タグ: 糖質制限

  • 圓尾式和ごはん塾「糖質制限は今すぐやめなさい」開催決定!

    圓尾式和ごはん塾「糖質制限は今すぐやめなさい」開催決定!

    こんにちは。

    管理栄養士の圓尾(まるお)です。

    初めての方は、こちらからどうぞ

     

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    「圓尾式和ごはん講座」の糖質制限編を8月に再度開催することにしました。

     

     

    周りの方からも要望の多かったテーマで、僕自身も強く伝えておきたい内容だったのでこのテーマを二回目に選びました。

    以下、その内容をご紹介します。

     


     

    “糖質が体に悪いって本当?”

     

    いま巷では、「糖質は体に悪い」「糖質は太る」「人間に糖質は必要ない」という話が聞かれます。

    これは本当でしょうか?

     

    本講座では、「糖質」という栄養素と人間との関係について徹底的に、そして分かりやすく解説していきます

     

    糖質という栄養素の特徴は何なのか?

    そして人間との歴史をひもとき、

    糖質を制限することによって起き得るリスク、さらには地球環境に与える影響までを見ていきます。

     

    二日目の【実践編】では「糖質との上手な付き合い方」ということで、

    血糖値を抑える食べ方を試食や実技を交えながら身につけていきます。

     

    糖質とハッピーな付き合い方ができるようになる

    というのが本講座のゴールです。

     

    糖質についてもやもやしている人も、この二日間の講座を受けることでもやが晴れ、

    糖質に関する情報に惑わされなくなりますよ。

    ※本講座はあくまで健康な方を対象にした内容になります。

     

    >>お申込みはこちらから

     

    講座内容

    座学編

    ・糖質ってどんな栄養素?

    ・人類、日本人と糖質の歴史を紐解く

    ・糖質制限にはどんな健康リスクがあるのか

    ・糖質制限が地球環境に与える影響

    ・糖質との上手な付き合い方を知ろう

     

    実践編

    ・美味しいごはんの炊き方(土鍋)

    ・分づき米の試食(朝日、五分づき米)

    ・血糖値を上げにくくする食べ方・レシピの紹介

    ・質問、雑談も

    ※ 実践レッスンは、試食がございます。

     

    備考

    ・本講座は座学と実践形式セットの2Days講座になります。

    ・講座のみの受講も可能ですが、実践レッスンとのセット受講をオススメいたします

     

    日時と場所

    座学編

    8月18日(土) @渋谷 11:15〜12:50

     

    実践編

    8月26日(日) @中目黒

    12:00〜14:00 → 残り1席

    16:00〜18:00 → 残り4席

    ※ お好きな時間を選んでご参加ください(先着順)

    ※※ 実践レッスンは場所の関係上、それぞれの時間帯で4名様ずつ。合計先着8名までとなります。

     

    受講料

    講座、レッスン二日参加で7,980円

    ※ 講座のみは5,000円

    ※※ キャンセル料は、開催日の二週間前以降は50%、一週間前以降は100%となります。

     

    お申込み

    こちらのフォーム(クリックで開きます)からお申込みください。

     

    皆さんのご参加お待ちしております!

  • ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」に出演しました!

    ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」に出演しました!

    こんにちは。

    管理栄養士の圓尾(まるお)です。

    初めての方は、こちらからどうぞ

     

    本日朝に放送されたニッポン放送のラジオ番組「飯田浩司のOK! Cozy up!」に出演させていただきました!

     

     

    ありがたいことにテレビの出演はたくさんさせていただいているのですが、何気に民放のラジオ番組への出演は初めてです。

     

    しかもしかも、何を隠そう、僕はこの番組のヘビーリスナーで、飯田さんがパーソナリティをされていた前の「ザ・ボイス」の時代からの大ファンで、もうかれこれ三年は聴いていると思います。

     

    なので、オファーをいただいたとき、ビックリして、まさか初めてのラジオ番組が自分がすっごく好きな番組ということで、本当に嬉しかったです!

