。

    腸を切り開いて真平らに伸ばすと、200㎡、テニスコート1面分にもなります。

     

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    腸は最大の免疫器官

    腸には栄養の吸収以外に重要な働きがあります。

    それが、”免疫器官としての働き“です。

    免疫とは、病気の原因になる細菌やウイルスから体を守る機能のことです。

    腸には体の免疫機能の実に60%が集まっています。

    体を守る兵隊の6割が腸に集中しているわけです。

     

    これはなぜかというと、

    腸というのは、栄養を吸収する場所だというお話はすでにしました。

    つまり、腸の中というのは体の中にありながら、実質、体の外の世界なのです。

    外界と体の中をつなぐ場所、それが腸です。

    しかし、それはともすると危険な場所であることを意味します。

    体にとって必要な栄養素は体の中に取り入れたいのですが、病気の原因になるウイルスなどは入れたくない。

    味方には入ってもらうが、敵には入ってほしくない。

    その理由から、腸は免疫機能が発達しているのです。

    腸内環境が悪くなると、免疫力が落ち、いろんな病気にかかりやすくなります。

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    大腸がんの増加

    そんな大事な腸ですが、日本人の腸は危機にさらされています。

    日本人の死因の1位はガンですが、その中でも多いのが大腸がんなのです。

    ガンによる死者数で、体の部位別でみると大腸がんは男性で三位、女性では一位です。

    しかもこの大腸がんによる死者数は急増しており、1958年では5千人弱だったのが、2009年には4万3千人と、ここ50年で10倍弱も増えています

    「大腸がん」と聞くと、肉食が多い欧米人に多そうなイメージですが、人口比で見ると、日本人の大腸がんの死亡率はドイツやフランスなどのヨーロッパ諸国と変わらないぐらいの水準にまで高くなっています。

    アメリカに至っては、日本より大腸がんの死亡率は低いです。

    アメリカでは日本とは逆に大腸がんの死亡率は低下しています。

    では、なぜ日本でこれほどまで大腸がんが増え続けているのでしょうか。

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    便秘

    その原因の一つが便秘だといわれています。

    その引き金が食生活の変化。

    日本人は古来より実に1000年以上もの間、米や野菜を中心とした食生活を営んできました。

    それがここたった50年で急激に欧米化してしまいました。

    その変化の一つが肉食です。

    肉食をすると、腸の中に悪玉の腸内細菌(ウェルシュ菌など)が増え、その細菌が作り出す体にとって好ましくない物質が腸から吸収され、さまざまな病気の原因になります。

    国立がん研究センターは2011年に、「肉を多く食べる人は大腸がんのリスクが高まる」という研究結果を発表しています。⇒リンクはこちらから

    日本人の腸は昔から消化に時間のかかる穀類や野菜を中心としてきた関係で、欧米人に比べ、腸が長くなったといいます。

    そんな長い腸で便秘になると、それだけ毒素も吸収されやすくなります。

    また、女性の場合は女性ホルモンの影響で水分が余計に吸収されるため、男性に比べて便秘になりやすいです。

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    便秘を防ぐ

    便秘を防ぐうえで効果があるのが”食物繊維の摂取”です。

    実は食物繊維は今でこそその有益性が認められていますが、以前はいくらとってもエネルギーにならないということで不要なものとされていました。

    しかし、今では体にとっていい働きをするということで、国も2000年から摂取目標量を設定しています。

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    食物繊維足りてる?

    日本人の食物繊維摂取量はこの60年で激減しています。

    1947年に28g/日だったのが、2008年で14g/日と、半分になっています。

    これも食の欧米化の影響です。

    現在、国は男性19g/日、女性17g/日という摂取目標量を定めています。

    しかし、これは現状として全然足りていないからという意味の、とりあえずの目標量で、本当は20g以上とったほうがいいという主張もされています。

    食物繊維と死亡率の関係を見ると、確実に死亡率が低下したのは24g摂取したときだというデータもあるので、今の日本人の14gというのはまったく足りていません。

     

    食物繊維の多い食べ物

    食物繊維は野菜、きのこ、海藻、未精製の穀類に多く含まれています。

    量を比べるために、「5gの食物繊維をとるためにはどれぐらい食べればいいのか」を紹介します。

    野菜

    ごぼう・・・100g(約1/2本)
    枝豆・・・100g(45さや分)
    ブロッコリー・・・100g
    じゃがいも・・・350g(3個分)
    にんじん・・・200g(2本分)

    きのこ

    しいたけ・・・130g(17本分)

    海藻

    乾燥わかめ・・・15g(わかめの味噌汁6杯分)
    乾燥ひじき・・・12g(ひじきの煮物一皿分)

    穀類

    玄米・・・350g(お茶碗2杯分)
    白米・・・1700g(お茶碗10杯分)
    ライ麦パン・・・100g
    食パン・・・200g(6枚切り4枚分)

     

    食物繊維を補うのは大変

    食物繊維の含有量が多いものでさえ、これだけ摂らないと一日20gはいかないです。

    食事で摂れない分は、サプリメントで補うのもオススメです。

    また、白米を玄米に変えるだけでも、同じ量で3倍の食物繊維がとれることになります。

    ただ、食物繊維を摂り過ぎると鉄分の吸収が妨げられるおそれがあるので、貧血の方は注意が必要です。

    様子を見ながら取り入れていきましょう。

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    乳酸菌

    乳酸菌をとって腸内環境を整えるのも有効です。

    乳酸菌というと、ヨーグルトを思い浮かべる方が多いかと思いますが、味噌や醤油などには植物性の乳酸菌が含まれており、これらも腸の強い味方になります。

    質のいいものを選びましょう。

     

    美容にもうれしい効果が

    女性には耳寄りな話ですが、腸内環境を整えると、健康だけでなく美容にもつながります

    腸内環境が肌のコンディションに大きな影響を及ぼします。

    “肌は内臓の鏡”と言われているぐらいなので、美容液などで外から働きかけるのと同時に、内側からもアプローチすると、さらに美肌になることができます。

    逆に便秘になると、悪玉の腸内細菌が有害物質を産生し、それが吸収されて肌にも悪影響を及ぼすので気をつけましょう。

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     腸をケアしよう

    今回の腸についてまとめてみました。

    腸にとって良くない食生活をしていると、便秘になったり、腸内環境が悪化し、健康にも美容にも良くない結果を生みます。

    ぜひ、体の中から健康に、キレイになりましょう。