     

     

    電話での出演でしたが、スマホの向こう側からいつもラジオで聴いている飯田さんと新行さんの声が聴こえてきて、それと自分が話しているという、なんだかふわふわして現実感がありませんでした…。もう感激です涙

     

    さて、お話の中では糖質の正しいとり方ということで、同じお米でも血糖値を上げにくく栄養価が豊富な分づき米のお話や、食べ方でどう工夫すれば血糖値を無駄に上げずに済むかということをお伝えしました。

     

    [blogcard url=”https://karada465b.minibird.jp/post-3699/”]

     

    短い時間だったので、ホントはもっと喋りたかったですが笑、このブログやYoutubeなどでも情報を発信しておりますので、良かったらぜひいろいろ参考にしてもらえたらと思います。

     

    こちらの番組はアーカイブがPodcastでも聴けますので、ぜひぜひ聴いてみてください。

     

    ◎「飯田浩司のOK! Cozy up!」 Podcastはこちらから

     

  • 8人に1人が該当 糖質制限ダイエットの危険性 腎機能低下につながる恐れあり

    8人に1人が該当 糖質制限ダイエットの危険性 腎機能低下につながる恐れあり

    こんにちは。

    糖質制限ダイエットに警鐘を鳴らす管理栄養士の圓尾(まるお)です。

    初めての方は、こちらからどうぞ

     

    前回の記事にかなりの反響をいただきました。

    [blogcard url=”https://karada465b.minibird.jp/post-6075/”]

     

    糖質制限ダイエットに関して「本当のところはどうなの?」と気になっている方が多いようです。

     

    僕の中ではすでに終わった食事法なのですが、

    世の中的にはまだまだ実践している人が多く、ブームを通り越して定着した感じすらあります。

     

    今回の記事でも糖質制限ダイエットの危険性を、

    前回ご紹介した食物繊維不足につながること以外の角度から述べてみたいと思います。

     

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    8人に1人が該当 糖質制限ダイエットの危険性 腎機能低下につながる恐れあり

    人間がエネルギーにしている3つの栄養素

    まず、栄養学の基礎的な知識の確認からお付き合いください。

     

    人間は食べものを食べ、そこから生きる糧であるカロリーを得ています。

     

    歩いたり運動をしたりして体を動かすためにもカロリー(エネルギー)は必要ですし、

    体を動かしていなくても、ボーッと寝ているだけでも脳も働いていれば、心臓を動かしたり呼吸をしたりしているので、やはりカロリーが必要です。

     

    で、食べものの中のどの成分からエネルギーを得ているかというと、3つしかありません

     

    それが、「糖質」「たんぱく質」「脂質」。この3つです。

    これを三大栄養素といいます。

     

    で、この中でたんぱく質だけが持っている特徴があります。

     

    それは、構造の中に窒素が含まれていることです。

     

    このたんぱく質には窒素が含まれているということが後でも出てきますので、覚えておいてください。

     

    多くのエネルギーを糖質に頼っている

    さて、人間は「糖質」「たんぱく質」「脂質」の3つからエネルギーを得ているわけですが、

    どの栄養素からどれぐらいエネルギーを得ているのか、という割合のことをPFC比率といいます。

     

    このPFCとは、Protein(たんぱく質)のP、Fat(脂質)のF、Carbohydrate(炭水化物)の頭文字です。

    炭水化物と糖質では意味するところが異なりますが、ここでは便宜上同じものと考えてもらって構いません

     

    そして平均的な日本人の場合、このPFC比率は現在、

    P: 15%、F: 25%、C: 60% となっています。

     

    つまり、一日に摂取するエネルギーのうち、僕たちはその15%をたんぱく質で、25%を脂質で、60%を糖質でまかなっているわけです。

     

    かなりの部分を糖質に頼っており、たんぱく質はそれに比べると随分少ないのが分かります。

     

    なので、仮に糖質制限をして同じだけのカロリーを得ようとすると、

    必然的にたんぱく質と脂質の摂取量を増やして糖質の穴埋めをすることになります。

     

    そしてこのことが大きな問題を生んでしまうのです。

     

    高タンパク質食によって腎機能が低下する

    それが、次の問題です。

     

    高タンパク質食は、腎機能の低下と明らかな関連がみられた。

    (ハーバード大学が実施した女性1624人を対象にしたNurse’s Health Studyより)

     

    糖質を減らすと、必然的にたんぱく質の摂取量が増え、高タンパク質食になります。

    そしてそのことにより、腎機能の低下が引き起こされたというのです。

     

    腎臓といえば、肝臓と並んで”肝腎要(かんじんかなめ)“と表現されるように、まさに体にとって要となる重要な場所。

     

    腎臓はいわばフィルターが入ったろ過装置。汚れた血液を綺麗にしてくれるところです。

     

    もし腎臓の機能が失われて機能しなくなると、人工透析といって、腕の血管に管を通し、一度血液を体外に出して人工的な機械のフィルターでろ過して再び体内に戻すという治療を一生受け続けないと死んでしまいます

     

    腎機能が低下してしまうというのはとんでもないデメリットです。

     

    たんぱく質は窒素を出し、腎臓を痛めつける

    ではどうしてたんぱく質を多くとると腎臓の機能が低下してしまうのでしょうか。

     

    これには、冒頭で触れた、人間がエネルギー源としている三大栄養素の中でたんぱく質だけが持っている特徴が関係しています。

     

    そう、構造の中に窒素が含まれていることでした。

     

    たんぱく質を燃やしてエネルギーに変えたとき、体はこの窒素の処理にわずらわされるのです。

     

    これが腎臓に余計な負担をかけることにより、腎機能が低下しているのではないかと考えられます。

     

    それに対して糖質や脂質はクリーンな栄養素なので、燃やしても余計なゴミが出ません。

     

    たとえるならたんぱく質はガソリン車のようなもので、走ると二酸化炭素を排出して環境を破壊しますが、

    糖質や脂質は電気自動車のように、走っても空気を汚さないという具合です。

     

     

    その中でも糖質はもっとも優良なエネルギー源であることを人体の構造が物語っています。

     

    体内には「糖質」「たんぱく質」「脂質」をそれぞれ消化して分解し、エネルギーを生み出せるような形に変えるための消化酵素が別々に存在しています。

     

    そのうち、糖質を分解する消化酵素であるアミラーゼ唾液の中に含まれています

    他のたんぱく質や脂質を分解する酵素は胃に入ったあと、胃や腸の中で初めて分泌されます

     

    つまり、人間の体は糖質だけは口に食べものが入ったその瞬間から真っ先に消化分解して、一刻も早くエネルギーに変えるための仕組みが備わっているのです。

     

    それほど糖質は効率の良いエネルギー源であり、すぐに利用できる優れた栄養素であると言えます。

     

     意外に多い慢性腎臓病患者

    「高タンパク質食によって腎機能が低下する」という結果を紹介しましたが、一つ付け加えることがあります。

     

    それは、腎機能が低下したのは、「すでに腎機能が低下していた人に限っていた」ということです。

     

    もとから腎機能に問題がなく、正常な人は高タンパク質食をとっても腎機能に影響がありませんでした

     

    こう聞くと、「な〜んだ。じゃあ健康な人は別にたんぱく質を多くとっても問題がないのではないか」と思うかもしれませんが、

    腎機能が低下している人は、実はものすごく多いのです。

     

    その数は1330万人いるとされ、成人の8人に1人はCKD(慢性腎臓病)という状態に陥っていることがわかっています(出典:日本腎臓学会 CKD診療ガイド2012)。

     

    これはすでに腎臓の病気と診断されるレベルの人がこれだけいるということなので、そこまでいかなくても腎機能が低下気味の人までいれるともっと多い数になるかと思います。

     

    そして腎機能というのは少しぐらい低下しても、さしたる自覚症状としては現れないので気がつきません。

     

    さらに進行して腎不全にまで至ると、腎臓移植以外の回復は不可能になります。取り返しがつきません。

     

    果たして、糖質制限ダイエットを実践している人の中で、実践する前に腎機能の検査を受けている人がどれだけいるでしょうか。

     

    こういうことを考えないまま、安易に糖質を制限してその分肉、卵、乳製品などで高タンパク質な食事をすることの危険性を知っておく必要があるでしょう。

     

     

    ちなみに、もう一点だけ付け加えておくと、

    高タンパク質食は腎機能を低下させたのですが、

    同じたんぱく質でも腎機能に影響しなかったたんぱく質があります。

     

    それが、大豆などに含まれる植物性のたんぱく質です。

    なぜか植物性のたんぱく質だけはたくさんとっても腎機能を低下させるようなことはなかったといいます。不思議な話です。

     

    そういうこともあって、僕は筋トレ後のプロテイン摂取には動物性のホエイプロテインではなく、

    麻の実からとれるヘンププロテインを豆乳に溶いて飲むようにしています。

    [blogcard url=”https://karada465b.minibird.jp/post-5603/”]

     

    これでしたら腎臓に負担をかける心配がありません。

     

    まとめ

    今回は糖質制限ダイエットによってたんぱく質の摂取量が増えることにより、腎機能を損なうリスクがあることについてお話いたしました。

     

    ここまでをちゃんと理解すると、糖質制限ダイエットがいかにリスクをはらんだ食事法であるかがハッキリと見えてきます。

     

    皆さん、安心してモリモリごはんを食べましょう

     

     

    しかし、

    そういったリスクがあったとしても、手軽にしっかり痩せられる糖質制限ダイエットはやはり魅力的に思える」という方もいるかもしれません。

     

    そこで次回は、果たして糖質制限ダイエットは他のダイエット法より痩せられるのか?ということについて書いてみたいと思います。

     

    最後までお読みいただき、ありがとうございました。

  • 「白米をやめなさい」は半分合ってて、半分間違ってる 糖質制限の呪縛から解き放たれよう

    「白米をやめなさい」は半分合ってて、半分間違ってる 糖質制限の呪縛から解き放たれよう

     

     

    白米をやめなさい」という文章、

    本のタイトルやネット記事の題名でよく目にしませんか?

     

    あれは半分合っていて半分間違っています

     

    「白米をやめて、その分肉や野菜を食べなさい」

    これは間違い。

     

    白米をやめて、その分玄米や分つき米、雑穀を食べなさい

    これが正解です

     

    つまり、糖質制限的な意味合いでの白米をやめろは間違いで、

    精製糖質を制限して複合糖質をとりなさいが正しいのです。

     

    今回は、ただ単に糖質制限として白米を食べないことのデメリットについてご紹介したいと思います。

     

    管理栄養士 圓尾のプロフィールはこちらから

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    「白米をやめなさい」は半分合ってて、半分間違ってる

    日本に食物繊維が足りない

    いま、日本人に食物繊維が不足しています。

     

    かつて1955年(昭和30年)に20g以上とっていた食物繊維を

    いま私たちは14gぐらいしかとれていません

     

    ちなみに食事摂取基準、つまり国の目標量も男性が20g、女性が18gと設定されており、

    やはり足りていません。

     

    食物繊維は言うまでもなく健康や美容の維持増進に必要不可欠な栄養素で、

    肥満防止、糖尿病予防、腸内環境改善など数多のメリットを持っています。

     

    [blogcard url=”https://karada465b.minibird.jp/post-4560/”]

     

    なので、食物繊維摂取量を今以上に増やしていかないといけないのですが、

    その前にいまの現状を見てみましょう。

     

    まず知ってほしい日本人の食物繊維摂取の現状

    目標とする量に達していないものの、

    日本人がどんな食べものから食物繊維をとっていると思いますか?

     

    ぜひ、ちょっと考えてみてください。

     

     

    野菜?果物?

     

    いえ、違います。

     

     

    実は、日本人はすべての食べもののうち、もっとも食物繊維の摂取源としているのは白米なのです

    以下、二位が食パン、三位がキャベツです。

    (出典:日本食物繊維研究会誌;3,1,25-32,1999)

     

    本論からズレますが、五位が味噌というのもおもしろいです。味噌の食物繊維あなどれない!

     

    つまり、

    日本人は目標量に達していないながらも、食物繊維をとる拠り所としているのが他ならぬ白米なのです。

     

     

    この結果、意外ではありませんでしたか?

     

    白米から一番食物繊維をとっているといっても、白米に含まれる食物繊維は決して多くありません

    お茶碗一杯(150g)のごはんの中に含まれる食物繊維の量は、わずか0.8gです。

     

    比較としていくつか紹介すると、

    納豆1パックに含まれる食物繊維は2.3g

    ほうれん草のお浸し一人前で2.8g

    りんご半分の中には2.1gの食物繊維が含まれています。

     

    他の食べものに比べると、白米に含まれる食物繊維の量は少ないです。

     

    なのに、日本人は白米から一番食物繊維をとっている。

     

    その理由は白米が主食だからです。

    毎日毎食のようにごはんを食べているからこそ、白米が最たる食物繊維摂取源の地位に君臨できているのです。

     

    いま白米をやめて糖質制限をしたら食物繊維不足に拍車がかかる

    さて、ここまでお読みになった方は、なぜ「白米をやめなさい」が半分間違っているかお分かりでしょう。

     

    そう、この現状で白米をやめたら、ただでさえ少ない食物繊維がさらに減ってしまうからです。

     

    ましてや、「白米をやめてその分肉を食べよう」なんていうのはとんでもないことです。

    肉には食物繊維は含まれていません。ゼロです。

     

    老婆心ながら忠告しておくと、それでも糖質制限をしたいという方は、メチャメチャ意識して豆、野菜、海藻、きのこ、果物などで食物繊維を摂取されたほうが良いかと思います。

    もちろん、これは食物繊維という栄養素に限ったことで、他の栄養素に関して生じるアンバランスについてはここでは論じませんが…。

     

    白米にとって変えるべきは分つき米

    さて、それでは次に「白米をやめなさい」が半分合っているという部分についてお話したいと思います。

     

    これはどういう意味かというと、「白米をやめてより食物繊維含有量の多い穀物に変えなさい」ということです。

     

    これが日本人が食物繊維の摂取量をもっとも簡単に増やす方法です。

     

    すなわち、いつも食べている白米をやめて、玄米や分つき米、麦や雑穀などにする、混ぜるということ。

     

    こうすることでいとも簡単に食物繊維の摂取量をグンと増やすことができます

     

    野菜を一品増やさなくていい、

    高い果物を買ってこなくていい、

    食物繊維のサプリメントをとらなくていい、

     

    ただ毎日食べている白米を他のものに変えればいいだけなのです。

    (もちろん、野菜や果物もとれればそれに越したことはありませんが)

     

    で、どれに変えるのが一番いいというわけではありませんが、

    僕がもっともオススメするものが「分つき米」です。

     

    分つき米に関してはこのブログでも散々記事を書いてきましたし、

    『一日の終わりに地味だけど「ほっとする」食べ方』にも書かせていただきましたが、

     

    白米と同じ値段で買えて、白米と同じように炊けて、食味も白米と遜色ないぐらい美味しいのが分つき米です。

     

    リンクを貼っておきますので、良かったらお目通しください。

    [blogcard url=”https://karada465b.minibird.jp/post-3699/”]

     

    お米の食物繊維は野菜や果物では代替できない

    最後におまけにもう一つ、耳寄りな情報を。

     

    先ほど、お米を制限するなら、野菜や果物で食物繊維を補う必要があると言いましたが、

    実はお米の食物繊維は野菜などでは代替できません

     

    それは次のような研究結果があるからです。

     

    野菜や果物から食物繊維をとるよりも、穀物から食物繊維をとったほうが糖尿病のリスクが減る

    (出典:Eur. J. Epidemiol.; 29,2,79-88, 2014)

     

     

    なぜこんなことが起きるのか。

     

    それは、一口に食物繊維といっても、色んな種類の食物繊維があって、

    穀物に含まれる食物繊維と野菜や果物に含まれる食物繊維では種類が違うからではないかと思います。

     

    食物繊維には水に溶ける水溶性と溶けない不溶性があり、

    それぞれもまたいくつか種類があるのです。

     

    穀物に含まれる食物繊維と野菜に含まれる食物繊維は違いますし、

    海藻やきのこに含まれる食物繊維もそれぞれ異なります。

     

    今回紹介した研究では特に穀物に含まれる食物繊維に焦点が当てられていましたが、

    他の食品群によっても、また体に与えるメリットは異なると考えられます。

     

    それを考えると、「まごわやさしい」食事法は非常に理にかなっているわけですね。

    [blogcard url=”https://karada465b.minibird.jp/post-2727/”]

     

    う〜ん、素晴らしい。

     

    まとめ

    日本人がもっとも多く食物繊維摂を摂取している源であるごはんを食べなくする糖質制限ダイエットは、さらなる食物繊維不足を招きます。

     

    白米を分つき米に替え、手軽に賢く食物繊維摂取量を増やしましょう。

  • 第四回『いろは食道』〜日本の調味料 砂糖編〜 を開催しました!

    第四回『いろは食道』〜日本の調味料 砂糖編〜 を開催しました!

    こんにちは。フリーランス管理栄養士の圓尾(まるお)です。

    (はじめての方は、こちらからどうぞ

     

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    和食の基本(いろは)が知れて、体験できて、身に付く場所「いろは食道」。

    (参考: いろは食道とはどんなイベント?

     

    九月二十五日(日)に、第四回目「日本の調味料 砂糖編」を開催しました。

     

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    第四回『いろは食道』〜日本の調味料 砂糖編〜 を開催しました!

    「砂糖」って、なんだか最近嫌われすぎてはいませんか?

     

    「シュガーフリー」「悪魔の白い粉」「糖質制限」…。

     

    でも、砂糖って、本当にそんなに悪いもの?

     

     

    今回のイベントでは砂糖の歴史や製法、種類の違いなどから、

     

    人工甘味料について、そして砂糖との上手な付き合い方までをご紹介させていただきました。

     

     

    甘味料九種類を味比べ!

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    知識だけじゃなくて、実際に味わってみないと体験として残らない。

    ということで、天然の甘味料九種類を食べ比べしました。

     

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    同じ”甘み”でも、原材料や製法が違うと、香りや風味も千差万別です。

     

    特に、沖縄の前田憲章さんが作られた”純黒糖”は農薬や化学肥料を使わず、独自の栽培法と製法で作られた貴重な黒糖。

    大人気で、皆さん「…うまいっ!」と驚きの声をあげていらっしゃいました。

     

    沖縄取材報告はこちら↓

    [blogcard url=”https://karada465b.minibird.jp/post-4308/”]

     

    サトウキビを割ってかじる

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    沖縄から直送してもらったサトウキビを割り、かじって自然の甘みを感じてもらいました。

     

    繊維質のサトウキビをかじると、じわ〜っと甘みが来て、「スゴ〜い」と歓声があがります。

     

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    サトウキビの皮を剥ぐのがなかなか大変…。

     

    果たして砂糖は悪者か

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    今回、イベントをやるに当たり、改めて砂糖について調べましたが、

    僕の中での結論は、「砂糖は決して悪者ではない」ということです。

     

    もちろん、自然のものとはいえ、人間の手によって甘味成分だけを凝縮したものなので、とりすぎは良くないですが、

     

    甘味は楽しみや安らぎ、癒やしを与えてくれます。

     

    同じ砂糖でも、精製されたものではなく、ミネラルなどの不純物を含んだ砂糖を使うこと。

     

    人工甘味料はなるべく遠ざけること。

     

    自分で制御できないぐらいになるまで甘いものを食べないこと。

     

     

    そんな、ほんのちょっとしたことで僕たちはもっと砂糖とうまく付き合えるようになります

     

    甘味のない世界よりも、彩りとして甘味がある生活の方が、僕は好きです。

     

     

    まとめ

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    最後は、みんなでいろはポーズ(ほっぺに”和(輪)”の形を作ります)。

     

    今回から、いろは食道にスタッフとして加わってくれた方がいます

     

    その方は、川村さんという女性なのですが、

    なんと、第一回目から毎回京都から新幹線で参加してくださっている方なのです。

     

    僕たちのいろは食道の趣旨に賛同してくださって「手伝いたいです」と。

    僕たちの思いがこうやって届いているということが、とても嬉しく思います。

     

    いろは食道も、これからどんどん新しいステージを目指して活動していきます

    皆さんにも応援していただけると心強いです。

     

     

    これまでも、いろは食道では、「出汁の会」「お米の会」「発酵の会」などを行ってきました(詳細はこちらのページ下部から)。

     

    飲食店、企業、学校などなど、全国出張もしますので、開催のご希望がございましたら、お気軽にお問合わせくださいませ

     

    次回は、十二月十八日の開催です。

    お味噌作りを企画しています(自分で作った味噌をお持ち帰りいただけます!)ので、ぜひ今から予定を空けておいてくださいね^^

     

    また詳細が決まりましたら、こちらのブログでもお知らせいたします。

  • 飽和脂肪酸は体に悪い!アメリカの三十年間の研究で裏付け

    飽和脂肪酸は体に悪い!アメリカの三十年間の研究で裏付け

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    “油”というと、皆さんはどんなイメージを持っていますか?

     

    「身体に悪そう」「太りそう」などなど、

    いろいろあると思いますが、油も立派な栄養素で、身体が必要としている成分です。

     

    しかし、大事なのはその種類

    とりすぎが心配な油には注意しないといけません。

     

    その一つが飽和脂肪酸と呼ばれる、バターや肉の油に多く含まれている油です。

     

    飽和脂肪酸は前から身体に良くないと言われてきましたが、

    このたびアメリカで行われた研究によって、それがさらに確かめられました。

     

    今回はその研究結果をご紹介し、体に悪い油をとらないようにする工夫をお伝えしたいと思います。

     

    (初めての方は、こちらからどうぞ

     

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    飽和脂肪酸は体に悪い!アメリカの三十年間の研究で裏付け

    まず、今回の研究結果のニュースの内容がこちらです。

     

    飽和脂肪酸は体に悪い、30年間の調査で裏付け 米研究 – AFP

     

    この十二万人以上を対象にした研究の結果で、注目すべきは次の部分です。

     今回の研究における重要な発見の一つは、飽和脂肪酸やトランス脂肪酸をより多く摂取している人ほど、同量のカロリーを炭水化物から摂取している人に比べて、死亡率が高くなることだ。

     

    つまり、同じカロリーをとるなら、飽和脂肪酸やトランス脂肪酸からとるよりも、炭水化物からとったほうが長生きできました、ということです。

     

    (過去にトランス脂肪酸について書いた記事もありますので、こちらもご参考に)

    [blogcard url=”https://karada465b.minibird.jp/post-1113/”]

     

    糖質制限という食事法が流行っていますが、

    糖質を制限した結果、そのしわ寄せで飽和脂肪酸やトランス脂肪酸の摂取が増えることもあります

     

    今回の研究結果は、こういった栄養バランスのいびつさを招くような食事法に警鐘を鳴らすものでもあるのです。

     

    普段の食事を和食にすれば、飽和脂肪酸の摂取量は減らせる

    さて、そんな飽和脂肪酸ですが、

    どんな食事をしていると、たくさんとってしまうことになるのでしょうか。

     

    実は、簡単に飽和脂肪酸の摂取を減らす方法が一つあります。

     

    それが、和食を食べることです。

     

    和食にするだけで、飽和脂肪酸の摂取量を圧倒的に減らすことができます。

     

     

    洋食と和食で飽和脂肪酸の量を比べてみた

    一つ試みに、典型的な洋食と和食の献立の飽和脂肪酸量を比べてみましょう。

     

    洋食に含まれる飽和脂肪酸

    今回は、洋食の献立例として、次の組み合わせで考えてみます。

     

    • フランスパン
    • コーンポタージュ
    • ハンバーグ(グラッセ添え)
    • 野菜サラダ(オリーブオイルをドレッシングに)

    この献立に含まれる飽和脂肪酸をざっくり計算すると、17.2gとなります。

     

    和食に含まれる飽和脂肪酸量

    次に、和食の献立として、次のものを設定します。

     

    • ごはん
    • 納豆
    • なすとみょうがの味噌汁
    • オクラのお浸し
    • ひじきの煮物(油揚げ入り)

    これでまた計算すると、含まれる飽和脂肪酸量は、たったの3.3g.

     

    さきほどの洋食の17.2gと比べて、約六分の一という少なさです。

     

    と、このように洋食と和食では洋食の方が飽和脂肪酸が多い傾向にあるということを覚えておきましょう。

     

    ちなみに。

     

    今回洋食の方はフランスパンを入れた献立で考えましたが、

    フランスパンにはほとんど飽和脂肪酸は含まれていません。

     

    これを糖質制限だといって、パンを食べずにおかずを増やすと、

    その分飽和脂肪酸の摂取量がさらに増える可能性があることを付け加えておきます。

     

    まとめ

    昔の日本人(戦前、さらには明治維新前)の飽和脂肪酸の摂取量は今の日本人に比べてものすごく少なかったです。

     

    飽和脂肪酸の摂取量とともに増えたのが、肥満や生活習慣病などの問題。

     

    なるべく日常食の中で和食、日本の伝統食を意識して食べるようにするだけでも、大きな健康効果が期待できます。